【2023年最新版】パン好きのあなたに訪れて欲しいおすすめベーカリー10選

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2023.05.23

• #パン

多文化が混じり合うシンガポールでは、欧米系、日系、アジア系など、バラエティ豊かな多種多様なパンが購入できるおいしいベーカリーがたくさんあります。シンガポールでパンを買うなら？大切な時間を過ごすなら？今回はその選択肢をピックアップしてご紹介。

Tiong Bahru Bakery

こだわりのハイレベルなクロワッサンや、日本でも人気のカヌレなど、ヨーロッパ風のメニューにファンが多い「Tiong Bahru Bakery(ティオンバルベーカリー)」。そのレシピは、フランスの有名なパン職人ゴントラン・シェリエ氏によるもので、シンガポールに12店舗を展開するまでに成長したカフェベーカリーの一つです。

パン職人の家系に生まれ、幼い頃から、祖父のパン屋でパンを焼いていたと言うシェリエ氏。フランスの方にとっては恋しくなる味、ローカルの方にとっては本格的なフランスのパンを自分たち好みに楽しめる味わいだと評判のメニューの中で、特に人気なのが、アーモンドクロワッサン。サクサクした歯触りのクロワッサンに、甘いアーモンドフレーバーが加わった、ボリュームもある満足感の高い一品です。

2018年にオープンしたデンプシー店は、サファリをテーマにし、都市にいながら緑に囲まれることができる、半オープンエアのリラックスできる空間となっています。

Petit Pain

プラナカン建築が素敵なカトン地区にある「Petit Pain (プチパン」は、2人の店主によって切り盛りされている小規模な店ながらも、いつも開店前から、西洋人の方を中心にしたお客様が列をなしている人気ベーカリーです。

生地もフィリングも一から自分たちで仕込んでいるので、大量生産はできず、そのため商品はたいてい早い時間に売り切れてしまいます。バターや小麦粉などの素材も厳選してこだわり、添加物は無使用。シンプルながら本当においしいパンばかりだと評判です。

焼き上がり時間によってお店に並ぶメニューは異なりますが、一番人気は自然な美味しさでファンの多いクロワッサンです。どのメニューもたいていお昼頃までに売り切れてしまい、午後の焼きあがり分も午前中に予約が入ってしまうため注意が必要です。

不定期なお休みなどもあるので、公式サイトのカレンダーで開店日をしっかり確かめて、早めの時間に行くことをおすすめします！

五穀七福

神戸発祥・昭和36年創業のベーカリー・カスカードの海外事業として展開する五穀七福。シンガポールではグレートワールドシティー店、ミレニアウォーク店、ジュロンポイント店、など日本人御用達のショッピングモール内にも展開しており、お買い物途中に立ち寄れることも魅力です。

繊細な味覚を持った日本人の舌を納得させる豊かなメニューには、クリームパン、あんパンといった日本ならではの懐かしい菓子パンも豊富。

看板商品の五穀七福パンは、ミネラルや栄養豊富な日本の玄米粉とひまわりの種やオートミールなど健康的な穀物をたっぷり使用しています。一見するとシンプルなパンですが、その味わいは、玄米の自然な甘みが魅力で、素材のおいしさが際立つ、このベーカリーの顔に相応しい存在感。

名峰トーストは、小麦の甘さを引き出すため、湯種製法を使用し、低温一晩熟成させた食パン。もちもちとした食感が楽しめます。

Wakey Wakey

次にオススメするのが、アラブストリートの南側にあるベーカリ＆カフェ「Wakey Wakey（ウェイキーウェイキー）」。腕利きのバリスタの入れた美味しいコーヒーを味わいながら、一日の始まりである朝食にもオススメ。

このお店のオーナーのゼンさんは元シンガポール航空のCA。コーヒーの魅力に惹かれバリスタへの道に進んだのだそうです。2018年のバリスタのワールドチャンピオンシップで6位入賞の実力派でもあります。

フードメニューのおすすめは、甘めのブリオッシュを自家製チリソースとボリュームたっぷりのソフトシェルクラブと合わせて食すチリソフトシェルクラブ・ベイクドエッグ。シンガポールならではの一品です。

グラニースミスアップルのコンポート、サクサクのバタークランブル、バニラアイスクリームがふんだんに添えられたアップルクランブル・ワッフルも人気の一品です。出来立てを美味しいコーヒーと召し上がれ。

かもめベーカリー

在シンガポールの日本人が多く住むエリア、ノベナ駅から徒歩5分にある、ちょっとレトロなネーミングもキュートな「かもめベーカリー」。コロッケサンドや海老カツサンドなど、懐かしさを感じる惣菜パンや、フルーツが贅沢に盛られているデニッシュなど、日本人の心をくすぐるラインナップが充実しています。

また、ストップしていた朝メニューも2023年の1月からNovena店で再開。朝メニューは8時から13時までの時間限定メニュー。3種類あり、どのメニューもクロワッサンやトーストをサラダと美味しくいただけるメニューになっています。

Fine Dining Bakery

リバーバレーにあるUEスクエア内で、日本人のご夫婦が経営する「Fine Dining Bakery(ファインダイニングベーカリー)」。日本で美味しいパンを楽しんでいたパン通の人たちをも唸らせる確かな味わいで、オープン当初から話題沸騰のベーカリーです。

感動的に美味しさで広まったのが日本でも人気の生食パン「Fluffy Shokupan(フラッフィー食パン)」。ふんわり、耳までしっとりした食感が楽しめる人気商品です。

日本の生食パンブームを参考にして開発されたオリジナルレシピで、アカシア蜂蜜や生クリームをふんだんに使用。パンが苦手だったお子様が、このパンのおかげで食べれるようになったという声もあり、その特別な味わいは試してみる価値ありです。

他にもハード系のパンのラインナップには、白ワイン用、赤ワイン用、と選べる本格派のバゲットの存在も見逃せないポイント。

自宅でアレンジを色々楽しみたくなるベーシックなメニューが魅力のお店です。

Two Men Bagel House

ベーグル好きな方に、オススメのベーグル専門店「Two Men Bagel House(トゥーメンベーグルハウス)」は、タンジョンパガー、ノベナ、ホランドビレッジ、ジューチャットの4ヶ所に展開しています。

ストリート感のあるインテリアの店内でのイートインも可能。タンジョンパガー店はオフィス街にあるということもあり、お昼にはランチを求める人で行列ができることも。

チーズやベーコン、サーモンやクリームチーズといったベーグルサンドの定番の具材から、韓国風焼き肉のカルビやスパム、ビーツなど国際色豊かなものまで、日替わり、店舗ごとにも異なる10種類以上のメニューが並びます。

ボリューム感が特徴ですが、ベーグルサンドはカットされた状態で受け取れるので、食べやすさもGood。

そして何より、ベーグルサンドはもちろんのこと、ベーグル単体でも小麦の甘みがしっかりと感じられる美味しさが一押しのポイントです。筆者はここでランチをすると、必ず単品ベーグルもいくつかテイクアウトし、家でクリームチーズと合わせていただきます。冷凍してしばらく保存しておいても、おいしさはそのままですよ！

CROWN Bakery&Cafe

おしゃれなカフェやレストランが立ち並ぶボタニックガーデンにある「CROWN Bakery&Cafe(クラウン ベーカリーアンドカフェ)」はガーデニングショップ運営会社のFAR EAST FLORAと、日本発ベーカリーのシニフィアン・シニフィエのコラボベーカリーカフェです。

エッグベネディクトやパスタ、ハンバーガーなど、しっかりお腹を満たすブランチ、ランチ向けメニューも豊富で、シンガポールのお店でしか食べることのできない「海南チキンブレッド」なども。ベーシックなメニューは、自宅で冷凍しても、おいしさが保てる品質で人気です。

ティータイムにぴったりな、サクサクのパン オ ショコラなどのスイーツ系パンも魅力です。

暑い日ではありましたが、日陰で風通しの良いテラス席でとても気持ちよく過ごせました。ボタニックガーデンエリアのお散歩の休憩に、ぴったりなベーカリーです。

BACHA COFFEE

きらびやかな内装が魅力のコーヒー店「BACHA COFFEE（バシャコーヒー）」。モロッコ発・日本未上陸のコーヒーは喜ばれるお土産としても定番。

世界初出店のION Orchard店のカフェスペースは、マラケシュのような雰囲気、そしてモロッコの本店のメニューも楽しめるといった唯一無二の空間で人気です。

クロワッサンはバリエーションが豊富で、バタークロワッサン、カヤクロワッサン、アーモンドクロワッサン、ピスタチオクロワッサン、コーヒーとチョコレートクロワッサン…など、色とりどりのメニューが溢れるショーケースはまるで宝石。どれも外はサクサク、内はもちもちの手のひらサイズの小ぶりな大きさです。

コーヒー豆も量り売りだけではなく、気軽なドリップタイプや詰め合わせもあり、コーヒー用品の販売も充実。歴史あるモロッココーヒーの世界を持ち帰ることも可能。キラキラした時間を楽しむことができるお店です。

Starter Lab Bakery

バリ発の「Starter lab Bakery(スターターラボベーカリー)」は、天然酵母を使うサワードウブレッドやトーストで人気のお店。看板メニューのサワードウブレッドは、外側がカリッ、中はもちもち、酸味を感じる生地が特徴のパン。

クロワッサンも人気で、具材も楽しめるフォカッチャなど、ヨーロッパの気分を味わえるラインナップも魅力。店内では、サンドイッチやおしゃれなプレートとバラエティ豊かな飲み物も楽しめます。

店内ではお店のパンによく合う生蜂蜜やジャムの販売もしており、合わせて自宅で楽しむのもオススメです。

シンガポールで美味しいパンを楽しもう

Singalifeのオススメするパン屋とベーカリ＆カフェ情報いかがだったでしょうか。多種多様なカルチャーがクロスする街、シンガポールらしく、パン屋とベーカリー＆カフェの世界も、とてもバリエーションも豊か。そんな国際都市ならではの楽しみ方で、美味しいパン、素敵な空間と共に大切な時間をお過ごしください。

●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。

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