シンガポールでおすすめの展望台タワーを一挙紹介！観光名所タワーから無料の穴場展望タワーまで

• 旅行

2023.02.23

快適な都市計画を実行しているシンガポールの景観を高層から眺められる展望台がいくつか点在しています。ランドマークとなっている高層ビルやシティエリア、ベッドタウンエリアに存在する高層HDBなどそれぞれの展望台ごとに趣の違った景観を楽しむことができます。今回は選りすぐりの展望台を有料無料ともにピックアップしました。

Sands Skypark Marina Baysands

シンガポールの象徴的建物と言えるマリーナベイサンズの56階に位置する、マリーナベイエリアのパノラマビューを楽しめるスカイパーク展望台です。

船のデッキをモチーフに作られたこの展望台は地上200mの高さを誇り、マリーナエリアだけでなく金融街、シンガポールフライヤー、海に浮かぶたくさんの船やタンカーなどを上から眺めることができます。

雷雨発生時は閉鎖する可能性があるため、注意が必要です。

アクセス方法

展望台は、マリーナベイサンズ56階屋上にあり、チケット売り場はマリーナベイサンズホテルのタワー3側地下1階になります。地下へ行けるエスカレータがあります。

チケット料金

チケットの価格

*65歳以上の高齢者、学生、2〜12歳の子ども、障害者(PWD)、NSFに適用。

※チケットはスカイパークボックスオフィスでウォークインで購入することもできます。
※1月21日から17時以降にスカイパーク展望台にアクセスするには、時間指定入場予約が必要。

Sands Skyparkからの景色

マリーナベイサンズのインフィニティプール

ガーデンズバイザベイ、エスプラネード、マーライオンなどシンガポールの象徴的なランドマークを一望することができます。

展望デッキはマリーナベイサンズを正面から見て左側の、インフィニティプールとは反対側に位置しています。宿泊者しかプールには入れませんが、そのプールを展望デッキからは見ることができる貴重な展望スポットです。

サンセット&夜景も楽しもう！

ガーデンズバイザベイのフラワードームとクラウドフォレスト、スーパーツリーグローブ
金融街やマーライオン、ホテル街も一望できます

シンガポールフライヤーとインドアスタジアム方面

1年を通して19時頃に日が暮れるため、サンセットの時間帯を狙って展望台に登ればこの時間ならではの幻想的な夕暮れのパノラマビューを楽しめます。全て日が沈み切った後は、マリーナベイと金融街の夜景を一望。毎晩マリーナベイで開催されているレーザーショー「スペクトラ」もスカイパーク展望台から眺められ、夜ならではの光の演出を楽しめます。

ガーデンズバイザベイの「ガーデンラプソディ」も上から眺めると全体から見渡せ違った美しさを楽しめます。

施設情報

Supertree Observatory Garden by the Bay

出典：Gardens by the Bay

2012年にオープンした、クラウドフォレストとフラワードームの冷室をはじめ近未来的な11本のスーパーツリーとスカイウェイが目を引くガーデンズ バイ ザ ベイ。

地上22メートルに設置された全長128メートルの吊り橋のようなOCBCスカイウェイはまるで空中散歩をしているような近未来的な景観を楽しめます。スーパーツリーの上に広がるマリーナベイサンズ、スーパーツリー群も上から望め、この角度から見られる景色はまさにここだけです。遠くには貨物船、金融街の高層ビルを見ることも。

入場料は大人S$14子ども（3～10歳）S$10、シンガポール居住者は大人S$10、高齢者 (60歳以上) S$6、子ども (3-12歳) S$6です。

Sky Garden CapitaSpring

オフィスビルCapitaSpringの51階にある無料で開放されている展望台。野菜やハーブが栽培されているグリーンが広がる展望台から360度マリーナエリア、チャイナタウン、遠くに広がるベッドタウン、果てはJB（ジョホールバル）まで見渡すことができます。17〜20階はデザイン性に富んだ遊歩道もあります。

開放時間が平日8時半〜10時半、14時半〜18時と限られているので要注意。

Chestnuts National Park

出典：Chestnuts National Park

南北に公園が広がるチェスナット自然公園は、2017年にオープンした現在81ヘクタールのシンガポール最大の自然公園です。遊歩道はハイキング用、マウンテンバイク用に分かれ、それぞれ楽しめるよう道路が整備され、安心して自然公園を進むことができます。

ノーザントレイルにはチェスナットタワーがあり、5階分登ると広大なチェスナット自然公園を眺めることができ、街中の高層ビルの展望とは一味違った眺めが楽しめます。

おすすめ高層HDBの展望台

The Pinnacle＠Duxton

159m50階建ての高層公共住宅（HDB）のピナクルダクストン。50階のスカイブリッジが一般開放されており、タンジョンパガーの港、セントーサ、チャイナタウンなどを間近に望むことができます。

Block1Gの1階マネジメントオフィスでS$6支払い、展望フロアへ登りましょう。EZ-Linkカード、Nets Flashpay、Singapore Tourist Pass、Singapore Tourist Pass Plusなどで支払い可能です。

スカイブリッジは住民の憩いの場としても提供されており、遊び場や景観を楽しむためのスペースが設置されています。

Sky Ville@Dawson

出典：Sky Ville@Dawson

148m47階建ての高層公共住宅（HDB）のSky Ville@Dawson。ピナクルと同様、HDBの屋上をルーフトップガーデンとして無料で開放しています。BLK88からリフトに乗り、屋上に登ることができます。

Dempsey Hillの緑豊かな景色やハーバーフロントの海、セントーサ、ジュロン島なども見ることができるほか、ビルの谷間がまざまざと足下に広がり、高層を実感することができます。

Sky tellace@Dawson

出典：Sky tellace@Dawson

SkyVille@Dawsonの隣に位置するのがSky tellace@Dawson。5つの住宅タワーが13、18、19、28、33、34階の6つのスカイテラスで連結されている高層公共住宅（HDB）です。各スカイテラスから違った眺めを楽しむことができます。

2世帯3世帯が生活するために作られたちょっとユニークな建物の景観も楽しみたい人におすすめです。

 絶景を見にシンガポールの展望台へ

シンガポールにあるさまざまなタイプの展望台を紹介しました。眼下に広がる金融街の街並み、海や木々に囲まれた自然公園、昔ながらの住宅街、新興住宅地など、シンガポールを俯瞰して一望することができます。趣向を凝らした高層ビル、そこから眺める大パノラマを堪能しにぜひいろいろな展望台に訪れてみてくださいね。

●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。

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