〜会食や特別な日にピッタリ!〜
イタリア人シェフによる本格イタリアン【Bei Tempi】がオーチャードにオープン!

お仕事帰りにもアクセスが便利、ショッピングにも人気のオーチャードエリアに、本格イタリアンの新たな穴場が誕生しました!Bei Tempiは、イタリア人シェフが腕を振るう、隠れ家的なレストランです。

料理のお供にはワインだけでなく日本酒も提供。大人の会食や特別な日の利用にもピッタリなBei Tempiを、SingaLifeスタッフが訪問し、本場仕込みのコースを堪能して来ました!


 

Bei Tempiとは?

Bei Tempiは、カウンター15席の、隠れ家的なイタリアンレストランです。外の風に吹かれながら気軽に食事とアルコールを楽しみたい方を歓迎しています。

今年7月にソフトオープンし、続けて8月にグランドオープンしたばかりの、まだ穴場ともいえるBei Tempi。店名はイタリア語で、「極上の時間」を意味します。イタリア人シェフによる本格イタリアンレストランでありながら、その名のとおり、リラックスしたよい時間を気軽に過ごせる、フレンドリーなお店です。

料理は、コースを事前予約することも、アラカルトを楽しむことも可能です。特別な日の会食にもピッタリですが、BGMが賑やかで、シェフをはじめとするお店の皆さんがとても気さくなため、一人呑みの方でも寂しく感じることがありません。日本語が話せるスタッフがいるのも、日本の方がリラックスできるポイントですよ!


アクセス

Bei TempiはOrchard Plazaの1階にあり、MRTの最寄り駅はSomersetになります。Circle LineやNorth East Lineをご利用の方なら、Dhoby Ghautからも徒歩10分ほどです。Orchard Plazaの中では、Orchard Rdから一番奥まで進んだ、建物の裏側にお店があります。Kramat Rdに面した看板が目印です!


ローマ出身のイタリア人シェフ、アンドレアさん

本場の味を提供してくれるBei Tempiのイタリア人シェフ、アンドレアさんは、ローマのご出身。アートの学位を取ったあとに、複数の料理学校で学んだというユニークな経歴の持ち主です。

現地で磨いた料理の腕はもちろんのこと、絵画の制作やピアノ演奏の腕前も高いという、アーティスティックなシェフのクリエイティビティは、お店の至るところに発揮されています。メニューの考案だけでなく、店内の手書きメニューや、プリントされたメニュー表のデザインも、ご自身の手によるものです。

イタリアでは、数々の有名レストランで仕事をしていたアンドレアさん。中でもベジタリアン料理(※ご希望の場合は、お問い合わせください)でミシュランの星を獲得しているシェフ、Simone Salvini氏の元で仕事をした際、豆腐をはじめとするアジアの食材にふれたことは、アジア文化に関心をもつ大きなきっかけとなりました。

現在、在星8年目のアンドレアさんが、これまでの経験を活かし、Bei Tempiで提供しているのは、地元ローマのスタイルを基本としたイタリアンです。臓物料理が数多くあるローマの料理の中でも、トリッパという牛の胃袋(ハチノス)の煮込みは、コースの前菜として定番になっています。

その一方で、ベジタリアンレストランでの仕事経験もあるアンドレアさんは、菜食の献立もお手のものです!ベジタリアンの方は、予約時にご相談してみてくださいね!


イタリア産の素材や自家製へのこだわり

Bei Tempiの料理に使われる、種類豊富なチーズは、こだわりのイタリア産のみです!オリーブオイルももちろんイタリア産で、エクストラバージンオイルのみを使用しています。

そのほか、タリオリーニやフィットチーネなどの生パスタは、すべて店内で一から手作りした自家製のもの。またチャバタと呼ばれるイタリアのパンも、自家製のみを提供しています。味つけに使われるソースにも既製品はなく、すべてアンドレアさんが料理に合わせて作るものばかりです。本場の味を、イタリア人シェフ手作りの素材で楽しめるのがうれしいですね!


お店おすすめのコースで本場の味を実食!

アラカルトの料理もさまざまに用意されているBei Tempiですが、お店のおすすめは、COME LA MAMMA COURSE(S$88++)というコース料理です!外食価格の高いシンガポールで、本格イタリアンのコースをリーズナブルに楽しめるこちらのコース。COME LA MAMMAとは、「お母さんのような」という意味だそう。本場の味を、家庭に招かれたときのようにカジュアルな気分で楽しんでほしいという願いがこもっています。

それでもさすがの熟練シェフ、アンドレアさんの手による料理の数々は、家庭料理をはるか遠く超えるレベルの高さです!家族のようなチームワークを見せるフレンドリーなスタッフに囲まれ、シェフ自慢のおまかせコースを、SingaLifeスタッフが実食して来ました!

ストゥツィッキーノ

Stuzzichino 先付け
和食の先付けにあたるストゥツィッキーノは、自家製のイタリアのパン、チャバタに3種類のディップが添えられたもの。ローマの料理には欠かせない、白インゲンの一種、カネリーニや、フレッシュなブッラータチーズ、炭火で焼いたあとマリネしたトマトなど、いずれもさっぱりとさわやかで、スターターにピッタリです。適度な歯応えが心地よいチャバタに、自家製ならではの香ばしさを感じます。

前菜の盛り合わせ

Antipasto misto 前菜の盛り合わせ
多数の素材と味わいの、豊かなバラエティが楽しめる前菜の盛り合わせは、タレッジョチーズと黒トリュフの包み焼きや、牛の胃袋を煮込んだトリッパが定番のメニューです。それに加え、シェフがその日の新鮮素材を活かし、クリエイティブにその時々のメニューを提供してくれます。

トリッパは、トマトソースで煮込まれ、羊のチーズがかかったローマ風のスタイル。ソースを加える前に6時間、ソースを加えてからさらに6時間と、計12時間も煮込んだというだけあり、臓物とは思えない柔らかさです!

タレッジョチーズと黒トリュフは、どちらの風味も最大に生かされたバランスのよさが印象的。タレッジョチーズには、アルプスで放牧され、ハーブや花などを食した牛のミルクのみが使われているのだそうです。まだ前菜ですが、すでにコースに使われるチーズの種類の豊富さに驚きます。

この日のその他の前菜は、スモークダックがトッピングされ、レーズンが入ったオニオンボールや、カラフルで辛くない唐辛子ビキーニョの入ったグラタンのようなポテトケーキ。さらに魚の身がトッピングされた、とうもろこしの粉から作るポレンタや、りんごがさわやかに香るタコのサラダと、さまざまなイタリアンテイストが楽しめる豪華な盛り合わせです。

魚のカルパッチョ

Carpaccio di Pesce 魚のカルパッチョ
カルパッチョは、この日はハマチをいただきました。口ざわりがトロッとなめらかで心地よく、さっぱりとした味つけに、羊のチーズやシチリア産のケッパーが風味を添えています。「羊のチーズも、料理ごとにさまざまな種類を使い分けているんですよ」と言うアンドレアさん。本場イタリア出身のシェフだからこその、素材へのこだわりが、それぞれの料理を見事に引き立てています!

パスタ

Primo Piatto コース一皿目 (パスタ)
本日のパスタは、その名が「チーズと黒胡椒」を意味するカチョエペぺです。ケールの仲間にあたる、細かく刻まれたトスカーナの黒キャベツがアクセントになっています。

チーズには相当なこだわりのあるアンドレアさん。こちらのパスタに使用されているのは、若い羊のミルクのみを使ったチーズなのだそうです。さっぱりしたカルパッチョのあとに味わう、こってりとしたチーズの風味は格別です。

こちらのコースのパスタには、+S$8++でブッラータチーズを追加することができます。また、パスタはアラカルトのオーダーにもおすすめで、ウニのパスタやカラスミのパスタ、蟹のビスクなど、さまざまなメニューが用意されています、日本人の大好きな、海鮮素材が多いのはうれしいですね!

魚料理

Pesce 魚料理
今回いただいた魚は、クセのないおいしさで、北ヨーロッパで特にポピュラーなカレイ科の魚、オヒョウです。脂ののったオヒョウには、日本人好みの照りと弾力があり、その自然な甘味を、ほのかな酸味のあるソースが引き立てています。

見た目にも美しいソースは、アンドレアさんが絵を描くときの要領で、お皿の上にバランスよく滴らせているのだそうです。こんなところにも、シェフのアーティストとしての一面が垣間見られますね!

魚料理は、+S$38++でタラバガニに変更が可能です。また魚はその時に入手した一番のおすすめをいただけるので、リピーターの方は毎回どんな味とアーティスティックな盛りつけに出会えるのかも楽しみですよ!

炭火焼きの鶏胸肉

Carni alla Griglia 炭火焼きの肉料理(鶏胸肉)
メインの肉料理、炭火焼きの鶏胸肉は、日本人にも馴染み深いブルーチーズ、ゴルゴンゾーラのソースにイタリアンパセリのペーストとポテトが添えられての提供です。この一品は、「胸肉は脂が少なくヘルシーなぶん、モモ肉に比べてパサつきがある」という概念を、見事に覆してくれました!しっとりふっくらとして、これまで胸肉で味わったことのないジューシーさなのです!その秘訣は、炭火での焼き方にあるとのこと。炭からの距離を適度に保ち、時間をかけてじっくりと焼くことで、極上の柔らかさとジューシーな旨みを生み出しています。濃厚なゴルゴンゾーラソースは、パセリのペーストやレモンとの掛け合わせで、こってりした中にもさわやかな風味をもち、口の中で炭火焼きの鶏皮の香ばしさと混ざり合うのが何とも言えないおいしさです!

こちらの料理には+S$8++でスモークチーズを追加することも可能。また、「メインにはビーフをいただきたい!」という方には、+S$28++で和牛への変更も承っているので、ご予約時にお伝えください!

デザート

Dolce デザート
本場イタリアの料理をたっぷり楽しんだあとは、締めのデザートです。今回は、シェフお手製のティラミスをいただきました。目の前で、シェフ自らトップにエスプレッソを注いでくれるティラミスは、甘味だけでなく、フルーティーな酸味もあり、コースを締めるのにふさわしい大人の味わいです。

冷たいデザートでお口をさっぱりとして締めたい方には、シチリアから輸入しているジェラートをご用意できます。また、甘いものはいただかないという方には、+S$28++でデザートからチーズの盛り合わせへの変更も承りますよ!


ビーフがお好きな方には和牛づくしのコースも!

Bei Tempiでは、さまざまな料理でイタリア風に和牛のおいしさを味わえる、Bei Tempi WAGYU COURSE(S$128++)もご用意しています!前菜から和牛が含まれ、カルパッチョでも和牛を選択できるこちらのコースのメインは、もちろん和牛を使った炭火焼きのステーキです!アンドレアさんの手にかかると、和牛もどんなバラエティで楽しめるのか、こちらも期待できますね!


料理に合うワインや日本酒も豊富に用意!

お食事と合わせて楽しめるBei Tempiのドリンクのラインアップには、イタリア料理に欠かせないワインのほか、日本酒も多数用意されているのがおもしろいところです。トスカーナの代表的な赤ワイン、キャンティをはじめ、日本酒に最適といわれる山田錦を使った純米大吟醸など、いずれもスタッフがテイスティングし、料理の味を引き立てるものばかりを厳選しています!

いずれは、ワインとお食事のペアリングも含めたコースも提供したいと考えているのだとか。ワイン好きの皆さん、今から楽しみですね!

ドリンクはそのほかにビールやカクテル、ノンアルコールのモクテルやソフトドリンクなどもご用意。コースだけでなく、パスタをはじめとするアラカルトの料理や、チーズやオリーブなどのおつまみをお供に呑むのにも、おいしく楽しいお店です。さまざまなシチュエーションで、気軽に足を運んでください!

店舗情報

Bei Tempi(ベイ テンピ) Sake & Wine Italian Kitchen
住所:150 Orchard Rd, #01-25 Orchard Plaza, S238841
営業時間:火〜日 18:00-23:00(料理L.O. 22:00、ドリンクL.O. 22:30)
定休日:月
電話番号:9123 9380(日本語対応可能)
お問い合わせはWhatsAppでも受け付けています。(日本語対応可能)
WEBサイト
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ご予約はこちらから承ります。


大人の隠れ家で本格イタリアンを楽しもう!

Bei Tempiは、いつでも賑わい大勢の人で混雑するオーチャードにありながら、外の喧騒を忘れてゆっくりとくつろげる、大人の隠れ家でした!シェフやローカルスタッフも、こちらが日本人だとわかると、知っている日本の単語を発して和ませてくれるのが、料理をさらにおいしくしてくれるスパイスです。

ご予約前のお問い合わせは、電話やWhatsAppで日本語対応ができます。料理に関するリクエストなど、事前に日本語でお伝えできるので安心ですよね!皆さんも、プライベート感のある隠れ家で、本格イタリアンを楽しんでみませんか?

●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。


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この記事を書いた人

SingaLife編集部

シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!

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