シンガポールの紙幣と硬貨をご紹介!チップは?おすすめ両替所は?お金についてまとめてお届け!

コロナ禍で控えていた海外旅行を検討されている方も多いことでしょう。今回は、気軽な海外旅行先としておすすめのシンガポールの紙幣・硬貨の種類、旅行時に知っておくと便利なお金にまつわる知識をご紹介します!




シンガポールの通貨は?

シンガポールの通貨は「シンガポールドル」(略号・SGD)です。シンガポールドルは日本円で約98円(2022年6月現在)です。紙幣や硬貨の種類などについて詳しくご紹介します。


紙幣に記載されている4言語とは

シンガポールの紙幣には、公用語である英語、中国語、マレー語、タミル語の4言語で国名が記載されています。多民族国家らしさが紙幣にも表れています。


紙幣に描かれている人物は?

シンガポール国内で現在発行されている紙幣全てに、初代大統領であるユソフ・ビン・イサークの肖像が描かれています。ユソフ・ビン・イサークは、1959年にシンガポールの初代大統領に就任、1965年のシンガポール独立を経て、1970年の逝去まで在任していた、「建国の父」と言える存在です。


シンガポールの紙幣

現在発行されている紙幣は、S$2、S$5、S$10、S$50、S$100、S$1000、S$10000があります。S$1000紙幣は2021年1月1日より発行が中止されていますが、流通している紙幣は使用できます。また、S$10000紙幣は、世界最高額の紙幣ですが、一般には流通していません。2014年に発行が中止されています。

S$2、S$5、S$10はプラスチックでできたお札(ポリマー幣)も発行されています。紙のお札に比べて、丈夫で長持ちすることから、流通量の多い少額紙幣を中心に、2004年よりポリマー幣への切り替えが進められています。


シンガポールの硬貨

シンガポールの硬貨は、 S¢5、S¢10、S¢20、S¢50、S$1で、新旧の硬貨が流通しています。S¢1硬貨もありますが、シンガポールでは端数を切り捨てて請求するため、S¢1硬貨はあまり流通していません。


シンガポールドルについて

シンガポールドルはブルネイドルと等価とされているため、ブルネイ国内でも使用できます。同様にシンガポール国内でもブルネイドルが使用されています。


シンガポールのラッキーアイテム!S$1コイン

中華系の国民が多いシンガポールでは、風水が人気です。風水とは、古代中国の考え方に基づく環境学で、気の流れを考慮し生活環境を整えることが大切とされています。

シンガポールは都市計画にも風水を取り入れています。国土の東、西、南、北、中央の地下深くに眠る龍の気が国家に幸運をもたらし、繫栄させていると考えられています。ところが、MRT(地下鉄)の建設が決まり、龍脈が分断されることを危惧した当時のリー・クアンユー首相が風水師に相談したところ、国民全てが「八卦鏡」を玄関に飾ると良いとアドバイスされました。八角形は、風水ではとても縁起の良い形とされています。

多民族国家であるシンガポールが、宗教を超えて国民全てに八角形を取り入れる方法として、S$1を硬貨にして八角形を刻印するという策が取られました。現在流通中のS$1硬貨にも、八角形のモチーフは引き継がれています。シンガポールでS$1硬貨を入手された際には、ラッキーアイテムとして持ち帰ってみてはいかがでしょうか?


クレジットカードは使える?

シンガポールではクレジットカード決済が広く普及しており、スムーズに利用できます。現金で支払いをするには、日本円をシンガポールドルに両替する必要があり、両替の際には手数料がかかります。また、両替所によってレートが異なる点にも注意が必要です。

クレジットカードでの支払い手数料は、現金をシンガポールドルに両替する際の手数料より低く抑えられるため、クレジットカード決済をうまく利用しましょう。

ホーカーや屋台などは現金の支払いが主流です。また、タクシー乗車時にもクレジットカードで支払いをすると10%の手数料が発生します。現金払いのみのお店、現金払いの方がお得、などのシーン別に決済方法を使い分けるため、現金も用意しておきましょう


シンガポールのチップ習慣は?

シンガポールにはチップの習慣はありません。欧米でチップを払うようなシーンで発生する料金にはサービス料10%がすでに加算されています。加えて、消費税(GST)7%も含まれています。(GSTは2023年1月1日より8%、2024年1月1日より9%に引き上げが決定)これにチップを支払うと、元の価格にかなり上乗せした金額を支払うことになります。チップに準ずるマナーについて、場面ごとに詳しくご紹介します。


レストラン利用時は?

シンガポールのレストランでは、10%のサービス料が初めから加算されているため、チップを置く必要はありません。ただし、良いサービスを受けたと感じた場合や、席に関するお願いをする時などは、お礼の気持ちを込めて小銭のおつりをチップとして渡すと気持ちが伝わるでしょう。


タクシー利用時は?

タクシー料金にもすでにサービス税が加算されています。そのため、チップの習慣はなく、料金の支払い時に戸惑う心配はありません。チャンギ国際空港内ではチップが禁止されています。その代わり、タクシー乗車時にはS$3が加算されます。

また、タクシーを利用する時間帯によって料金が加算される場合があります。深夜料金が発生したり、乗り降りの場所によって(チャンギ国際空港、マリーナベイサンズホテルでの乗り降りなど)追加料金がかかったりすることがあります。オーチャードなどの市内中心部にある「ERP」という渋滞緩和のためのゲートを通過する際にも、追加料金が発生するので、メーターに表示される走行料金よりも多く請求されても慌てないようにしましょう。


ホテル滞在中は?

ホテルの宿泊料金にも、すでにサービス税がかかっています。そのため、チップの支払いは必要ありません。しかし、5つ星ホテルなどに宿泊した際、ホテルスタッフから素晴らしいサービスを受けたと感じることがあれば、感謝の気持ちとして渡しても良いでしょう


シンガポールでのおすすめ両替所

日本円をシンガポールドルに両替する際には、レートが両替所によって異なることに注意が必要です。チャンギ国際空港の両替所、市内の銀行、ホテル、市内両替所などの選択肢があります。空港での両替は、市街地に移動する前にシンガポールドルを入手できるというメリットがあります。銀行、ホテルでの両替も安心感はありますが、レートがあまり良くありません。

市内に多くある両替所では、良いレートで両替ができます。両替所を探さなくてはならないというデメリットもありますが、事前にリサーチしておくと良いでしょう。

両替のレートが良いことで有名なエリアをご紹介します。いずれも繁華街に近く便利です。


ラッキープラザ

このエリアの両替所はレートが良いとされています。オーチャードエリアで現金の支出があって足りなくなった時にもすぐに両替ができます。いくつもの両替所があるので、レートをチェックして、お得な場所を見つけましょう。

ラッキー プラザ(LUCKY PLAZA)
住所:304 Orchard Rd, S238863
最寄り駅:Orchard駅
営業時間:店舗によって異なる
電話番号:6235 3294
WEBサイト



ムスタファ センター

ムスタファセンターは、リトルインディア エリアにあるショッピングセンターです。観光客だけでなく、買い物に来た地元の人からも人気があります。こちらの両替所もお店によってレートが異なるので、電光掲示板などでチェックしましょう。ムスタファセンターの店内に限らず、周辺にも多くの両替所があります。

ムスタファ センター(MUSTAFA CENTER)
住所:145 Syed Alwi Road, S207704
最寄り駅:Farrer Park駅
営業時間:24時間営業
電話番号:6295 5855
WEBサイト



ピープルズ パークコンプレックス

中華系シンガポール人に人気のショッピングセンターです。チャイナタウンで観光する場合は、このエリアの両替所が近くて便利です。このショッピングセンター内も、複数の両替所があるので、レートの良いお店を選びましょう。

ピープルズ パークコンプレックス(PEOPLE’S PARK COMPLEX)
住所: 1 Park Road, S059108
最寄り駅:Chinatown駅
営業時間:店舗によって異なる
WEBサイト



盗難、詐欺にあった場合の対処法

トラブル発生時の緊急連絡先
シンガポール警察:999
消防・救急車:995
在シンガポール日本国大使館:6235 8855
消費者センター:6100 0315
WEBサイト




両替や支払いはスマートに!ストレスフリーなシンガポールの旅を楽しめます!

シンガポールではチップ習慣がなく、クレジットカードでの支払いもスムーズなことから、日本人にとって安心して買い物や食事を楽しめる海外旅行先です。現金とクレジットカードを上手に使い分けながら、ぜひ快適な旅を楽しみましょう!

記事内容は執筆時点の情報に基づきます。最新情報は随時、公式サイトなどでご確認ください。


この記事を書いた人

SingaLife編集部

シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!