ホーカーフリーク Natalieが行く!ホーカー巡り14-Putu Piring

Netflixで紹介されている伝統的マレー系スイーツ、PutuPiringの不思議な美味しさにハマる

2021年明けました!皆様、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、今年初のホーカー紹介は、前回こちらの記事に引き続きシンガポールの伝統的なおやつとして知られる食べ物を取り上げたいと思います。
 
それを教えてくれたのは、シンガポール在住10年以上になるブロガーのOndy’s Placeさん。「Netflixのストリートフードで紹介されてるマレー系スイーツのストールがあるんだよ」と教えてもらったのです。それは行かなくてはと早速、連れて行ってもらいました。

場所は、Haig Roadというゲイラン、パヤレバーに近いイースト方面、タンジョンカトンエリア。マレーの文化が色濃く残り、このエリアは人も建物もマレー系が多い印象です。

Haig Road Food Centre、決して広くはないけれど、なかなかの密集具合でお客さんみっちり。

ひと際お客さんが列を作るストールがあると思ったら、お目当てのお店発見!マレー系のスイーツ、Putu Piring。

Putu Piring(プトゥピリン)とは・・・インド系のお菓子、Kueh Tutuをマレーシア・マラッカでマレー人好みに少しずつ替えられながら出来上がったスイーツ。

1985年の創業時と同じレシピでPutu Piringを作っているとのこと。Netflixではファミリーでこのお店を守り、プトゥピリンを作り続けている様子が紹介されているそう。

そして、2019年のミシュランガイドでは、ミシュランプレートも取得
作り方は、米粉をすりつぶし、マラッカ名産のグラメラカ(ヤシ砂糖)を詰めて、さらに米粉で覆った後、金属の円形の型で蒸すこと約5分。

一連の作業の手早いこと!
最後に細かく刻んだココナッツパウダーをまぶして、あっという間に一パック分(5個)のできあがり♪

見かけからは味があまり想像できず、ひと口目がちょっと怖かった私。
先にひと口目を食べたOndy’s Placeさんや他の友人達が次々に「まさに、かるかん饅頭※だね」との感想。(※かるかん饅頭・・・白い生地の中にこしあんが入った九州地方の和菓子。)

確かに見かけはかるかんに酷似(笑)
味はグラマラカやココナッツパウダーが南国感溢れてて、かるかんを南国仕様にしたような感じかな?

出来立てで食べるとほくほくしていて、和菓子っぽさもあってほっこり美味しい。素材はシンプルなのにどことなく懐かしい気もする不思議な味。もっと変わった味なのかと構えていたのもあって、意外な美味しさに感動してしまいました。

Netflixではここの本店を含む4店舗のストールを守るモハマド・ハシム氏とその娘、お婿さんのストーリーが詳しく見られるそうなので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

★現在【9】ホーカー制覇


<ひと言でいうなら>

まるで「かるかん」!?和菓子のようなどこか懐かしいマレーの伝統的スイーツ

<勝手に評価(⒌段階)>

味:★★★
価格:★★★★★
お店の対応:★★★★
おすすめ度:★★★★★


場所:Haig Road Putu Piring
住所:Haig Road Food Center Blk 14, #01- 07 S430014
営業時間:11:00〜22:00
価格:2.5ドル


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この記事を書いた人

Natalie

駐在4ヵ国目、2児の母。 日本で旅行情報誌の制作・編集を経て、在住国の海外邦人向け情報誌のライターへ。 お値打ちで美味しいもの、安く手に入る雑貨などを好むプチプラ・ラバー。激辛激甘に目がない。推しのKPOPを聴くこと、ドラマや映画を観ること、ゴミ拾いが趣味。

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