シンガポール食品庁 仏輸入のハーゲンダッツ・バニラアイス商品2種類に回収命令、殺虫/滅菌剤「酸化エチレン」混入の恐れ

フランスから輸入された賞味期限2022年7月4日から2023年7月21日のハーゲンダッツ・バニラアイスクリーム商品2種類に殺虫/滅菌剤「酸化エチレン(エチレンオキシド)」が混入した恐れがあるとして、シンガポール食品庁(SFA)が回収命令を出した。

SFAは8日、輸入業者フロスツ&ビバレッジに対し、当該アイスクリームのパイントとアソートボックス「クラシックコレクション」の自主回収を指示した。

本措置はオーストラリアとニュージーランドの食品基準策定を担う法定機関オーストラリア・ニュージーランド食品安全局が同様の理由で発出した回収命令を追随するもの。

SFAは酸化エチレンが食品への使用が禁止されている化学物質だとしている。

また、声明を通じ、「酸化エチレンの含有レベルが低い食品を消費しても差し迫ったリスクは無いが、長期に渡る暴露は健康問題につながる可能性がある」と述べた。


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SingaLife編集部

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