来年1月末より、大手薬局ガーディアンとワトソンの一部店舗でHIV自己検査キットが販売開始

地域社会における定期的な自己検査を促す保健省(MOH)の取り組みの一環として、来年1月末頃より、大手薬局ガーディアンとワトソンの一部店舗でヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染症の自己検査キットの販売がスタートする。

ジャニル・プトゥチェリ上級国務相(保健担当)は11月30日、第14回シンガポールAIDS会議にて、「国民にはHIV検査へのアクセスが拡大すると共に、人々の偏見を恐れることなく“自宅で個人的に検査”という選択肢ができる」と述べた。

簡易型のHIV自己検査キット『オーラクイック(OraQuick)』は検査器で口腔内をこすって、体内の(HIV)抗体を検出できるかどうかを調べ感染の有無を確認するというもので、20分程度で結果が分かるという。現在、国立皮膚センターの薬局サイトでもS$21.85で購入可能だ。

2023年は当地住民209人がHIVの新規感染者として報告された。


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SingaLife編集部

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