2024年春版SingaLifeが送る、コラボ、期間限定、そして内容を一新したアフタヌーンティーを一挙紹介！

シンガポールといえばアフタヌーンティー＆ハイティー。シンガポールのあちらこちらで定番のアフタヌーンティーが味わえます。

ですが、期間限定アフタヌーンティーやスペシャルコラボなどは、今を逃したら2度と出会えないかもしれません。一期一会のアフタヌーンティー、試さずにはいられません。

そんな特別なアフタヌーンティーを、2024年、SingaLifeが一挙ご紹介します！

シンガポールといえば、アフタヌーンティー！

シンガポールといえば、美食の街、と言っても過言ではないでしょう。ホーカーセンターのリーズナブルな食事から、ミシュランの星付きレストラン、そして豪華ホテルのレストランまで、予算と食べたいものや場所に応じて、さまざまなチョイスがあります。

そして、その中でも他の予算を切り詰めてでも行ってみたいのが、憧れのホテルでエレガントに楽しむアフタヌーンティー。この日ばかりはちょっとおしゃれをして、別世界に迷い込んだ気分で楽しむ、旅の思い出の中でも大きな部分を占めそうです。

もしシンガポールに住んでいる方なら、月に一回アフタヌーンティー巡りというのもいいですね。お友達と2時間ほどゆっくりと座ってお茶を楽しめば、次までの1ヶ月、元気で過ごせそうです。

今回は期間限定アフタヌーンティーを中心に、有名レストランとのコラボや伝統的な内容を一新したものまでご紹介します！ぜひお試しください。

Goodwood Park Hotel（グッドウッドパークホテル）
内容一新でより楽しく！

出典：Goodwood Park Hotel

グッドウッド パークホテルのL’Espressoは、伝統的なイギリス料理のアフタヌーンティーブッフェが長年人気でしたが、今月からヨーロッパ各地のメニューをプラス。そしてスコーン・バーやシェフ・スペシャルなども始まりました。より楽しく、うれしい驚き満載のアフタヌーンティーブッフェをご紹介します！

出典：Goodwood Park Hotel

L’Espressoといえば、シンガポールのアフタヌーンティーの中でも、イギリスの伝統的なメニューとシンガポールローカルの味を堪能できるブッフェスタイルアフタヌーンティーとして、長年愛されてきました。今月からは料理を一新し、ヨーロッパ各地のおいしい料理も加わりました。

出典：Goodwood Park Hotel

飲み物のセレクションは、120周年記念ティーLegacy Blend120ほか、TWG厳選の各種ティー、コーヒーから選べます。追加料金でスパークリングティーなどもあります。

お食事は、各種チーズやサンドイッチ、サラダなど冷製もの、低温熟成させじっくりと火を通したビーフテンダーロインのハーブローストとクロッフルのカービングステーション、チキン・シェパーズパイなどのホットメニューなどのイギリスの代表的な味。そしてイタリア、スペイン、フランス、ドイツなどヨーロッパの伝統料理の数々、オレンジ・クレマ・カタラーナ、アプリコット・ケーキ、スパニッシュ・アップル・タルト、ブラック・フォレスト・ケーキなどのエレガントなお菓子も世界の味がお目見えです。その品数の多さはまさに圧巻。

◆スコーン・バー
スコーン・バーにはコーヒーとアプリコット、プレーン、レーズン、ピスタチオ、メープルピーカンと6種類もあります。6種類の中でもSingaLifeの推しは、しっとりとしたアプリコットと香り豊かなピーカンです。これにデボンシャークロテッドクリームやレモンカード、カラメルバナナなどのソース類を付けて食べます。スコーンは出来たてふわふわ、固かったりもたつく感じは皆無です。

くれぐれもシェフスペシャルが入るスペース分は、空けておいてくださいね。

各回数量限定でサーブされるシェフスペシャルは、アフタヌーンティーがスタートしてから、約1時間ほどでサーブされます。この日は和牛ビーフスライダーのフォアグラと紫キャベツコールスロー添えバンズ、チーズ風味ポテトチュロス、チョコレートラバケーキの3種。ベルがチリンと鳴ったら、会場の一角に置かれたシェフスペシャルコーナーへ行きます。時間限定ですが、無くなっても追加でサーブされますので参加者の皆様全員に行き渡りますので安心です。

シェフスペシャルは、見た目もばっちり。噛むと牛の旨みが口いっぱいに広がるビーフスライダー、サクッと軽いチュロスに濃厚なラバケーキと見た目もバランスもばっちり。印象に残ります。

グッドウッドパークホテルのアフタヌーンティーブッフェは、お昼を抜いてでも楽しみたい、贅沢なアフタヌーンティーです。クラシックなインテリアや美しい外観。アフタヌーンティー前後にはホテルのパブリックエリアを見て回るのもおすすめ。シンガポールでも貴重な景観を楽しめるホテルです。

Raffles Hotel Singapore（ラッフルズホテル シンガポール）
季節限定の代名詞

出典：Raffles Hotel Singapore

期間限定といえば、毎年ザ・グランドロビーで開催される、ラッフルズホテルのSakura Afternoon Teaの名前が上がるはず。毎年開催されるSakura Afternoon Teaは、エグゼクティブ・ペストリーシェフ、リン・タイ・チエン氏が、日本で初めて桜を見たときの感動を込めて作ったアフタヌーンティーです。

ハープの生演奏が響くグランドロビーでは、人々が優雅にアフタヌーンティーを楽しんでいます。ホテルのアフタヌーンティーの中でもラッフルズホテルのアフタヌーンティーは、宿泊客とレストラン利用者のみしか見ることができない見事なロビー景観と相まって、コロニアル時代の貴婦人になった気分を味わえる気がします。

お飲み物は、マリアージュ フレールのルースティー、またはラッフルズ スペシャルブレンドコーヒーからチョイス。ドリンクが到着してから程なく、3段トレイに載せられたスイート&セイボリーがサーブされます。上品な淡いピンク色のスイーツの数々はまさに春色。一気にテーブルが明るくなります。

まずは1段目のセイボリーからスタート。カリッと揚がっているのに、サクッと柔らかいビーフカツサンドベシャメルソース添え、巻き寿司やいくらを乗せた卵焼きなどが並びます。

ここでラッフルズ自慢のスコーンが登場。3種類ありますが、せっかくなので全ていただきたいところ。残すと心が痛むので、お友達とシェアすれば全ていただけますね。

セイボリーはベーコンやチーズの香り、そして定番のプレーンとレーズン。アフタヌーンティーでしか味わえない、ストロベリーローズジャムとクロテッドクリームをたっぷりと添えていただきます。柔らかく温かいスコーンはラッフルズの自慢。最後にはストロベリーローズジャムを紅茶に入れて、ロシアンティーにするのがSingaLifeの締めティー。試してみてくださいね、おいしいです！

2段目は淡いピンク色のデザートの数々。さくらティー ストロベリータルトレット、さくらラズベリーロールケーキ、さくら抹茶もちのプロフィートロール。

3段目のさくら柚子ヴェリーヌ、さくらナメラカココナッツ サブレは、サクサクのココナッツクッキーにチョコレート、淡いピンクのフローラルクリームを合わせたもので、一見もなかに見えますが、フローラルクリームはその名の通り“なめらか”。ほわっと柔らかい独特な口触りでおいしい！ 驚きもあるスイーツです。スイーツからセイボリーまでパーフェクトなアフタヌーンティーです。

せっかくなのでシーフードとも相性抜群のBillecart-Salmonシャンパーニュと一緒にいただきたいもの。グラスS$33（S$43 ロゼ）です。

Four Seasons Hotel Singapore
（フォーシーズンズホテル シンガポール）
ミシュラン星付きとコラボ

出典：Four Seasons Hotel Singapore
（写真左からリトルニョニャ、チェンドール、ストレイトオールドファッション）

世界的なカンファレンスの際に大使達が好んで宿泊するホテルの一つが、ここフォーシーズンズホテルです。オーチャードロードの喧騒から一歩入った静かな立地が好まれる所以かもしれません。

アフタヌーンティーは、シックなインテリアのOne-Ninety Barで開催されています。今回ご紹介するのは、2001年に行われた、世界初のミシュランひとつ星のプラナカンレストランCandlenutとのコラボアフタヌーンティーです。好評に応え、再度開催される週末・曜日限定コラボです。

お飲み物のセレクションにはレモンラテやコールドドリップコーヒーなど9種。Snow Peonyなどのティーセレクションも12種ありますが、ここはキャンドルナッツシグニチャーブレンドを。烏龍とバタフライピーのブレンドにジャスミンとパンダンの香りを忍ばせたやさしい味。きれいなブルーピーの色合いを楽しめます。

アフタヌーンティーは、クラフトカクテルかシャンパーニュ付きへのアップグレードができます。カクテルは3種類あります。SingaLifeイチオシはリトルニョニャです！

キャンドルナッツのオーナーシェフMalcolm Lee、ペストリーシェフPhaik Choon TanとフォーシーズンズのシニアスーシェフKok Wah Loke、エグゼクティブペストリーシェフAudrey Yeeの4人が味の饗宴を繰り広げるPeranakanAfternoon Teaメニューはこちらです！

出典：Four Seasons Hotel Singapore

セイボリーはプラナカンの味わいが生きているメニュー。MalcolmシェフのMom’s Chicken Curry With Prataは、パリッとしたプラターが印象的で、辛さに深みがあるチキンカレーとぴったり。サクサクと食べられます。Laksa Crab Cakeはカニの身がふんだんに入っています。Lokeシェフのボストンロブスターは豪華で食べ応えあり。Achar入りバンズがしっとりとしておいしい。

スイーツもプラナカンのやさしい味わいが印象的なデザートが並びます。スコーンは干しエビが入ったRempha Udan風。エビの旨みたっぷりです。Phaikシェフのクエ・サラはまさに絶品。

そしてAudreyシェフのPulut Hitamも最高です。SingaLifeが試したのはティスティングサイズでしたが、それでもお腹は満腹です。でもせっかくなので今週末にフルサイズのPeranakan アフタヌーンティーを試しに行きます！日本人も大好きなプラナカン料理は、アフタヌーンティーになってもやはり最高の味わいでした。このカクテル類は期間終了後は提供も終了します。ぜひお試しください！

落ち着いた店内でゆったりとお過ごしください。

Marina Bay Sands（マリーナベイ サンズ）
進化し復活したアフタヌーンティー

Marina Bay Sandsのホテルロビーの中心に位置するRenku Bar & Loungeでは、昨年末より、Marina Bay Sandsのエグゼクティブペストリーシェフ Kuok I Hoiが監修した2種類のアフタヌーンティーを提供しています。

出典：Marina Bay Sands

イギリスの伝統に敬意を表したAt The Queen’s Table 女王の食卓にて（S$65）と題されたアフタヌーンティーでは、古典的なお菓子を現代風にアレンジしています。

マグレ鴨のリエットにフォアグラとヘーゼルナッツのシャンパンジュレをのせたフランス風バゲット、自家製スコットランド産キングサーモンのクレープ、ラズベリーピスタチオのバッテンバーグにマジパン、甘美なレモン風味のイタリアンメレンゲのアーモンドサブレなど、美しくおいしいものばかり。

かわいらしいアフタヌーンティーを楽しむなら、Garden Rhapsody（S$72）がぴったり。季節の新鮮な花々をふんだんに使ったメニューは斬新です。

甘いバンズにのせたノヴァ・スコシア産カニのタルタル、カリッとしたクロッフルの上にのせたタスマニア産黒トリュフとサクラエッグなどのセイボリー。スイーツは、バラの花びらのシャルロット、日本酒につけた桃やオレンジの花のビクトリアケーキ、ストロベリーマーマレード添えなど、可憐なデザートが並んでいます。

ともに焼きたてのスコーンやサンドイッチ、スイーツが盛り込まれた、エレガントな3段の金色の鳥かごに盛り付けられています。

出典：Marina Bay Sands

お飲み物は、テーブルサイドに運ばれるティートローリーから、マリーナベイ サンズ限定のマリーナ パール、ジャスミンパールやドリアンラピス、紅茶、カルダモンなど、14種類のユニークなブレンドティーをティーマスターがおすすめします。特筆すべきはお好きなだけ、何度でも違う種類のティーを楽しめること！

お友達と違う種類を頼めば、4種類くらいはトライできそうです。その中にはぜひドリアンも入れてくださいね。あのドリアンのイメージとは全く違う、すっきりとしたお茶です。

シンガポールのアイコン、マリーナベイ サンズで楽しむアフタヌーンティーは格別です。

Parkroyal Collection Marina Bay
（パークロイヤル コレクション マリーナベイ）
バーで味わう華やかアフタヌーンティー

出典：Park Royal Collection Marina Bay Singapore

マリーナベイスクエアを挟んで並び立つホテルの一角にあるのが、 パークロイヤル コレクション マリーナベイ。この中にある人気のバー、Portman Barではアフタヌーンティーも開催しています。Chocoholic Bliss Afternoon Teaは、セイボリーからスイーツまでチョコレート尽くし。

チョコレート・バルサミコ、トマト、モッツァレラがたっぷりのったカプレーゼタルトや、ホワイトチョコレート、サーモン、ディルがのった炭焼きパン。スモークチキンのクレープやワッフルなど、チョコレートを使ったセイボリーの数々。

スイーツは、チョコレートとバナナのアーバンファーム バナナ タルトレットや、マダガスカル産バニラソースと黒トリュフアイスクリームを添えたチョコレートラバなど、チョコレート好きならたまらないお味。その他、ポートマンズ・バーのスウィート・ワゴンには、チョコレートのガトー、マカロン、プラリネ、クッキーなどがたっぷり。

カクテルはチョコレート・アイランド・ドリーム 。モクテルはアーバンファーム・エリクサー と柑橘系のゆずフィズルの2種類。アフタヌーンティーに添えれば、完ぺきなチョコレートデーになりますね。

Andaz Singapore（アンダーズ シンガポール）
気軽に楽しめるアフタヌーンティー

出典：Andaz Singapore 参考写真

アンダーズ シンガポールの25階に位置するAlley 25は、シンガポールのストリートダイニングをイメージした天空のレストランです。広い窓からはシンガポールの美しい眺めを見ることができます。

4月1日からはボタニカル ガーデンズ エディションが始まりました。こちらはCity in Nature、シンガポールの豊かな緑をセイボリーやスイーツで表しています。

 例えば、Crudites Gardenと名付けられたセイボリーには、土に見立てたパンパニッケル（黒パン）と有機野菜、ひよこ豆のディップが使われている。 その他の料理には、自家製スモークサーモンやアスパラガスとブレザオラのタルト・フランベなどがあります。

スイーツはアロエベラやカラマンシーをミニサボテンに見立てたスイーツ。ライチと桜のタルトレット、千歳メロンのビングスなど、さまざまなフルーツの味が楽しめます。気分はガーデンパーティー風の楽しいアフタヌーンティーです。

飲み物はフリーフローのラバッツァ・コーヒーとTWGの紅茶から選べ、S$20の追加で1杯オーダーすると一杯無料のドリンクもあるので、注文の際はメニューを確認してください。

アフタヌーンティーで季節を楽しむ

春、新しい芽生えを感じる季節です。ここシンガポールでは日々暑さが増していますが、そんな時に涼しい場所でゆっくりとお茶を楽しむ時間は貴重なものです。終了間近や期間限定、新しいアフタヌーンティーがどこかで始まっているシンガポール。新しい出会いに、しばしのお別れに、そして楽しい旅の思い出に、一期一会のアフタヌーンティーをお楽しみください！

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