シンガポール近郊のおすすめリゾート島を満喫!ベストシーズンについてもご紹介
シンガポールにはふらっと行ける大自然あふれる島々がたくさんあります。近隣のマレーシアやインドネシアの離島も目と鼻の先の距離。週末や連休で近場のレジャースポットを探している方、シンガポールへの旅行ついでに近隣の島も観光したい方必見です。
シンガポールはどんな国?
シンガポールは首都のあるシンガポール島を含め、64島から成り立っている国です。国土は全部合わせても東京都23区と同じ広さです。地理的には東南アジアのほぼ中心に位置し、昔から貿易の中心地として様々な地域の人々が交わる場所として発展してきました。
気候は熱帯で一年を通して平均気温が26-27度と高温多湿。首都シンガポールはアジアを牽引する大都会ですが、ちょっと近くに足を伸ばすとそこには大自然の残る島々があります。
シンガポールのおすすめの島について
シンガポールにはどんな島々があるのでしょうか?見ていきましょう。
ウビン島
チャンギ ポイント フェリー ターミナルよりバムボートに乗って約15分で到着する自然豊かな島です。
ここでの見どころは多種多様な自然を満喫できること。チェック ジャワ湿地では海岸、磯場、マングローブ沼などの区域それぞれの場所で、ムツゴロウなど珍しい生き物を見ることができます。また、ココナッツやゴムの木のプランテーション、シンガポール最後のカンポン、ドリアンの木が350本以上立ち並ぶウビン果樹園など、見どころもたくさんあります。
おすすめはイスタナやジョホールシンガポールコーズウェイなどを建設するために利用していた採石場。緑あふれる採石場から眺める夕日は美しいので夕刻に訪れるのがおすすめです。
日帰りも可能ですが、せっかくのこの大自然の環境を目一杯楽しみたい方は、キャンプをすることも可能です。また、島内を自転車でゆったり巡りたい方やハイキングを楽しみたい方、アクティブにマウンテンバイクでスリル満点な岩肌を走り抜けたい方など、それぞれのニーズを叶えるべく、様々な楽しみ方ができるのもこの島の特徴です。
セントジョンズ島
シンガポールからフェリーで20分。魚がたくさん採れ、猫とたわむれることができ、釣り好きや猫好きの方には最高の島です。もともとは感染病の隔離場所として利用され、その後は薬物リハビリとしての場所として使われていました。1975年以降は役割を終え、今ではすっかり人々のレジャーの場所として生まれ変わっています。
更衣室とトイレ完備の海水浴が可能なビーチ、ピクニックスポット、トレッキングコースまでも。また、一晩過ごしたい方は宿泊施設に滞在することも可能です。
ラザラスアイランド
セントジョンズ島より専用のコンクリートの橋を渡って行くことができるこの島は、まさに未開の土地です。人の手が加わり、整備されたセントジョンズ島とは対照的にお店もなく、ただただ白い砂のビーチが広がる島です。それだけにシンガポールでは最も美しい海とも言われています。
コニーアイランド
シンガポール本島から地続きのコニーアイランド。車、バス、自転車で渡ることができ、7:00〜19:00のみ入島可能なので宿泊はできません。
サイクリングロードが整備されているため、自転車をレンタルして島内を巡るのがおすすめです。ビーチに寄ったり、ピクニックをしたり、コニーアイランドパークの中でオナガザルなどのシンガポール特有の動植物を楽しむことができます。レストランの入っているモールや、子ども向けのプレイ グラウンドもあり子連れにも優しい島です。
クス島
マリーナ サウス ピアからセント ジョーンズ島を経由しフェリー1時間。その昔マレー人と中国人が難破した際、カメが島に姿を変え海から彼らを助け、二人は感謝を表すために道教寺院とイスラム教徒のケラマを建立したという伝説が残されています。この伝説から、たくさんの人々がさまざまな願いを胸にお詣りに訪れる場所となっています。
到着してすぐ目に入るカラフルな寺院では、中国人にとっての聖獣であるカメもたくさん飼育されています。そして丘の上にはマレー人のための参拝所、ケラマがあります。海沿いにはシェルターのような小屋が建てられており、バーベキューを楽しむことも可能であり、シュノーケリング中には、運がよければ海ガメを見ることができるかもしれません。
シスターズ島
二つの島が寄り添って姉妹のように浮かんでいるシスターズ島には海で溺れ死んだ二人の姉妹の様々な逸話が語り継がれています。
島内のシスターズ島マリンパークでは、シンガポールならではの海洋植物の展示がたくさんあります。250種類以上の珊瑚礁、100種類以上の熱帯魚などを一気に見ることが可能です。ニモ(クマノミ)やウミブドウ、ヒトデや珊瑚礁などを海岸で探したり、シュノーケリング、スキューバダイビングも楽しむことができる島です。
ラザルス島、セントジョーンズ島、クス島を周遊できるマリーナ サウス フェリーズのアイランド ホッピングフェリー、プライベート チャーター、もしくは国家公園庁(NParks)が主催する無料のマリンパークガイドウォークの参加などで入島が可能です。現在は、島の拡張工事を行っているため島は閉鎖されたいます。リニューアルオープンが待ち遠しいですね!
シンガポールから近いおすすめの島々を紹介
これからご紹介する島々が位置するのは赤道近くの熱帯モンスーン気候。10月から3月の雨季の間は波も高く、海もにごりやすく、島によっては海に入るのも禁止されています。旅行に行く場合は5月から8月、乾季のベストシーズンを狙いましょう。
ビンタン島/インドネシア
タナメラ フェリー ターミナル、ハーバー フロントターミナルからフェリーで約50分。インドネシア屈指のリゾートです。日帰りでも楽しめますが、ゴルフコース併設のラグジュアリーなリゾートホテルなどもありますので、ゆったりと宿泊して島を楽しむのもおすすめです。
整備された真っ白なビーチで楽しめるアクティビティは数多くあります。シュノーケリング、カヤック、パラセーリング、ジェットスキー、ゴルフ、マングローブツアーなど。マングローブツアーではサルや野鳥などの野生動物を観察することができます。
また、クリアな海と白砂のビーチに囲まれたビンタン島の北部海岸全体をカバーする統合型ビーチリゾート「ビンタンリゾーツ」では、20の独立したビーチリゾート、4つのデザイナーズゴルフコース、多様なレクリエーション施設とアトラクションが揃い、贅沢な体験を一度に楽しめる理想的な場所です。
豊かな自然に囲まれ、多数の受賞歴を誇るこのリゾート地は、美しいビーチ、高級ホテル、豊富なアクティビティが揃い、リラックスとアドベンチャーが共存するパラダイスで、最高のバケーションをお楽しみいただけます。
バタム島/インドネシア
こちらもビンタン島と同じく、シンガポールのタナメラ フェリー ターミナル、ハーバー フロント ターミナルからのフェリーで約1時間前後。
アジアやヨーロッパの国々からも訪れるファーストクラスのゴルフコースを含む、7つのゴルフコースがあります。また、ヨット、セーリング、ダイビングの施設もあり、マリンスポーツを楽しむのにうってつけの場所です。
見どころは、バタム島とその他の小さな6つの島々を結ぶバレラン橋。橋の周辺には公園や屋台、レストランなどがあり、観光スポットになっています。また、歴史的建造物と言われる華僑の寺院、トゥアペコン寺院(大悲佛堂)、東南アジア最大の仏教寺院のマハラ ビハラ デュタ マイトレーヤ寺院も見逃せない観光スポットです。
ティオマン島/マレーシア
※画像はイメージです。
シンガポールの北約200キロの場所に位置している島です。シンガポールからの一番メジャーな行き方は、マレーシアのメルシン(Mersing)へ陸路で向かう方法。ここから、フェリーで1時間半〜2時間半(高速フェリーや普通フェリーによって時間が変わる)でティオマン島へ到着です。
日本人観光客は少なく、人の手が加わっていない美しい大自然が残っている島です。海の透明度が高いことからシュノーケリングやダイビングが楽しめ、ウミガメに遭遇することもあります。また、マリン パークには子どもも安心して楽しめるシュノーケリングスポットがあります。
その他、野生の猿が生息しているモンキービーチ、岩山であるツインピークスを登るトレッキング、ジャングルの中に現れる滝、ムクッ滝などがおすすめです。
テンガ島/マレーシア
テンガ島といえば、ジョホール州立海洋公園内にあるBATUBATUリゾート。シンガポールからは、マレーシアのメルシン(Mersing)に(陸路で約3時間)行き、そこからスピードボートで約20分です。
島全体がBATUBATUリゾートとなっており、地元の自然保護にも協力し、支え合いながら共存しています。島の中には8つの白砂のビーチがあり、シュノーケリング、カヤック、パドルボートを楽しめます。また、ジャングルの散策や島の生態系を生物学者から学んだりすることができます。
ラワ島/マレーシア
こちらもマレーシアのリゾート地です。テンガ島と同じく、マレーシアのメルシン(Mersing)まで行き、そこからスピードボートで約20分〜30分。こちらはカジュアルな雰囲気で高級リゾートホテルなどはありません。
透明度が高く、深いところまで行かなくてもたくさんの熱帯魚を見ることができます。子どもも喜ぶビーチスライダーが併設したホテルもあり、お子様連れの家族にもおすすめです。
ジョヨ島/インドネシア
ジョヨ島は歩いて15分で1周できてしまうほどの小さいインドネシアの島です。シンガポールのタナメラフェリーターミナルより高速船でビンタン島(インドネシア)へ渡ります。ビンタン島のタンジュンピナンでホテルスタッフと合流し、そこから陸路と船を乗り継ぎ、約4時間ほどでジョヨ島に到着です。
ロビンソークルソーを連想させる、白い砂浜と青く澄んだ海に囲まれた島の宿泊施設、Pulau Joyoは流木で作られ、ジャワの伝統建築の民家を移築して建てられたものです。インドネシアの季節に合わせて建てられた建物だけに、クーラーはありませんが風が通り抜け、暑さは感じない館内となっており、自然を感じながらホテルステイが可能です。
星空を眺めたり、夕日を眺めたりと大自然をゆったり楽しむのがおすすめの島ですが、もちろんシュノーケルやサーフィン、カヤックなどの水上アクティビティも可能です。
離島に行かずに楽しめる休日リゾート気分
リゾート島に行きたいけれど、なかなか時間が作れない、子どもが小さくて旅行は難しいという方にぜひご体験いただきたいのがリゾート気分を味わうことのできる、SPECのクルーズ。サンセット&ナイトクルーズでは、美しい夕日とライトアップされた街並みを海から楽しむことができます。お子さんがいる方は、早めの時間を指定することも可能です!
忙しい都心から離れた静かな海の上で、波の音を聞きながら過ごす数時間は、リゾートでのんびりと過ごしているような感覚へ連れて行ってくれます。飲み物や食べ物も自由に持ち込み可能。自分の好きなドリンクや食べ物を持っていって海風を楽しむのもいいかも。
Scuba Photo & Equipment Centre(だいびんぐやさんSPEC) 住所:150 Orchard Road #05-44 Orchard Plaza,S238841 最寄り駅:Somerset駅 営業時間:24時間対応可能 定休日:無 ご予約は、こちら → 9815 0214(WhatsApp) WEBサイト |
次の連休は近場のリゾートへGO!
シンガポールだけでなく、マレーシアやインドネシアも短時間で行けてしまうシンガポール近郊の島々。観光やマリンスポーツを楽しんだり、ラグジュアリーなホテルステイでゆっくりしたり、様々な過ごし方ができます。島のベストシーズン真っ只中の今、ぜひ都会の喧騒を逃れて島の大自然を満喫しにいきましょう。
●記事内容は執筆時点の情報に基づきます
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この記事を書いた人
SingaLife知りつくし隊
シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、現地のトレンド情報やライフスタイル情報をお届けします。「知り尽くし隊にこんな情報を取り上げてほしい」各種SNSにてリクエストも随時募集中です!