【東京不動産に聞く!】子育て世代のご家庭必見。学校選びと住まい探しのポイント

シンガポールの住まい探しに密接に関係する学校選び。シンガポールに他国から移住されるご家庭は、この2つを同時進行で進められる場合も多いのではないでしょうか。また、既にシンガポールにお住まいのご家庭でも、お子様の年齢や教育ステージが上がるにつれ、シンガポール内の引越しを検討されるケースも少なくありません。

本記事では東京不動産の監修のもと、教育の観点からの住まい探しについてご紹介します。

 

シンガポールの教育事情と住まい探し

シンガポールの教育は大変充実しており、ご家庭の教育方針やお子様の年齢、語学レベルなどに合わせ、日本人学校、インターナショナルスクール、ローカルスクールと、さまざまな選択肢から選ぶことができます。

年度途中の入学や転入も柔軟に対応している場合が多く、移住や駐在のタイミング、学期の切替に合わせたスタートが可能です。プリスクール(幼稚園)も同様の選択肢があり、概ね1歳半〜2歳から入園可能です。

また、ほとんどの学校はスクールバスサービスを提供しており、エリア毎に複数の路線で運行され、運転手の他にバスアンティ(同乗して子供達の世話をするバスガイド)が同乗します。

プリスクール(幼稚園)のスクールバスは、10人乗り程度の中型車両(Van)がコンドミニアムの敷地内まで送迎するケースが多い一方、小学校以上の場合は、大型バスが最寄りの公共バス停や大規模コンドミニアムのエントランス付近まで送迎するケースがほとんどです。

そのため、通園・通学の利便性の良さやスクールバスの利用有無が、住まい探しと密接に結びつく重要な要素になります。

 

学校別 おすすめエリアと住まい探しのポイント

それぞれの学校の特徴やメリット・デメリットについてはここでは割愛しますが、各選択肢に合わせた住まい探しのポイントやおすすめエリアを、順にご紹介していきます。

▶シンガポールのエリア毎の特徴や詳細についてはこちらの記事をご参照ください。

幼稚園(プリスクール)

日系幼稚園は、セントラルエリア(サマセット駅周辺)、イーストエリア、ウエストエリアに2園ずつあります。

また、日本語教育に力を入れているローカルプリスクールもかなり増えており、日系幼稚園と比較検討されるご家庭も増えています。ローカルプリスクールは選択肢がかなり多く、例えば日本人にも人気の高いSuperland Preschoolは、島内に15か所もあります。

お子様が小さいうちはスクールバスは使わずに自主送迎されているご家庭も多いです。既に特定の園をご希望されている場合は、その周辺エリアでまずは住まいをお探しになることをおすすめします。一方で、行きたい園が決まっていないようであれば、大まかに想定はしておきつつも、実際に住まいが決まってからゆっくり決めても遅くはありません。

インターナショナルスクールの幼稚園は基本的に高校生までと同じ大型スクールバスを利用します。日系幼稚園やローカルプリスクールと比べると、ピックアップ時間も早く、乗車時間も長めになるため、事前に詳細を確認されることをおすすめします。

🔷おすすめエリア:サマセット
徒歩圏内に日系幼稚園や人気ローカルプリスクールが複数。駅周辺には大型モールやスーパーも多く、小さいお子様連れでの買い物にも便利。

サマセットエリアのおすすめコンドミニアムについては、こちらの記事もあわせてご覧ください。


日本人学校

日本人小学校は島内に東西2か所あり、学区制が敷かれています。住所により入学する校舎が決まり、越境はできません。日本人中学校は西の1か所のみです。

日本人学校のスクールバスのルート、ピックアップポイントはあらかじめ決まっているので事前に空き状況を確認し、バスが停車するコンドミニアムを選ぶのがおすすめです。人気のエリアはバスの定員が満席のケースもあるため、必ず日本人学校のホームページにて状況をご確認ください。バス代は小学校・中学校ともに一律定額制です。

小学校高学年以降になると放課後や週末の習い事も増えてきます。学習塾や日系の習い事の多くはサマセットやオーチャードの中心地に集中しているので、通学と同時に通塾や習い事へのアクセスも想定しておくことが重要です。


(1) 日本人小学校チャンギ校

🔷おすすめエリア:ノベナ
チャンギ校区で日本人に古くから人気のあるエリアです。駅周辺にはショッピングモールも多数。オーチャードやサマセットへのアクセスも良好で、塾や習い事へ公共交通機関を使って通いやすいというメリットもあります。

ノベナのおすすめのコンドミニアムを詳しく知りたい方は、こちらの記事もチェックしてみてください。 


(2)日本人小学校クレメンティ校・日本人中学校

🔷おすすめエリア:クレメンティ
日本人幼稚園、小学校、中学校、早稲田渋谷シンガポール校と、日系の学校が集中しているエリアです。ファシリティの充実したファミリー向けの大型コンドミニアムが人気です。

🔷おすすめエリア:チョンバル レッドヒル
西への通学だけでなく、中心地にも程近く、CBDエリアへもMRT直通と、多方面へのアクセスが良好。築5-10年程度の駅近物件が多く、日本人居住率の高いエリアです。

日本人にも人気のベッドタウン・ウエストエリアでおすすめのコンドミニアムについては、こちらの記事もあわせてご覧ください。

インターナショナルスクール

インターナショナルスクールは島内全域に点在しており、通学に長時間かかることも珍しくありません。スクールバスのピックアップポイントは希望すれば殆どの場合、新たにルートに加えてもらえますが、スクールバス代は距離に応じて決まるため、遠方の学校に通う場合は比較的高額になることも予想されます。

特に郊外にある学校(Overseas Family School、 XCL、 Singapore American School、 One world Punggol校など)は、通勤やご兄弟の通園・通学とのバランスにも配慮が必要です。

🔷おすすめエリア:ウエスト(Buona Vista駅周辺)
特に西方面にあるインターナショナルスクールに通う場合に便利なエリア。高学年になるにつれ、スクールバスから公共交通機関を使っての通学に切り替える場合も安心です。

🔷おすすめエリア:リバーバレー
幅広い年齢や学校にマッチしやすい定番エリア。兄弟で違う学校に通われたり、転校を視野に入れていたりする場合にも柔軟に対応できます。登下校の時間帯には有名インターナショナルスクールのバスが列をなしています。

リバーバレーエリアのコンドミニアム選びについては、こちらの記事もあわせてご覧ください。

ローカルスクール

ローカルの小学校・中学校に通われる日本人のご家庭も一定数いらっしゃいますが、入学のハードルは高く、まだまだ少数です。学区や家から学校までの距離も入学要件に密接に関連するという点をご留意ください。

教育と生活、バランスの取れた住まい探しを

今回は教育という切り口からの住まい探しについてご紹介しました。シンガポールは教育の選択肢が充実している分、どの学校を選ぶか最後まで悩まれるご家庭も少なくありません。どこの学校に通うかが、住宅を選ぶ上でも非常に重要なポイントになります。 

教育と生活、どちらもバランスの取れたお住まいを見つけられるよう、今回の記事が参考になれば幸いです。

東京不動産について

東京不動産はシンガポールでの設立から42年の知識と経験をもとに、住宅、オフィス、倉庫、工場の賃貸及び売買に従事しております。

当地におきましても日本同様の心遣いを変わりなく皆様が快適にシンガポール生活をお過ごしいただけるよう努めております。日本人スタッフ、ローカルスタッフ2人1組となり、ご入居からご退去まで、手厚いアフターフォローやトラブル対応を含め、日本語でフルサポートいたします。

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この記事を書いた人

SingaLife編集部

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