シンガポールのブギスストリートとアラブストリートを観光!グルメやおすすめスポットなどの情報をお届けします!

ブギスストリートとアラブストリートといえばシンガポールでも人気の観光スポットですが、一体どのような場所なのでしょうか?今回は、ブギスに行けば徒歩で周れるこれらの2つのエリアの雰囲気やグルメ、おすすめスポットについて紹介します!
ブギスストリートとは

ブギスストリートは、原宿の竹下通りのような賑やかで活気あるエリアです。以前は若者を中心にローカルや観光客で溢れかえり、特に休日は多くの人で賑わっています。まっすぐ歩けないくらいの混雑ぶりでしたが、コロナ禍の現在は比較的落ち着いています。
場所はBugis駅直結のショッピングモール、ブギスジャンクションの向かいで、大きなスクリーンのある看板が目印です。
Bugis Street(ブギスストリート) 住所:3 New Bugis Street, S188867 最寄り駅:Bugis駅 営業時間:月〜日 10:00-22:00 定休日:無 |
どんなお店が入ってる?


雑多な雰囲気が漂うブギスストリートには、様々なお店がひしめき合っています。バッグや財布、衣類、靴、おもちゃ、シンガポールグッズなどバラエティ豊富で、お土産探しにもおすすめです。今シンガポールの子ども達の間で大流行しているPop It(プチプチのようなおもちゃ)などもあります。
2階と3階は衣類のお店が中心ですが、3階にはネイルサロンやマツエクなどの美容系サロンが立ち並ぶエリアがあり、女性たちで賑わっています。お値段もリーズナブルです。
ブギスストリートのグルメ紹介
Lau pa Sat Toasted bread

こちらは以前ブギスストリートの看板のすぐ真下にあって目立っていたあるジュース屋さんです。今は少し奥の隣に移転しています。カラフルなジュースが並べられていて目を惹きます。
ストリートの中は暑いので、ちょっと喉が乾いたときのお値段はなんとS$1からで、シンガポールで買えるフルーツジュースの中でもかなりお安くなっています。街歩きのお供にピッタリです。
Lau pa Sat Toasted bread 住所:4 New Bugis Street, S188866 最寄り駅:Bugis駅 営業時間:月〜日 10:00-22:00 定休日:無 電話番号:6894 7069 |
Ah Huat Traditional Bread


入り口から入ってすぐの屋台の一角にあるこちらのお店には、ホットドッグやフィンガーフードなどが並んでいます。ブギスストリートの中は見所満載なので、こちらで何か買って食べ歩きしながらのショッピングも楽しいですよ。
Ah Huat Traditional Bread 住所:3 New Bugis Street, #MSQ-15-2, S188867 最寄り駅:Bugis駅 営業時間:月〜日 11:00-21:30 定休日:無 |
Old Tu Kee


こちらのお店では、台湾グルメとして定番の臭豆腐を食べることができます。臭豆腐は豆腐を植物性の発酵液に漬け込んで揚げたり蒸したりしたもので、その匂いはかなり強烈。好き嫌いの分かれるグルメです。ソースや調味パウダーを付けると幾分食べやすくなるようなので、勇気のある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
Old Tu Kee 住所:4 New Bugis Street Singapore-Bugis Food Street S188868 最寄り駅:Bugis駅 営業時間:月〜日 10:30-21:30 定休日:無 電話番号:9030 1625 |
CHANKO ODEN


ブギスストリートの裏入口にあるおでん屋さんです。日本のおでんの定番の具材に加え、なかなか見ない具材もあって楽しいです。ソフトクリームもS$1で売っています!小腹が空いたときにどうでしょうか。横の通路の端に、座って食べられるようなテーブルと椅子が置いてあるスペースもあります。
CHANKO ODEN 住所:3 New Bugis St, ABFL 03, S188867 最寄り駅:Bugis駅 営業時間:月〜日 12:00-21:00 定休日:無 |
FARM COFFEE

ブギスストリートの表の入り口にある、コーヒーやミルクティーなどのドリンク類、食べ歩きのお供にぴったりなホットスナックなどが売っているお店です。
そしてここで、揚げアイスクリームという面白いものを見つけました。いろいろなフレーバーがあり、南国らしくドリアン味もあります!ドリアンファンの方、もしくは果物のドリアンを試す勇気のない方、この揚げドリアンアイスクリームを試してみるのもいいですね。
FARM COFFEE 住所:2 New Bugis St, MSV 1, S188867 最寄り駅:Bugis駅 営業時間:月〜日 10:30-22:00 定休日:無 |
多国籍料理が一気に味わえる!ブギスのTaste Buds Food Court

地元グルメを一度に楽しめるのが「Taste Buds Food Court」。ショッピングや観光で賑わうブギスの中心に位置し、ホーカーの活気とフードコートの快適さが融合した人気スポットです。
ここでは、タイのグリーンカレーやトムヤムスープ、四川風のピリ辛中華料理、アラブ風のグリルチキンなど、多国籍の料理が一堂に並びます。フレッシュなマンゴージュースやアイスドリンクも揃っており、蒸し暑いシンガポールでリフレッシュするのにぴったりです。
お値段もリーズナブルで、ローカルフードを気軽に楽しめるのも魅力。友達や家族とシェアして、いろんな味を少しずつ試すのもおすすめです。
Taste Buds Food Court 住所:52 Queen Street, #01-01 Bugis Village, S188539 最寄り駅:Bugis駅 営業時間:月〜金日 11:30-23:30、土・祝日前 11:30-24:00 定休日:無 電話番号:6295 3998 |
アラブストリートとは

続いて紹介するのはアラブストリート。アラブストリートはシンガポールの人気観光スポットの1つです。モスクなどの建造物からその街並み、レストランに至るまでエキゾチックな異国情緒を味わえます。
場所はBugis駅から徒歩10分弱。ラッフルズ病院とPark View Squareの間のNorth Bridge Roadを東の方面へ歩いていくとモスクの黄金のドームが見えてきます。
アラビアンナイトの世界!絨毯やランプのお店を紹介


アラブストリートには絨毯やランプ、食器のお店がたくさんあります。どれも豪華で煌びやかな装飾が施されており、日本の家庭にはあまり馴染みのないものではありますが、だからこそ魅力的。
夜は街並みがライトアップされて更に素敵な雰囲気になり、そこはまるでアラビアンナイトの世界のようです。

日本人に人気の「DILIP TEXTILES」には、絨毯以外にもスカーフやランチマット、クッションカバーなど手軽に買える商品が豊富に揃っています。店員さんもとてもフレンドリーです。アラブストリートでお気に入りのものを見つけてお土産にしたり、お部屋のアクセントとして取り入れるのもおすすめですよ。
DILIP TEXTILES(ディリップ テキスタイルズ) 住所:74 Arab St, S199771 最寄り駅:Bugis駅 営業時間:月〜土 11:00-18:00 定休日:日 電話番号:6293 3633 |
絨毯・ランプ・スカーフの買い方
アラブストリートは、エキゾチックな雑貨や工芸品が所狭しと並ぶ魅力的な場所です。お気に入りのアイテムを見つけたら、以下の点に注意して購入しましょう。
◆サイズと配送: 特に絨毯やランプなど大きな商品は、日本への持ち帰りや配送方法を事前に確認しましょう。多くの店は海外発送に対応していますが、送料が高くなることもあるので、見積もりを取るのがおすすめです。 ◆関税: 10,000円を超える個人輸入品には、日本の税関で関税がかかる可能性があります。詳細は日本の税関のウェブサイトで確認しておきましょう。 ◆価格交渉: お店によっては価格交渉が可能な場合があります。「少し安くなりますか?」と尋ねてみるのも旅の醍醐味です。 |
サルタンモスクについて

アラブストリートのランドマークであるサルタンモスクは、1824年に建設されたイスラム寺院。黄金のドームが輝く、映画に出てきそうな美しいモスクは必見です。信者の人々のお祈りの時間には歌も聞こえてきます。
現在は残念ながらコロナの影響で観光客のモスク見学はできず、信者の人々のみがお祈り・集会のために出入りすることができます。
モスクの服装マナーと礼拝時間
サルタンモスクは、イスラム教徒にとって神聖な場所です。観光で訪れる際は、敬意を払い、適切なマナーを守ることが大切です。
◆服装:肌の露出が多い服装は避けましょう。男性は長ズボン、女性は肌や髪を隠すスカーフや長袖・長ズボンが基本です。モスクの入り口で、上着やスカーフを無料で貸し出している場合が多いので、心配な場合は利用しましょう。
◆礼拝時間:1日5回ある礼拝時間中は、観光客の立ち入りが制限されることがあります。特に、金曜日の午後(集団礼拝)は多くの信者が訪れるため、内部見学は難しい場合があります。
Sultan Mosque(サルタンモスク) 住所:3 Muscat St, S198833 最寄り駅:Bugis駅 見学可能時間帯:土~木 10:00-12:00/14:00-16:00、月〜金 9:00-17:30、土 9:00-13:00 12:30-14:00と16:00-17:00のお祈りの時間は入れません。 定休日:金日祝日 時間帯は変動することもあるので、こちらをご確認ください 電話番号:6293 4405 WEBサイト |
おしゃれな個性派ストリート、ハジレーン

ハジレーンは、アラブストリートから1本西側の通りです。200m程の短い通りにオシャレなアパレルショップやカフェ、雑貨店が立ち並び、歩くだけでワクワクします。アラブストリートを訪れた際には立ち寄りたい場所です。
また、ハジレーンは外壁にウォールアートが施されているレストランやお店が多数あり、カラフルで写真映えする雰囲気を醸し出しています。
ZAM ZAM Restaurantでイスラム料理を体験

サルタンモスクのすぐ側にあるZAM ZAM Restaurantはイスラム料理のお店です。こちらのお店の名物であるムルタバは、イスラム風お好み焼きのようなもの。お店ではムルタバを生地から作る様子も見ることができます。
ムルタバ ビーフ

価格:S$7 Ssize
ムルタバ ビーフ(Murtabak Beef)は、ニンニク・卵・玉ねぎが入ったベーシックなムルタバに、ビーフが入ったもの。これにカレーをかけて食べるのが本場の食べ方です。マイルドなカレーの他にピリ辛のソースも付いてくるので、二種のソースをたっぷり付けて味の違いを楽しむことができます。
マトン ビリヤニ

価格:S$7.5
こちらのマトン ビリヤニ(Mutton(lamb) Biryani)は、肉魚卵や野菜から作られる米料理であるビリヤニの中心に大きなマトン(ラム)が乗っています。辛さは控えめで、お肉はとてもジューシーです。
ZAM ZAM Restaurant(ザムザムレストラン) 住所:697-699 North Bridge Rd, S198675 最寄り駅:Bugis駅 営業時間:月〜日 7:00-23:00 定休日:無 電話番号:6298 6320 WEBサイト |
ハラル・ベジタリアン対応店と周辺情報
シンガポールは多文化・多民族国家であり、その食文化にも多様性が反映されています。特に、イスラム文化の中心であるアラブストリート周辺には、宗教や食の嗜好に関わらず誰もが楽しめるお店が豊富です。
ここでは、ハラル・ベジタリアン対応のお店を中心に、グルメ情報をさらに深く掘り下げてご紹介します。
◾️ハラル対応 |
イスラム教徒の食事規定(ハラル)に沿った料理を提供するお店は、このエリアの大きな特徴です。ムスリム(イスラム教徒)の方々はもちろん、異文化の料理を安心して楽しみたい観光客にもおすすめです。
▪ZAM ZAM Restaurant: 記事内で紹介したように、ムルタバやビリヤニなど、このエリアを代表するハラル認証のイスラム料理店です。1908年創業の老舗で、地元の人々にも愛され続けています。 ▪Haji Lane: カラフルなショップが並ぶハジレーンにも、おしゃれなハラル対応カフェやレストランが点在しています。メニューにハラルマークが表示されていたり、店員に確認できるので、安心して食事を楽しめます。カフェでは、モロッコ風ミントティーや中東のスイーツなども味わえます。 |
◾️ベジタリアン対応 |
肉や魚介類を食べないベジタリアンの方々にも優しいお店が多数あります。ハラル対応店の中には、自然と野菜を使ったメニューが豊富な店もあり、両方の食文化を楽しめるのが魅力です。
▪Sufi’s Corner Turkish Restaurant: アラブストリートにある人気のトルコ料理店です。ケバブやグリル料理が有名ですが、レンズ豆のスープや野菜をたっぷり使ったサラダ、フムス(ひよこ豆のペースト)など、ベジタリアン向けの選択肢も豊富に揃っています。 ▪Victory Restaurant: ZAM ZAMの向かいに位置するこちらも老舗のインド・イスラム料理店です。ムルタバのメニューは、牛肉の代わりに野菜やチーズを選べるベジタリアン対応が可能です。カレーも様々な種類があるので、好みに合わせて選べます。 ▪Gokul Vegetarian Restaurant: 少し歩きますが、本格的なインドのベジタリアン料理を味わいたいならここがおすすめです。ビリヤニ、マサラドーサ、パニールバターマサラなど、肉を一切使わずに作られた奥深い味わいのメニューが楽しめます。 |
ブギスからアラブストリートエリアは、ただ歩くだけでなく、様々な食の選択肢を通じて異文化を体験できる、まさに食の宝庫です。ぜひ、自分に合ったグルメを探してみてください。
行くなら今がチャンス!ブギスストリートとアラブストリートを楽しみ尽くそう!

ブギスストリートとアラブストリートはシンガポールの鉄板観光地です!ブギスエリアからアラブストリートまでは徒歩10分ほどとアクセスも良く、街歩きを楽しみながら気軽に回遊できます。モールでのショッピングとは少し雰囲気の違った楽しさを味わうことができます。
おすすめの回り方は、アラブストリートにはあまり雨よけがありませんが、ブギスストリートは全て屋根がついていて雨でも変わらずショッピングを楽しめます。スコールの多いシンガポールなので、天気予報をチェックして、晴れ間にアラブストリート、雨が降りそうな時間帯はブギスストリートに行くとよいかもしれません。
お店の入れ替わりが比較的激しいエリアなので、既に訪れたことがある方も新しい発見があるはずです。この機会に訪れてみてはいかがでしょうか?
また、ブギスストリートとアラブストリートについてはSingalifeの公式YouTubeでも動画でご紹介しているので、動画を見たい方は「SingaLifeTV」で検索してみてくださいね!
●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。
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この記事を書いた人
SingaLife編集部
シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!