国立がんセンター新棟が正式開業 キャパシティが旧施設の2倍に

シンガポール総合病院の敷地内に旧施設の2倍のキャパシティを持つ工費8億2000万Sドルの新ナショナル・キャンサー・センター・シンガポール(NCCS)が5月18日、ローレンス・ウォン副首相が列席した式典にて正式開業を迎えた。

本最先端施設は増加し続ける当地のがん患者に包括的ケアを提供するもの。がん治療、リハビリおよび研究教育の設備が拡充された。

ウォン首相によると、シンガポール人の4人に1人が生涯のうちに、がんになると言われており、70歳以上の高齢者の40%近くが現在、がんを患っているという。

NCCSの24階建て新棟は旧建物に近いホスピタル・ブルバード30番地に位置し、MRTアウトラムパーク駅と連絡通路で直結。建物の総面積は9万2000平方メートル(約2万7千坪)で旧施設の5倍に拡張され、診療室数が36室から64室、化学療法用リクライニングチェア・ベッド台数も55台から108台に増設された。


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この記事を書いた人

SingaLife編集部

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