陸上交通庁、国立公園局が協力 バス停留所屋根緑化でヒートアイランド現象緩和

ヒートアイランド対策の一環として、国立公園局(NParks)と陸上交通庁(LTA)は島内全域において、バス停留所の屋根緑化に取り組んでいる。

LTAは、当該設備の構築は周辺温度を下げ、バス利用客により快適な体験を提供するためのもの。また、事前調査にて、緑化屋根が周囲の温度を「約2度」低下させることが立証されているという。

新設および改修を合せ、国内バスネットワークの停留所約5000ヵ所の3%余りに当たるバス停計150ヵ所で屋根を緑化する計画だ。LTAの広報担当者によると、今年7月現在、バス停留所約30ヵ所に緑化屋根が設置済であり、残りは今後2年間で徐々に整備していく方針。

緑化に用いる植物は、NParksの意見を参考に、“頑強性に優れ屋根でも良く育ち、管理が不定期な剪定程度で済む”ツユクサ科の低木が選ばれているとのことだ。




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SingaLife編集部

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