シンガポール内務省が7月からシルバーゾーン、スクールゾーンでの交通違反の罰則強化

シンガポール内務省は6月1日、シルバーゾーンとスクールゾーンで交通違反を犯したドライバーに対し、7月1日から罰金と減点が引き上げることを発表しました。罰金は100Sドル増額され、減点は2点追加されます。

具体的には、横断歩道での違反(横断歩道に近づく際に減速しない、道を譲らない等)や、歩行者の安全を脅かす運転行為(スピード違反、交通の流れに逆らう運転等)に関する違反が含まれます。

罰則の強化は、無責任な運転に対する抑止力を高めることで、高齢の歩行者や学生にとってより安全な道路を作ることを目的としています。

高齢の歩行者で死傷者が発生した交通事故の件数は、2015年の223件から2019年には317件に増加しました。この数は2020年には233件に減少しましたが、新型コロナウイルスのパンデミックにより道路や歩行者の交通量が減少した結果である可能性を内務省は指摘しています。

2014年に導入されたシルバーゾーンは、高齢者の人口が多い地域に設置されています。このゾーンでは、通常、制限速度が40km/hと低く設定されているほか、交通量を減らすために交差点を増やしたり、車線を狭くしたりするなど、高齢者に優しい交通安全対策が追加されています。

スクールゾーンは、学校に面して区画された地域で、交通安全対策が強化されており、学校のある日の特定の時間帯や学校行事が行われているときは、制限速度が40km/hに引き下げられます。

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SingaLife編集部