ニュートンにある「Camberleyプレスクール」。レッジョエミリアアプローチを採用し、プログラミングや写真撮影の授業も実施。これから求められるスキルを幼児期から身につけられる。
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子どもが適齢期になりどこかのプレスクールに入れたいな、と思ってもどう選んでいいのか難しいかと思います。結局は家から近くて、預かってくれる時間が長いなどの理由で決めてしまうケースが多いのではないでしょうか。
今回、SingaLife編集部がニュートンにあるプレスクールを現地で直接取材しました。「Camberley」は、レッジョ・エミリア・アプローチを採用し、子どもたちが自ら考える・自信を持って発言できるよう促し、子どもの学ぶ力を育てます。どこにいても子どもたちにとって居心地の良い空間になっています。
これからの社会を生きるために必要になるスキルを子どものころから身につけさせたい、と願う家庭にぴったりの学校です。
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ニュートン駅から徒歩5分
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今回紹介するプレスクールは、ニュートン駅から徒歩5分のビル2階に入る「Camberley Preschool」。ビル内にあるプレスクールは、フローリングの床で、廊下を挟んで生後18カ月から6歳までの年齢別に分かれた教室が5部屋あるほか、遊具が設置されている広い室内プレイグラウンドもあります。
英語と中国語を学べる
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Camberley Preschoolでは、日本語のレッスンはありません。けれど、その分英語と中国語の学習時間を多く確保しています。
”世界共通言語”となっている英語はもちろん、今後も世界に影響力を拡大していく中国を知るために必要になる中国語。その両言語の基礎を幼いときから身につけておけば、将来大きな武器になるはずです。様々な国を転々とする駐在員の子どもたちが、これらの言語を学ぶことで、将来の変化にうまく対応できるはずです。
言語を学ぶだけでなく、子どもたちは中国の文化(古典芸術・詩・演劇・カリグラフィーなど)に触れる機会もあります。
大きな滑り台も。充実の室内プレグラ
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Camberley Preschoolには、広い室内プレグラを設置。「園庭がないと運動量が気になる」と不安に思うかもしれませんが、Camberley Preschoolではそんな不安は無用です。むしろ雨でも遊べるので、プレグラで遊べる放課後の時間になると子どもたちは大喜びでプレグラで遊んでいます。
年齢ごとに分かれた教室で授業
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年齢ごとに分けられた教室では、子どもたちがそれぞれ授業を受けています。幼い子どもたちの教室では絵本の読み聞かせ、年長の子どもたちの教室では音楽に合わせてリズムを取るといった授業が行われています。
授業の途中にも関わらず、筆者に気づくと手を振ってくれる姿が可愛らしいです。
写真撮影の方法を学ぶ授業に驚き
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取材に訪れて実際にいくつかの授業を見学させてもらいました。筆者(30代後半)の保育園時代とは違って、さまざまな実践的な授業が行われていて感激。そして、それらの授業の中で一番驚いたのは、6歳児クラスで行われていた「写真撮影の授業」です。何を学ぶかといえば、学ぶのは写真撮影のスキル。
男の子はショベルカーなどの働くクルマ、女の子は人形とそれぞれ自分が撮影したい被写体を机や椅子に置き、思い思いにカメラで撮影していきます。
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自分でアングルやフォーカスを調整し、パシャリと撮影。先生が撮影した1枚をチェックし「もっとこうした方がいいと思うよ」「こちらの角度の方が綺麗に撮れるんじゃないのかな」などとアドバイスをしています。
Camberley Preschoolの理事長は「SNSなど写真で自分を表現する機会は増えています。自分を表現する手段としての写真の撮影技術は身につけておいた方がいいというのが我が校の考えです」と説明してくれました。「なるほど」。それは確かにそうだな。と深く納得した筆者。
さらに理事長は「子どもたちがどのアングルで写真を撮るかは、子どもの考え方をよく表していて、子どもたちのことをよりよく理解するヒントになります」と付け加えました。
プログラミングは5歳児クラスから
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「これから身につけておくべきスキル」と言われるプログラミングは5歳児クラスから始まります。タッチペンで読み込んだ矢印の方向に動くロボットを適切に誘導して、ゴールまでたどり着かせるという内容の授業で、子どもたちは矢印が書かれたカードを床に並べてタッチペンで読み込んでいきます。直進や右折、左折などさまざまな種類のカードがあり、それらを組み合わせてロボットをゴールまで導くことができるか、という授業です。
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日本でも小学校からプログラミングが必修になりました。こうして幼いときからその基本的な仕組みを理解していると、中学生になってからも素早く習得できることにつながるはずです。
施設内にさまざまなコーナーを設置
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教室の外の共有スペースには、本がたくさん並んでいる読書コーナーや建設現場で活躍する車の模型が並んでいるコーナーなどがあり、子どもたちの好奇心を刺激する仕掛けがたくさん。授業の合間や放課後といった時間に自由に使えます。
リサイクル可能なものを家庭から集めシェアする場も。サステナビリティや環境問題について学ぶことができます。
ボタニックガーデンのジェイコブ バラス チルドレンズ ガーデンで毎週お散歩
新型コロナウイルスの感染拡大による各種規制によって、今は行われていませんが、コロナ規制が始まる前は、近くにあるボタニックガーデンへお散歩に行くこともありました。お散歩は毎週あり、公園までは貸切バスで行きます。
コロナ規制がなくなれば、このお散歩も復活させる計画があるそうです。
シンガポール国内に3施設展開
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Camberley PreschoolはニュートンにあるBalmoral校のほかに、Kovan校とLoyang校を展開しています。
問い合わせは随時受け付けていますので、下記のメールアドレス
メール:enquiries@camberley-edu.com
もしくは
電話:Balmoral校 6235 7555 / 8805 4876
までお願いします。
現在は、新型コロナウイルスの規制の影響で、学校見学は平日の19時以降、もしくは週末しか行っていません。
Camberley Preschool Balmoral校 住所:271 Bukit Timah Road #02-16, Balmoral Plaza, S259708 電話:8805 4876 / 6235 7555 WEB:https://www.camberley.com.sg/ |
この記事を書いた人
SingaLife編集部
シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!