新型コロナ患者4人中3人 発症半年後も最低1つの症状が継続:英医学誌『ランセット』

今月、英医学誌『ランセット』に発表された調査結果によると、新型コロナウイルス感染症患者の4人に3人は発症後半年が経過しても、新型コロナウイルスの主症状6つのうち少なくとも1つに苦しんでおり、その最も一般的なものは倦怠感や筋力低下だということが明らかになりました

調査回答者の約63%が継続中の症状の1つに体調不良を挙げています。

この他には、睡眠障害が26%。不安/気持ちの落ち込みが23%に上っているとのこと。また、男性と比べ、女性の方がより大きな影響をうけていることも分かっています。

これら結果は、中国武漢のJin Yin-tan病院を昨年1~5月に退院した新型コロナウイルス患者2469人のうち、認知症を含む何らかの理由により予後診察を受けなかった患者736人を除く、1733人(平均年齢57歳)を対象として6~9月に実施された追跡調査に基づくもの。この種の調査ではこれまでで最大の規模になるということです。


最新ニュースやプロモ情報をLINEでお届けしています!ぜひお友達追加してね!


この記事を書いた人

SingaLife編集部

シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!

  • 帰国生のミカタ
  • SingalifeBiz