‘塩・ソース・即席麺・食用油との戦い’
当該製品群に栄養表示「ニュートリグレード」が拡大

塩や飽和脂肪酸を多く含む食品の一部には糖類と同じく含有量を示す栄養成分表示「ニュートリグレード」が義務付けられる。

保健省(MOH)は8月22日、食塩と飽和脂肪酸の主な摂取源である包装済み食塩、ソース・調味料、即席麺と食用油の4製品群について、ニュートリグレード表示と(含有量が高い製品の)広告禁止措置を拡大すると発表した。

当該製品はナトリウムおよび/または飽和脂肪酸の含有量に基づき、「A(最も健康的)」~「D(最も不健康)」の4段階に等級分けされるため、消費者は一目で(製品の)健康度を確認できる。

塩分過多の食生活は高血圧につながり心疾患やその他の病気のリスクを上昇させ、過剰な食物脂肪の摂取は肥満、冠動脈性心疾患や特定のがん種のリスクを増加させる。シンガポールは高血圧症の有病者が過去5年間で24%から37%に拡大。さらに、当地住民の約3分の1が高脂血症を患っているという。


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この記事を書いた人

SingaLife編集部

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