漁業とスパイスの街「ニゴンボ」-世界の旅Vol.203-
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魚市場とリバークルーズで垣間見るニゴンボ水辺の暮らし
コロンボ空港のすぐ近くの街「ニゴンボ」はどこまで続く海岸線が 美しいビーチリゾート。古代から漁業とスパイス貿易で栄え、歴代の王によって河川や湖を水路でつなぎ物資の輸送路として活用してきました。
面積35Km²のニゴンボラグーンとマハオヤ川を中心に水辺にはマングローブ林が生い茂り多様な生態系が育まれています。例えば、この周辺では190種類もの野生のスパイスやハーブが自生しています。
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マグロの競り(魚市場)
朝早くにニゴンボラグーンの北端に位置する魚市場を訪ねると沢山の漁船が水揚げをしている活気に触れることができるでしょう。遠洋漁業では1ヵ月かけてインドネシアの漁業水域ギリギリまで行ってマグロ、サメ、シイラ等の大物を水揚げします。
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鏡のような水路をのんびりクルーズ。景色も 南国情緒豊かでのんびりした時間と景色を楽しめます。
魚市場の見学後はマハオヤ川クルーズがお勧めです。約1時間のクルーズでは迷路のように張り巡らされた水路を川幅が狭くなる上流に向けて遡ってゆき、ちょっとした冒険気分が味わえるでしょう。
水路の両側の風景はマングローブや椰子の林だったり、民家や橋があったり、魚釣りや投網、水浴びをする人など水辺の人々の暮らしが垣間見え興味深い。途中、ガイドが自生しているカシューナッツの実を取って、その場で食べさせてくれたりすることも。 野鳥や水鳥の種類もとても多くバードウォッチングにも最高の環境です。
Zipan Resort Trabel
電話 6535 8002
月 – 金 09:00-18:00 土 09:00-13:00
写真提供:Centara Grand Island Resort & Spa Maldives
この記事を書いた人
SingaLife編集部
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