2021-01-27
シンガポールにあるマクドナルド全店が5月4日までの外出制限期間中の営業を取りやめる。保健省(MOH)の勧告を受けたもの。島内に130店舗以上あるマクドナルドが一時的に営業を休止することは、市民生活に小さくない影響を与えそうだ。
マクドナルドはすでに、4つの店舗(リド店、フォーラムギャラリア店、パークレーン店、ゲイランイーストセントラル店)に勤務する5人のスタッフが新型コロナウイルスに感染したことを公表。さらに、チャンギ空港第3ターミナルとタンパニーアベニューのガソリンスタンドにある店舗でもスタッフの感染が確認されたという。
マクドナルドは従業員や消費者の安全確保のために、5月4日まで全店を閉店することを決めた。
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シンガポールのマクドナルドには、1万人以上の従業員が働き、毎月600万人以上の客が訪れるという。従業員は全て自宅待機にして、待機期間中の給料は支給するとしている。