Dover Court International school (DCIS) 生徒みんなの居場所がある、あたたかい学校
今年で創立50周年を迎えた、ドーバーコート・インターナショナルスクール。3才から18才、プレスクールから高等部までの生徒が約1800人が学んでいます。
今回はアドミッション& マーケティングディレクターのゾエさんに学校を案内して頂きました。ゾエさんが職員としてDCISで働く前から、ゾエさんの子どもたち二人はDCISの生徒だったそうです。
校内は明るく・開放的な第一印象
清潔感、開放感のある入り口。きれいなお庭の植物が目を引きます。生徒達がアートの時間のデッサンなどにも利用しているそうです。
学校は3階建ての校舎がいくつかあります。この場所は、英国領時代のアーミーバラックス(英国が使用していた施設)があった場所で、その建物を改装、増築し現在も利用しています。その為、高い建物はなく全て3階建てまでなっているので、とても開放感があります。建物のメンテナンスも行き届き、古き良き時代の痕跡が残されていて、とても落ち着く空間になっています。
生徒が楽しみながら学べる環境
敷地内は、プレスクール、小学部、中・高等部に分かれており、年齢に応じた配慮が施されているので、生徒達が楽しく学びながら学校生活が送れる雰囲気がよく伝わってきます。
プレスクール専用のプレイエリア、小学部専用のプレイエリアに加え、テニスコート、運動場、多目的ホール(体育館)、スイミングプールがあります。デザイン&テクノロジー(DT)の施設も充実。隣接した広大な公共のグリーンエリアは、生徒達が体育の授業や課外活動に利用しています。
日本人生徒数が多いので安心
現在117名の日本人生徒がDCISで学んでいます。主に、プレスクールと小学部に所属していますが、中には中高等部を継続し、国際バカロレアプログラムを終了後、大学に進学している日本人生徒もいます。
また、日本人生徒の保護者グループもあり情報交換の場として利用できるので、安心して子どもたちをDCISに入学させることができます。同時にサポートし合えるコミュニティーの場にもなっています。
子どものニーズに合った学習方法を採用
DCISは、英国ナショナルカリキュラムを採用しています。学習方法(ラーニングパスウェイ)は3通りあり、通常クラス(最高1クラス25人)の他、学習サポートが必要な場合や発達障害がある生徒に対し、少人数制のクラス(約8から10人)があります。
さらに踏み込んだサポートが必要な生徒に対しては、また別のクラス(約8人)があり、担任教師1名+2名のアシスタントが入り、しっかりサポートできる体制になっています。このシステムは、すべての学年に共通。
各生徒のニーズに沿って、生徒が平等に学びを得られるシステムになっているのは、DCISが持つ強力なポイントだと感じました。
気になる英語サポートプログラム(EAL)について
日本人保護者にとって気になるのは、EALクラス(英語を母語としない子ども達の為の英語サポートプログラム)だと思います。
DCISでは、入学申し込み時にアセスメントテストを行い、生徒のニーズを把握しています。DCISでは長年の経験を通して確立したEALプログラムを行っているので、特別にクラスは設けておらず、生徒全員が通常のクラスに所属したままEALプログラムを受ける形をとっています。
例えば、英語を母語としている生徒が中国語(マンダリン)を学んでいる時間帯には、英語を学ぶという体制をとっています。これは、生徒達が通常のクラスの中にいることで英語を体得していく能力があり、結果的の英語力の習得が早くなるメリットがあると考えているからです。
DCISでは、日本人生徒同士数人が一緒のクラスに入れるという配慮がなされています。また、教師陣は常に生徒達の状況を確認しているので、気になる点は迅速に対応されるので安心です。
DCISのカリキュラム
DCISの教育カリキュラムは、小学部では英語と算数は英国ナショナルカリキュラム、その他の科目はインターナショナル・プライマリー・カリキュラム(IPC) を採用しています。
中高等部では、Year7&8(日本の小学6年・中学1年に相当)は英国ナショナルカリキュラムを継続、Year9,10 & 11(日本の中学2・3年、高校1年)は、iGCSE (The International General Certificate of Secondary Education)に向けた取り組みを行っています。
Year12 & 13(日本の高校2・3年/ DCISでは6th Formと呼んでいます)では、国際バカロレアディプロマ(IBDP)コース、又は職業訓練に必要なBTECディプロマコースがあるので、生徒はニーズに合ったコースを選択することができます。
多岐にわたる課外活動(CCA)
活動は音楽・スポーツなどが用意されており、生徒は二つまで選択できます。活動時間帯は、午後3時から4時までで、ほとんどの課外活動は料金が授業料のなかに含まれています。
*一部の課外活動は別に料金を支払う必要があります
キャンティーン(食堂)
学内には生徒の学年に応じた3つのキャンティーン(食堂)があります。EZ-Linkでの支払いができるほか、小学生の場合は保護者が事前にオンラインで注文も可能です。また、各自お弁当の持参も許可されています。
学校内のコミュニティー的繋がり
DCISでは、ハウス制も取り入れており、学年を超えて生徒同士の繋がりを深める活動時間を設けています。通常、兄弟姉妹は同じハウスに所属できます。
やさしい環境
校内に入ってすぐに感じたのは、明るく、開放的で柔らかな雰囲気でした。これは、建物だけではなく、DCISの生徒、教師、職員が育んだエネルギーが象徴されているのではないかと感じました。
一人一人を尊重し、生徒に合ったアプローチを常に心がけている姿勢をいたるところでうかがうことができました。現在も施設の拡張や改修を精力的に行っており、生徒がより一層可能性を広げ高めていけるように取り組んでいることが理解できました。
記事を読んで興味を持たれた方は、ぜひDCISにご連絡ください。
Dover Court International school (DCIS)
住所:301 Dover Road 139644 Singapore
お問い合わせはこちら:+65 6775 7664
入学に関するお問い合わせはこちら:+65 6775 7664
この記事を書いた人
SingaLife編集部
シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!