シンガポールのナイトライフ、多様化と進化の兆し

シンガポールの会計・企業規制庁(ACRA)によれば、同国の2024年の飲食サービス業の閉店数は3,047件と過去10年で最多となり、2025年7月までにさらに1,724件が閉店した。
背景には飲酒習慣や深夜文化の変化、物価上昇、深夜交通費の高さ、リモートワークによる仕事後の飲酒機会減少がある。
一方、クラフトビールなど地元色の強い業態が台頭。1925 Brewing Coの「Musang King Ale」や、マックスウェル、チャイナタウンなどの店舗が人気である。郊外ではセンカンやアンモキオなどで安価に飲めるカジュアルバーが台頭している。
また、「The Magic Bar」のような体験型施設や、Beans&Beatsの昼間開催「コーヒークラブ」など新しい形のパーティーが若年層に支持される。LGBTQ+シーンでは「Baby Boy Party」やドラァグショー「Riot!」が定着し、多様な夜の文化が形成されつつある。
最新ニュースやプロモ情報をLINEとInstagram、メルマガでお届けしています!ぜひお友だち追加・フォローしてね!
この記事を書いた人
SingaLife編集部
シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!