ブラニ島とシンガポール本土を結ぶ新たなピープルムーバーシステム導入へ 

セントーサ開発公社(SDC)は、ブラニ島と本土を結ぶ新たなピープルムーバーシステム(セントーサ エクスプレスなどの交通システム)の導入に向けた実現可能性調査を開始したことを明らかにした。

ブラニ島は本土南部とセントーサ島に挟まれ、ケッペル港から約340mの距離にある。SDCは、本調査は2019年発表の「グレーター セントーサ マスタープラン」の一環として、接続性の向上訪問者体験の充実を図るための取り組みであると説明。

同プランではブラニ島をウォーターフロント、リッジライン、生活・商業など複数のゾーンに分けて整備する方針が示されている。

交通インフラの専門家は、同島へのアクセスが現在1本の道路に限られるため、観光地化には新たな交通手段が不可欠であると指摘。ピープルムーバーは自動車より多くの乗客を輸送でき、観光需要に適した規模であるとし、今回の調査は将来の訪問者数に基づく適切なシステム規模の検討に資すると述べている。

 


最新ニュースやプロモ情報をLINEとInstagram、メルマガでお届けしています!ぜひお友だち追加・フォローしてね!

この記事を書いた人

SingaLife編集部

シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!

  • 帰国生のミカタ
  • SingalifeBiz