シンガポールのオーチャード・クリスマス・ライトアップ 11月13日スタート 新型コロナで関連イベントは中止・縮小

シンガポール随一の繁華街オーチャードエリアで毎年恒例になっているクリスマス・ライトアップの概要が10月5日、主催者オーチャード・ロード・ビジネス協会(ORBA)より明らかにされました。

今シーズンのクリスマス・ライトアップの開催期間は、2020年11月13日~2021年1月1日。商業施設タングリン・モールからドービー・ゴートの同プラザ・シンガプーラに至る全長2.9kmの街頭が、昨シーズンの6kmを上回る約50km分のLEDライトがブルーやホワイト、ゴールドのクリスマス・イルミネーションに彩られ、MRTオーチャード駅の交差点には高さ14mのメインアーチが設置される予定です。

さらに、今シーズンは、新たな試みとして、自宅などにいながらにしてライトアップの光景を360°にわたり鑑賞できるバーチャルツアーが実施されます。

また、ORBAは、ライトアップ開催に際し、医療従事者や警備員、宅配スタッフなど新型コロナ対応の最前線で働くエッセンシャルワーカーに、ショッピング、ダイニング、サービスのプロモーションを用意し、敬意を表するほか、エッセンシャルワーカーをめぐる感動的なストーリーを公募する賞品付きキャンペーンも行われるとのことです。

一方、例年開催されている、屋台フード、各種アトラクション、パフォーマンスが楽しめるフェア“グレート・クリスマス・ビレッジ”は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、来場者が密集するリスクを最小限に抑え、市民の健康と安全を守るため、中止されます。

6月に店舗の営業再開が認められて以降、にぎわいを少しずつ取り戻しつつあるオーチャードエリア。今年のイルミネーションは、どのようなクリスマスの想い出を私たちに届けてくれるのでしょうか。

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SingaLife編集部

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