シンガポールのアーティスト、ワールド イラストレーション アワード2025で最優秀賞を受賞

シンガポールのアーティスト、プリシラ・テイ氏が、2025年ワールド イラストレーション アワード(WIA)において、シンガポール人初の快挙となるサイト スペシフィック部門の最優秀賞を受賞した。
受賞作品『It Takes A Village』は、シンガポール国立美術館とキャピタランド インベストメントによって委託された巡回インスタレーションであり、建国記念日祝賀行事の一環として制作された。
本作は、NGS所蔵の劉康氏『河畔の生活』(1975年)やジャアファル・ラティフ氏の作品『放浪シリーズ』に着想を得ており、シンガポールの建築様式や民話的要素も取り入れている。段ボール素材に水性ラテックスインクを用いて印刷されており、展示後はリサイクル可能な構成である。
来場者はAR体験やワークショップを通じて、作品に参加することが可能。受賞作品は11月3日よりロンドンでの展示を皮切りに、国際的な巡回展でも紹介される予定である。
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この記事を書いた人
SingaLife編集部
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