多様な環境で自分らしさを育む|早稲田渋谷シンガポール校の新入生が語る高校生活 PR

高校選びは人生の中でも大切な選択のひとつ。もしこれから高校を選ぶとするなら、ただ勉強するだけでなく成長できる学校を選びませんか?
早稲田渋谷シンガポール校では多様な生徒が集まる教育環境のもと、学業はもちろん学外学習や寮生活を通して、多方面で成長することができます。今回SingaLife編集部は、今年4月にこの学校に入学したフレッシュな新1年生にインタビューしてきました。普段はなかなか聞けない生徒のリアルな声をお届けします!
早稲田渋谷シンガポール校とは?

早稲田渋谷シンガポール校(愛称:ワセシブ)は、シンガポールのウエストコーストに1991年に設立された高校です。シンガポールの地で、世界各地から集まってきた生徒たちに日本の高等学校段階の教育を提供しています。
日本の文部科学省が作成した「学習指導要領」の基準に沿って学習カリキュラムは作られていますが、海外の学校であることも考慮し、英語学習にも力を入れているのが特長です。
グローバルリーダーの育成に重点を置く早稲田大学、海外での教育経験を長年培ってきた渋谷教育学園の両者の特性が融合して生まれた早稲田渋谷シンガポール校では、「『自調自考』の力を伸ばす」「倫理観を正しく育てる」「国際人としての資質を養う」の教育目標を掲げ、グローバルな視野をもって活躍できる生徒を育成しています。
充実の校内施設
生徒が安心して快適に学び、生活できるよう、校内にはさまざまな施設が整っています。今回はその中から一部をご紹介します。
教室 |

黒板や木製の机・椅子が並ぶ教室は、どこか懐かしい雰囲気。慣れ親しんだ学習環境の中で、生徒は勉強に集中することができます。
寮 |


左の写真は女子寮の個室。寮は男女ともに全室個室で、プライバシーがしっかりと守られています。友人との時間も大切にしながら、自分だけの時間も大事にしたい人にぴったりの暮らしです。
寮には洗濯機が備え付けられており、洗濯はスタッフによる週2回の洗濯サービスが設けられていますが、各自で行うこともできます。日々の生活の中で、自立した生活習慣を身につけることができるのも寮ならではの良さです。
食堂 |


食事は生活の中で重要な要素の一つです。平日は日替わりの日本食が1日3食提供されており、お米はすべて日本米を使用しています。シンガポールにいながらおいしい日本食を味わえることが、生徒にとって大きな心の支えとなっています。デザートはなんと160種類以上!値段もリーズナブルで休み時間になると多くの生徒がやってきます。
新入生にインタビュー!
今回、SingaLife編集部では、今年4月に入学したばかりのフレッシュな新入生3名にインタビューを行いました。こちらの3名が今回お話を聞かせてくれた生徒のみなさんです。

◉望月來実さん

寮生、留学生枠で入学
◉小正創太郎さん

自宅生、バレー部に所属
◉渡邉聖斗さん

寮生、テニス部・クッキング部に所属
新入生それぞれの第一歩
🔹入学前、この学校にどんなイメージを持っていましたか? 実際に入学してみて、どう感じましたか?
小正:グローバルな雰囲気の学校というイメージを持っていました。実際、さまざまな出身地の生徒が集まっていて、毎日刺激を受けています。
渡邉:英語を使う環境があり、多様性のある学校だと思って入学しました。現地の人と交流する機会もあって新鮮でした。
🔹入学して最初の頃、印象に残っている出来事はありますか?
望月・小正:入学してすぐに開催された球技大会が印象に残っています。海外生活の経験がある元気な生徒が多く、全体的にとても活気がありました。
渡邉:特定の出来事というよりは、先輩やクラスメイトがとてもフレンドリーだったことが印象的でした。入学前は、クラスや寮でどんな人と過ごすのか少し心配でしたが、みなさん優しくて安心しました。
SEAに参加して|「学校の外」で世界を知る




SEA(Singapore Exploration Activity)とは、生徒一人ひとりの興味や関心にあわせ、施設訪問・企業訪問・ボランティア活動・現地校体験の中からひとつを選択し学びを深める行事のことです。今回の取材は7月下旬、ちょうど生徒たちがSEAの活動を終えた直後に行われました。
訪問先は以下のように多岐にわたります。
▪施設訪問:Urban Farm、プラナカン博物館、Former Ford Factory、ウビン島森林海岸清掃など ▪企業訪問:NTC Wismettac、DISCO、Ocean Network Express、YKK、UOB ▪ボランティア:チャッツワース幼稚園職業体験、中学生サッカークリニックなど ▪現地校体験:River Valley High School、Yishun Innova Junior Collegeなど |
教室を飛び出し、実際に現地の人々と出会い社会に触れることで得られる経験は、日々の授業だけでは得られない、貴重な学びとなります。活動を終えた生徒たちは、学んだことや感じたことをスライドにまとめて発表し、校内に掲示したりして、お互いの経験を振り返り共有しあいます。
🔹どんなプログラムに参加しましたか?どんな内容でしたか?
望月:「Former Ford Factory」に参加しました。日本がシンガポールを占領していた時代や、イギリスの植民地だった歴史について学びました。
小正:「ウビン島森林海岸清掃」に参加しました。現地ガイドの案内で島を巡りながら、自然環境の問題について教えていただきました。
渡邉:「Urban Farm」に参加しました。室内農業施設を見学し、シンガポールの食料自給の問題や、それに対する国の政策について学びました。
🔹どんな発見がありましたか?自分自身に変化や気づきはありましたか?
望月:日本がシンガポールを占領していたという過去があるにもかかわらず、現地のガイドの方が日本人の私たちに親切に接してくれたことが、とても印象的でした。シンガポールの人たちが、日本人にも差別せず接してくれるのは、当たり前のことではないと感じ、感謝の気持ちを持たなければいけないと思いました。
小正:思っていたより(ウビン島に)ごみが多くて驚きました。ガイドの方からさまざまなことを教えていただいたことで、自分もこうした現状をもっと多くの人に伝えていきたいと思いました。
渡邉:シンガポールでは全自動の農業システムが導入されていて、国の政策としても食料自給に真剣に取り組んでいることがわかり、すごいと感じました。日々の食事や買い物など、普段当たり前と思っていることにもっと感謝しなければいけないと思いました。これからは、食料自給率などについても自分で調べてみたいと思います。
寮生|“暮らし”が育てる日々の自分
🔹入寮した理由を教えてください。
望月:この学校に入りたいと思って留学枠で入学しました。両親は日本に住んでいます。単身でシンガポールに来ているため、入学するために寮に入りました。
渡邉:寮で生活すれば、自分で考え行動する経験ができると思ったからです。また、新入寮生の歓迎会や文化祭での貼り絵作成をはじめとした、寮生全員で作り上げるイベントも魅力的だと感じました。
🔹入寮して最初に驚いたことや困ったことは何ですか。
望月:ホームシックになったことですね。今でも寂しいと感じることはありますが、友達と話すことで気持ちを紛らわせています。家族とは毎日ビデオ通話をしています。
渡邉:口座開設を英語で手続きしたり、金銭管理をしたりと、何でも自分でやらなければならないことが大変でした。
🔹寮の友人とはどのように過ごしていますか?
望月:自分の時間も大事にしたいタイプなので、自室でゆっくり過ごすことが多いです。友人とは動画配信サイトのドラマを見たり、散歩をしたりしています。休日は友人とショッピングモールに出かけます。
渡邉:友人の部屋に集まって語り合ったりしますね。休日は外食や買い物に出かけることが多いです。
🔹寮での暮らしが自分自身に何か影響を与えましたか?
望月:親元を離れることで、自分で何でもしなければいけないと思うようになりました。
渡邉:自立心がでてきたと思います。自分でなんでもやることで自信がつき、責任感を持ってどんなことにも前向きに行動できるようになりました。
自宅生|自分の時間を大切に
🔹自宅からの通学時間はどれくらいですか?通学時間はどんな風に過ごしますか?
小正:バスで片道40分くらいです。通学時間は寝てしまうこともありますが、テスト前は単語帳を見たり、友人同士で暗記の問題を出し合ったりしています。部活が終わって帰るのは6時30分頃で、そのまま家に帰るか塾に寄って帰ることもあります。
🔹通学生として感じる「よかったこと」は何ですか?
小正:家族と過ごせる時間があることは良いですね。休日は家族や友人と過ごすことが多いです。友人関係についても、寮生と大きな違いはないと思います。
🔹通学生として感じる「大変なこと」や「対処方法」はありますか?
小正:自由時間が多く、寮生のように勉強時間が決められていないことですね。自分で時間をコントロールしなければいけません。毎日授業のある科目の予習や復習はしっかり行うことをマイルールにしています。家で勉強ができないタイプなので、塾で勉強することも多いです。
生徒が描く未来とは?
🔹将来、この学校でどんなことに挑戦してみたいですか?
望月:先輩が体育祭などのイベントを自主的に企画しているのを見て、自分もいろいろなものを作ってみたいと思っています。
小正:現地校との交流に参加してみたいです。
渡邉:生徒会の会長に挑戦して、学校をより良くしたいと思っています。
🔹新しく入学してくる後輩たちにメッセージをお願いします。
望月:この学校の良いところは、生徒が主体的に自分で何でも行動できるところです。ぜひこの学校に入って、ここでしかできない生活を体験してほしいです!
小正:外国の良さも日本の良さも両方取り入れているのが良いところです。勉強はもちろん、部活にも力を入れているので、どちらも頑張りたい人にはおすすめです。
渡邉:英語の勉強にも力を入れている学校です。英語が既に話せる人にとっても、英語が話せない人にとっても、英語を使える環境が整っているのは良いことだと思います。
放課後も熱いワセシブの部活動
19種類もの豊富な部活動があり、生徒は部活動を選ぶことができます。9割以上の生徒が部活に所属しており、勉強と部活動の両立に力を入れているとのこと。まさに文武両道の環境です。
🔹どんな部活動に所属していますか?なぜその部活動を選んだのですか?
小正:バレー部に所属しています。入学してすぐの球技大会でバレーボールを経験し、初心者でしたがとても楽しかったのでバレー部に入りました。
渡邉:テニス部とクッキング部に所属しています。テニスは小学生の時にやっていましたが、しばらくやっていませんでした。高校でまた頑張りたいと思い入部しました。クッキング部は、実家を離れて暮らしているので、自分で料理を頑張りたいと思い入部しました。
🔹部活動はどんな雰囲気ですか?部活動を通じて成長したことや感じたことはありますか?
小正:上下関係はあまりなく、「和気藹々」とした雰囲気です。先輩や経験者から優しく教えてもらい、自分も後輩に同じように教えたいと思うようになりました。
渡邉:先輩方はみなさん優しく、プレーが上手です。そんな先輩たちを見て、自分もこんな先輩になりたいと思いました。
🔹勉強との両立はどうしていますか?時間の使い方で工夫していることはありますか?
小正:部活の後はできるだけ早く帰って勉強するよう、マイルーティンを決めて生活しています。
渡邉:寮生は毎日2時間の勉強時間が決まっているので、その時間を使って勉強しています。兼部していますが、勉強との両立は問題ありません。
もっと知りたい!部活動
今回の取材日に撮影にご協力いただいた部活動をいくつかご紹介します。
硬式テニス部 |
テニス部は集中しながらも和やかな雰囲気で練習中。仲間同士がお互いに声をかけ合いながら、個々のスキルを磨いている様子が印象的でした。

🔶部長 2年生 川﨑 祐弥さんより新入生へメッセージ
「テニス部はゆったりと活動しています。テニスをエンジョイしたい人も強くなりたい人も、どんな人にもおすすめです!」

きりっとした表情で、ボールに集中する渡邉さん。「現在の目標はもっとサーブを決められるようになること」と話してくれました。
バレーボール部 |
開放的な体育館には元気な声とボールの音が響いています。時には真剣に、時には笑い合いながら声をかけ合う姿からは、チームスポーツならではの良さが感じられます。

🔶部長 3年生 角田 優真さんより新入生へメッセージ
「上下関係がなくアットホームな部です。半分ぐらいは初心者なので、初心者の人も歓迎します。もちろん、経験者もチームメイトから学べる事はたくさんあると思うので、経験者もぜひ!」

チームメイトと声をかけ合いながら、楽しそうにプレーする小正さん。試合で点を決めたときに「おめでとう」と声をかけてもらえるのが嬉しいそうです。「もっと点を決められるようになりたい」と意気込みも語ってくれました。
競技かるた部 |
和室に足を踏み入れると、みなさん笑顔で迎えてくださいました。しかし、ひとたび試合が始まると空気は一変。静寂と緊張が漂う中、一人ひとりが高い集中力で取り組む姿が印象的でした。オンとオフの切り替えの早さ、そして集中力の高さには圧倒されます。


🔶部長 2年生 山口 玲美さんより新入生へメッセージ
「私たちの部はアットホームな雰囲気ですが、技術をしっかり磨きたいという人にも、ぜひ入部してもらいたいです。」
アルティメットフリスビー部 |
今年の3月に張り替えられたばかりの新しくてきれいなコートで練習。青空の下、グラウンドを全力で駆け抜ける姿はまさに青春そのもの。ワセシブのアルティメットフリスビー部はACSIS(シンガポールのインター校リーグ戦)で3年連続全勝優勝しており、シンガポール屈指の強豪チームです。


🔶部長 2年生 落合 優太さんより新入生へメッセージ
「この部はほとんどの人が初心者から始めています。初心者から始めてもうまくなれますよ!」
学校情報
Waseda Shibuya Senior High School in Singapore(早稲田渋谷シンガポール校) 住所:57 West Coast Rd, Singapore 1273667 最寄り駅:バス停「Waseda Shibuya Senior High School」または「Opp Waseda Shibuya Senior High School」を下車後、徒歩1分 電話番号:6773 2950 WEBサイト YouTube |
アクセス
通学はバスの利用が便利です。学校のすぐ目の前には、「Waseda Shibuya Senior High School」または「Opp Waseda Shibuya Senior High School」のバス停があり、通学に非常に適した立地。ウエストエリア以外にお住まいの方でも、バスを利用すればスムーズに通うことができます。
毎日のことだからこそ、通学のしやすさは大切なポイントですよね!

学校説明会
学校のことをより深く知る機会として、毎年5月と9月に学校説明会が開催されています。シンガポール国内はもちろん、日本各地、その他諸国、オンライン説明会など、さまざまな場所・形式で行われています。
説明会では学校の教育方針やカリキュラムなどを詳しく紹介。海外での進学やシンガポールでの高校生活に少しでも興味がある方は、参加してみてください。
▶詳しい説明会の内容はこちら。
最新の入試情報はこちらから確認できます。
ワセシブでしかできない経験で自分でも驚くような成長を!

新入生の皆さんのコメントからは、学校生活へのわくわくした気持ちや将来への希望があふれており、SingaLife編集部も胸が熱くなりました。
「海外で日本の高校生活を送るなんて、自分にはちょっとハードルが高いかも…」と思う方もいるかもしれませんが、実際に通う生徒は、毎日新しい発見や挑戦を楽しみながら、充実した高校生活を送っています。一味違う環境で自分をさらに成長させてみませんか?この学校が気になった方は、ぜひ気軽にお問い合わせのうえ、入学への一歩を踏み出してみてください!
●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。
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この記事を書いた人
SingaLife編集部
シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!