学校のホリデー期間を楽しむ5つの室内アクティビティとゲームをご紹介

シンガポールのローカルスクールとインターナショナルスクールはまもなく夏休みを迎えます。しかし新型コロナウイルスの規制により、今年の夏休みは家にいる時間が長くなり、多くの家庭ではデジタル機器に時間を費やす「スクリーンタイム」が増えることが予想されるでしょう。

しかし、子育ての専門家であるチョン・イー・ジェイ氏は、オンラインで過ごす時間が少し増えたからといって慌てる必要はなく、むしろ子どもたちのスクリーンタイムの質を高めるように提案しています

さらにチョン氏は「ゲームやメディアは子どもとの共通の話題として、会話をするための手段として捉えることをお勧めします」とも語ります。

この記事では子育ての専門家が推奨する、夏休み中に子どもたちが取り組めるアプリ・オンラインゲーム・室内活動をご紹介します

1. Stickman Party App

価格:無料(iOS・Android)
対象年齢:7歳以上

サッカーの試合やおばけとの対戦など、いくつかのミニゲームを楽しむことができるアプリです。1つのデバイスで最大4人までプレイすることができます。

チョン氏は「家族みんなでアドレナリンを出しながら、このゲームで盛り上がることができるでしょう」と述べています。

▼iOSアプリはこちら
https://apps.apple.com/us/app/stickman-party-4-player-games/id1467762267

2. Google Interland

価格:無料
対象年齢:小学生

子どもたちがインターネットを正しく活用できるような学びが織り交ぜられた、Googleが提供するオンラインゲームです。本ゲームは4つの島で構成されており、プレイヤーはそれぞれの島に冒険に出かけます。「Mindful Mountain」の島では情報をシェアしすぎることの危険性を学び、「Reality River」の島ではフェイクニュースの見分け方を学びます。

デジタルリテラシー教育を提供するVillage Consultancy社の創設者かつ主任コンサルタントのキャロル・ロイ氏は「子どもたちはこのゲームを通して、自信を持ってインターネットを活用するためのデジタル・シティズンシップと安全性の基礎を学べます」と語ります。

▼Webサイトはこちら
https://beinternetawesome.withgoogle.com/en_us/interland

3. Lego Life App

価格:無料(iOS・Android)
対象年齢:6歳〜12歳

ご家庭にレゴブロックはありますか?夏休みを室内で過ごす一つのアイデアとして、レゴブロック創作のヒントをシェアできる「Lego Life」もおすすめです。

メディアリテラシーカウンシルのメンバーであり、シンガポール工科デザイン大学の人文・芸術・社会科学部門の責任者であるリム・スン・スン教授は「子どもたちはこのアプリを使って、自分のクリエイティビティを表現したり、レゴで作ったユニークな作品の絵やストーリー、写真を共有したりすることができます。さらに創作のヒントを探したり、興味のあるグループに参加したり、お互いに交流したりすることもできます」とコメントしています。

▼iOSアプリはこちら
https://apps.apple.com/us/app/lego-life/id1140466898

4. Playing Instructor

価格:無料
対象年齢:すべての年齢

AMKFSCコミュニティサービスのシニアソーシャルワーカー、リム・ホイ・ウェン氏によると「Playing Instructor」は、子ども自身がその日一日のインストラクター役となる室内アクティビティです。

インストラクターとなった子どもは、家族みんなでできるエクササイズをインターネットで検索したり、宝探しをしたり、リサイクル可能な素材を使ったプロジェクトを指揮したりと、家族みんなで行う活動を計画し、先導していきます。

リム氏はこのアクティビティについて「1人でテレビゲームに夢中になっている子供たちには、このゲームが役立つでしょう。インストラクターとして主導権を握ることで、社会生活における達成感を得て、自信をつけることができます」と語ります。

5. Just Say Yes!

価格:無料
対象年齢:幼稚園児からおじいちゃん、おばあちゃんまで

特別支援学校AWWAスクールのプログラム責任者であるナーナイン・サファリア氏は、家族で楽しめるゲームとして「Just Say Yes!」を提案します。

遊び方はまず最初に、楽しくかつ安全に家族全員が取り組める簡単なアクティビティのリストを用意します。そして家族それぞれが順番にリスト化された中から活動を選び、全員でそれに取り組みます。

「プレーヤーは選ばれた活動に必ず “イエス “と言わなければなりません。そのため用意するアクティビティは、必ずしも全員が好きなものである必要はないですが、全員ができるものにしましょう」とナーナイン氏は言います。

「例えば『おもちゃ箱を片付ける』など、普段子どもたちがやりたがらないことを一緒にやってみるのも一つの手です。でも子どもたちにとって何より楽しいのは『5分間好きなだけアイスを食べる』など、普段は禁止していることを家族みんなでできることでしょう」。

室内で過ごさなければならない長い休みは親子ともに気が滅入ってしまいがちですが、これらのゲームにヒントを得て、家族みんなでできる室内遊びに取り組んでみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

SingaLife編集部

シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!

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