シンガポールのリトルマニラ「ラッキープラザ」に潜入!

東南アジア諸国へのアクセス抜群のシンガポールに住んでいながらも、新型コロナウイルスの影響で海外旅行ができない昨今。でも多民族国家のシンガポールでは、国内にいても海外旅行気分を味わうことができるんです。

今回は、シンガポールの「リトルマニラ」と呼ばれるラッキープラザをご紹介!フィリピンに行きたいけど未だ行けていない人も、フィリピン料理が気になる人もチェックしてみてくださいね!



ラッキープラザとは?

オーチャードロード沿い、高島屋の向かいに位置するラッキープラザは、1981年に建てられたローカル感溢れるショッピングセンターです。

リーズナブルなお値段で食料品や衣類などを買えるお店が揃っていて、店舗数は約500店舗。そのお店のほとんどはフィリピン人向けの商品を扱っており、週末には多くのフィリピン人ヘルパーさん達で賑わっています。ヘルパーさん達の唯一の休日である日曜は、ラッキープラザが憩いの場の一つとなっているようです。

フィリピン人がひしめき合い、フィリピンの食料品や日用品が手に入るこの場所は、まさに「リトルマニラ」

アクセス:304 Orchard Rd, Singapore 228863(MRTオーチャード駅A出口から徒歩3分)
ウェブサイト


フィリピン人御用達のこんなお店が入っています

いざ、ラッキープラザに潜入!外観はどことなく古びていますが、中に入ると意外と綺麗。白を基調とした内観と大きな吹き抜けで開放感があります。

1階には、ユニクロのような雰囲気を醸し出す中国系ストア「メイソウ」ゴールドショップ、服屋などがあり、他のモールと比べてもあまり変わらない様子です。


2階からはディープなフィリピンゾーンへ。食料雑貨や服屋、お土産屋、美容室、写真屋、両替所など実に様々なお店が軒を連ねています。6階にはフィリピンパブらしきお店も。


この日は平日なので閑散としていましたが、日曜には海外送金のお店に大行列ができるそうです。ヘルパーさん達がお給料を自国に送金するためですね。


色々なお店がある中、特に多い印象を受けたのは食料雑貨店。その中でもひときわ多くのお客さんで賑わっていた「PINOY STORE」に入ってみました。(「PINOY」と名の付いたお店が沢山あったので意味を調べたら「フィリピン人」という意味らしいです。)


店の外側にはお菓子がビッシリ。特にチーズ系のスナック菓子が豊富で、沢山のお客さんが手に取っていました。


店内にも所狭しと商品が並んでいます。お菓子に加え、調味料や保存食品、シャンプーなどの日用品などがあります。


中でも興味深かったのは調味料コーナー。日本のCookDo的な、フィリピン料理の素や、他ではあまり見かけない調味料も。ALL PURPOSE SAUCEという名前のソースが多数売っていたので、店員さんに聞いてみると、フィリピンの名物料理の一つ「レチョン(豚や鶏の丸焼き)」によく合うとのことでした。肉料理には何でもオッケーとのことで、まさに多目的ソース。


こちらのココナッツビネガーも気になりました。お肉やシーフードをさっぱりいただけそうですよね。

その他、バナナケチャップなるものがあったり、バニラエッセンスの並びにウベ(紅山芋)エッセンスがあったり、フィリピンらしさを感じました。ウベはフィリピンでは定番の食べ物らしく、ウベキャンディーウベカップケーキなども売っていました。


お店の一角を占める袋麺コーナーにある袋麺は、日本の一般的な袋麺と比べると小ぶりなサイズで、小腹が減った時のおやつや夜食にちょうど良さそうです。


インスタントラーメン好きな筆者は、試しにチキンラーメン風のものを買ってみました。80セントです。早速食べてみました。思ったより黄色いスープ。お味はしっかりめのチキンコンソメな感じでしたが、個人的には日本のチキンラーメンに軍配が上がります。更に一つ残念だったのは、てっきりお湯を注いで完成かと思いきや鍋で3分茹でるタイプでちょっと手間だったこと。


シンガポールのスーパーにはない味のカップヌードルもあったので、お手軽なそちらも買っておけば良かったかなと思いました。牛骨スープ味スパイシービーフ味など、気になります。


レジでお会計する際、なぜかゴリ押しされて買ったSnow Bear Candyは10個入りで1ドル。筆者が眠そうに見えたのでしょうか。よくある感じのハッカキャンディーでした。


次に、服屋さんも何店舗か見てみました。とにかくどこの店も安くて、10ドル未満で買える服も多数。安いのはとても魅力ではありますが、お値段相応な感じのものもあるので、部屋着や、ちょっと近くへ出かける時用にまとめ買いするのはアリかもしれません。


意外にも長袖のジャケットなども売っていました。シンガポールほどではないとはいえ、フィリピンも年間を通して暑い国なので旅行用でしょうか。海外への行き来が難しい今はあまり需要がないかもしれませんね。


筆者は、前から1着欲しかったゾウ柄のズボンを部屋着として買ってみました。5ドルです。別にラッキープラザじゃなくても売っているものですが、安かったので。ウエストゴムで薄手の素材で、なかなか良い着心地です。



続いてお土産屋さんをチェック。お土産屋といっても、基本的に売っているのはシンガポール雑貨のお土産です。コロナ流行前に訪れた時はもっとお土産屋さんがたくさんあった気がするのですが、今回はそれらしいお店は数店舗しか見つけられませんでした。

筆者がかつてフィリピンに行った友人からいただいたお土産は、ドライマンゴーやバナナチップなどの食品、ココナッツ石鹸などが多かったので、そのようなものであれば先ほど紹介した食料雑貨店で見つけることができそうです。


そして今回初めて、チョーさんのお店「Far East Fine Arts」にも行ってみました。日本人に人気のお店です。チョーさんは日本語が堪能でとてもフレンドリー。たくさんお話してくださいます。プラナカングッズや、カラフルなかごバッグ、シンガポールらしい模様が描かれた巾着袋など、可愛い商品がズラリ。


特に目を惹くのは、チョーさんご自身が描いたシンガポールアートの数々。優しい色合いで細かいところまで再現されており、チョーさんの人柄が溢れています。シンガポールで過ごした記念にピッタリのお土産になりそうです。


正方形のカードタイプはメッセージカードとしても使えますし、合ったサイズのフレームも販売していますので、アートとして飾ることもできます。筆者もいつか訪れる本帰国までに何点か集めたくなり購入を決意。

まず1点目として、シンガポールらしいマーライオン辺りの風景画を買おうかと思いましたが、わが子が通う学校の絵が気になりそちらを購入しました。お値段は絵によって異なりますが、7ドルから販売しています。ちなみに、「描いてほしい場所があったら、写真を撮ってきて!描くよ!」とチョーさんが仰っていました。

Chosan Zakka (Far East Fine Arts)
住所:304 Orchard Rd, #03-50 Lucky Plaza, Singapore 238863
電話番号:6235-1536
営業時間:12:00-16:00(日曜定休)

 

フィリピン料理を楽しもう!

せっかくラッキープラザに来たのなら、やはり食べてみたいのはフィリピン料理。ここラッキープラザには、フィリピン料理が楽しめるレストランやカフェが何店舗もあります。


今回はこちらの「Kabayan Restaurant」に入ってみました。ローカルっぽい雰囲気が漂っています。ちょうどお昼時だったのでそこそこ混んでいました。カウンターで注文するスタイルで、ショーケースからあれこれ選んでカスタマイズしているお客さんもいましたが、筆者はフィリピン料理初挑戦。メニューの写真にあるものをそのまま注文することにしました。


選んだのは、フィリピン料理の定番という「Sisig(シシグ)」。6.5ドルです。角切りの豚肉に、これまた角切りの玉ねぎや赤パプリカ、ピーマンなどが入っています。お肉が思ったより柔らかくて、味付けはにんにく醤油風味といった感じです。あまりクセのない味で食べやすいと思います。

後味がややピリ辛ですが、卵を混ぜるとまろやかに。熱々の鉄板で出てくるので、鉄板に面した部分の焼け目が香ばしくて美味しかったです。ライムを絞るとさっぱりして味変が楽しめます。お米もたっぷりでボリューム満点。


セットでついてきたスープには、大きい輪切りの大根が入っていました。お肉を煮込んだスープなのか、お肉の旨味がギュッと詰まっていました。食欲をそそる酸味の利いた味付けですが、塩気が強くて、個人的にはもう少し薄味が良かったです。


そして、デザートに気になっていたハロハロを注文。3.5ドルです。周りを見るとハロハロを食べている人がちらほらいました。食料雑貨店で気になっていた「ウベ」味であろうアイスが乗っています!甘いお芋の味でなかなか美味しいです!

アイスの下には黄色のプリン的なものがほんの少しと、練乳かき氷。かき氷ゾーンが長くてなかなか下に到達しません。最下層には緑色やピンク色のゼリーあずきのような甘い豆黄色のさつまいものような野菜(?)などがたっぷり入っていました。色々な食感が楽しめます。食べ終えた頃には、かき氷効果ですっかり身体が冷え切ってしまいました…どちらかというと冷房の利いた室内よりも外で食べたいですね。

Kabayan Restaurant
住所:Orchard Rd, #03-25 Lucky Plaza, Singapore 238863
電話番号:6235-8456
営業時間:9:00-21:00

 

他のお店も覗いてみました。こちらはJollibee。フィリピンで知らない人はいない、マクドナルド以上の店舗数を誇る超定番ファーストフード店です。コック帽をかぶったハチさんがトレードマーク。この日も多くのお客さんの姿を見かけました。

フィリピン人の知人の話によると、フライドチキンが一番の人気商品のようです。メニューを見ると、ハンバーガーポテトのセットのようなファーストフードらしいメニューだけではなく、パスタお肉メニューもあり、ファミレス的要素も感じました。

子供の食べれそうなものが色々あったので、子連れでも行きやすそうです。

Jollibee
住所:304 Orchard Rd, #06-48A Lucky Plaza, Singapore 238863
電話番号:6735-3491
営業時間:9:00-21:00

 

地下1階には「ASIAN FOOD MALL」というフードコートもあります。こちらにはフィリピン料理だけでなく、他のアジア系料理のお店が多数揃っています。そしてこのフードコート内にもJollibeeが。ラッキープラザ内に2店舗ということで、いかにフィリピン人に親しまれているかが分かります。

ASIAN FOOD MALL
住所:304 Orchard Rd, B1-38 Lucky Plaza, Singapore 238863
電話番号:6735-0354
営業時間:7:00-22:00

 

番外編として、こちらはフィリピン料理ではありませんが、チキンライスのお店「LUCKY CHICKEN RICE」は、安くて美味しいと日本人の間でも人気です。筆者もチキンライス好きなので、別の機会に食べてみたいと思っています。

LUCKY CHICKEN RICE
住所:304, #02-110 Orchard Rd, Lucky Plaza, 238863
電話番号:6738-4175
営業時間:10:30-19:30(日曜・火曜定休)

 

■まとめ

高級ブランド店や近代的なモールが立ち並ぶオーチャードで、他とは違う風格を漂わせるラッキープラザ。筆者はフィリピンに行ったことがありませんが、そこでは確かにフィリピンの雰囲気を味わうことができました。特に、食料雑貨店は見ているだけでも楽しいのでおすすめです!

このご時世ですので、大混雑する日曜は避けて、のんびりじっくり、「リトルマニラ」を堪能してみてはいかがでしょうか。


この記事を書いた人

SingaLife編集部

シンガポールライフをもっと楽しく豊かに、をコンセプトに、在留邦人や短期滞在者、またシンガポールに興味がある方に、実用的で生活に役立つ情報を提供しています。