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妻と口論後、11歳の娘に睡眠薬の過剰摂取をさせた男に有罪判決

40歳の男が、娘(11)に睡眠薬を過剰摂取させたとして、虐待の疑いで有罪判決を受けました。犯行の背景には、別居中の妻に夫婦間の口論が娘にとってストレスで、娘を適切に世話をしていなかった責任を妻に負わせるために仕組んだ行為だったということです。

男は去年11月、現在は保護されている実子への虐待およびその犯行を隠蔽し、さらに警察に侮辱的な言動をしたという3件の罪で有罪判決が下されました。

事件が起きたのは2018年4月。男は母親が服用している「アミトリプチリン」を含む睡眠薬を飲むように娘に指示。その時、男は別居中の妻と電話で口論となり、興奮状態だったということです。娘は指示に従って6錠以上を服用し、気を喪失。

男は気を失った娘を妻の家に連れて行き、「娘に万が一のことが起こったらお前の責任だ」と妻をののしったということです。娘は「アミトリプチリン」の過剰摂取と精神の錯乱に苦しみ、病院に運ばれ、その後一カ月以上の入院を余儀なくされました。

さらに、男は娘に対して「自殺するために自分で薬を飲んだ」と警察に嘘をつくように指示。娘の虚偽申告によって、自殺未遂として処理されましたが、2018年8月にソーシャルワーカーに事件について話したことから男の犯罪が明らかになったということです。

これにより実子への虐待として、この男に最大4年間の懲役、最大4,000シンガポールドルの罰金、またはその両方を科せられる可能性があります。またその隠蔽として、最大7年間の懲役か、罰金、またはその両方となる可能性があるということです。

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