ジョホールバル-シンガポール高速鉄道「RTS」
鉄道システムの設置は予定通り年内着工

マレーシアのジョホールバルとシンガポールを結ぶ高速輸送システム「RTS」リンクは予定通り年内中に鉄道システムの設置が始まる模様だ。

シンガポール陸上交通庁(LTA)、マレーシアのマス ラピッド トランジットコープ社(MRT Corp)とRTSの運行を担うRTSオペレーション(RTSO)は、次の段階は線路敷設や信号、通信およびトラクション装置の設置などを行うと伝えた。11月29日付けの共同声明によると、公共インフラ工事の完了率はシンガポール側が80%以上なのに対し、マレーシア側も93%に到達したという。

海上と陸上の高架橋がほぼ完成したことを受け、LTAは今年末より、RTSOに対して当地側インフラの利用を段階的に許可していく。また、未完成部分の構造工事と並行して道路工事、出入国審査ゲートを含む主要システムの設置を進める計画だ。

RTSは2026年12月の旅客輸送開始を見込んでいる。


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SingaLife編集部

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