シンガポール入国時の隔離措置が21日間に延長へ。日本を含むハイリスク国が対象。5月7日深夜以降
シンガポール政府は5月4日、シンガポール国内での新型コロナウイルスの感染拡大を受け、コロナウイルスが流行している「ハイリスク国」から入国する人を対象に、シンガポール入国後に課される14日間の隔離措置(Stay Home Notice=SHN)の期間を7日間延長し、21日間にすると発表しました。
この措置の対象となるのは、
(1)5月7日23時59分以降にハイリスク国からシンガポールに入国した人
(2)5月7日23時59分の時点でハイリスク国から入国しSHNを受けている人
です。(2)のケースでは、14日間にプラスして7日間延長となります。
シンガポール政府の発表によりますと、ハイリスク国には日本や韓国も含まれます。延長措置の対象外として挙げた国や地域は、オーストラリア、ブルネイ、中国本土、ニュージーランド、台湾、香港、マカオ。
政府の新型コロナウイルス対策チームのトップを務めるローレンス・ウォン教育相は会見で「この措置は当面5月いっぱい継続する。世界の感染状況を見て、措置の更新や調整を行っていく」と述べました。
日本からの入国者に大きな影響を与えるSHNの延長。早い時期の緩和が望まれます。
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SingaLife編集部
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