ハーバーフロントセンター再開発へ 旅客ターミナルは仮設施設に一時移転

シンガポールのハーバーフロント旅客ターミナルは、2026年後半を目途に、隣接地に建設中の仮設ターミナルに機能を一時移転する予定である。運営会社シンガポール クルーズ センターによれば、仮設施設は2025年12月の完成を見込み、2033年までの暫定運用が許可されている。
現施設は1992年より国際ターミナルとして運用され、インドネシア・バタム島やカリムン島へのフェリー便も発着している。移転により、同施設を所有するメイプルツリー インベストメンツは再開発計画を本格化させる見通しである。
新施設にはオフィスおよび商業スペースが提案されているが、将来的なフェリー クルーズ機能の再設置については未定。仮設ターミナルは既存のL字型桟橋を活用し、MRT駅からの接続通路も整備予定である。現在、同国では2つのクルーズ施設の統合も検討されており、交通インフラの再編と沿岸部再開発が進行中である。
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この記事を書いた人
SingaLife編集部
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