シンガポール警察と20以上の金融機関が提携し、詐欺の疑いがある口座を最短1日で凍結

シンガポール内務大臣のデスモンド・タン氏は3月1日に開かれた議会で、詐欺などの犯罪に利用されていると疑われる口座を迅速に凍結させることを明らかにしました。シンガポール警察と国内外20以上の金融機関が提携して取り組むということです。

シンガポールでは、詐欺による被害が深刻化しています。シンガポール警察が認知した昨年の詐欺事件数は15,756件で、前年比で65.1%の増加をみせました。これは、詐欺による被害数が最も多かった2009年を上回る数字となっています。

タン氏は、シンガポール警察と銀行が協力しながら犯罪に利用されていると疑われる口座をすばやく凍結させ、詐欺被害を最小限に抑えることを目指す取り組み「Project Frontier(プロジェクト・フロンティア)」を発表しました。

これまでは、銀行口座が凍結されるまでには14〜20営業日を要していましたが、今回の提携により最短1日で口座を凍結できるようになるだろうとタン氏は述べています。

さらに当局は、20以上にもなる金融機関との提携に加え、そのほかの公的部門や民間部門とも協力をして、詐欺の撲滅に取り組んでいます。

eコマース詐欺を防止・軽減するために、当局はCarousell、Lazada、Shopee、Qoo10、Amazonなどのeコマースプラットフォームと協力し、情報セキュリティ対策の強化に取り組んでいます。シンガポールでは、eコマース詐欺が昨年最も報告された詐欺となっており、さらなる対策が求められていました。

また海外の詐欺グループによる、詐欺電話や詐欺サイトから個人を保護するために、当局は通信会社やシンガポールの情報通信メディア開発庁(IMDA)と提携を結んでいます。

さまざまな政府機関や企業などが提携を組み、詐欺の未然防止に向けた取り組みを積極的に進めています。


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この記事を書いた人

SingaLife編集部

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