シンガポール新車市場、BYDが首位維持 トヨタとの差を拡大

中国の電気自動車(EV)ブランド、BYDがシンガポールの新車市場で首位を維持している。
政府の発表によると、2025年1~9月期のBYD車登録台数は7,473台に達し、前年通年の6,191台を既に上回っている。トヨタとの差は2,027台に拡大し、上半期の1,203台差からさらにリードを広げた。
BYDは9か月連続で販売増を記録し、9月の登録台数は1,006台と年初から着実に伸びている。同期間の新車登録全体に占めるBYDのシェアは19.7%で、2位のトヨタ(14.4%)を大きく上回った。続いてBMWが10.5%、メルセデス・ベンツが9.9%、ホンダが9.4%で上位を構成する。
BYDは多様なモデル展開で市場拡大を図り、販売網も他社より広く、年末までに登録1万台超を目指す方針である。一方、トヨタは2026年に電動化ラインアップを強化する計画を示しており、電動化の波がシンガポール市場全体の競争構図を大きく変えつつある。
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この記事を書いた人
SingaLife編集部
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