シンガポールで注目のIBインターナショナルスクール「XCL World Academy」とは?人気の理由を解説します! PR

インターナショナルスクール選びは、子どもの未来を左右する大きな決断。数ある選択肢の中で、「XCL World Academy」はどのような特徴を持つ学校なのか?本記事では、教育理念、学びの環境、進学実績などを幅広い視点で解説し、検討中の保護者の皆さまに有益な情報をお届けします。
XCL World Academyとは?どんな学校?

XCL World Academyは、シンガポール北部のYishunエリアに位置するインターナショナルスクールです。最寄駅はNorth South LineのYishun駅。登下校時は、そこから無料シャトルバスサービスを運行しています。路線バスの場合は(103番、801番、806番)に乗り換え約10分ほどで到着します。
国際バカロレア(IB)一貫教育を提供する学校で、対象年齢はナーサリーから12年生まで(生後18か月〜18歳)までと、高校生まで通えるのも特徴です。
未来志向の教育方針で、グローバルシティズンシップ(地球市民としての意識)・起業家精神・AIを育てる独自の教育を行っています。シンガポールのインターナショナルスクールの中でも、最も包括的なテクノロジーとAIを統合したカリキュラムのひとつを提供しているのも特徴です。
また、XCL World Academyでは、「Learning By Design」や「School of the Future」といった独自のプログラムを通じて、科学・技術・数学・芸術を横断的に学ぶ教育に力を入れています。生徒一人ひとりの興味や可能性を伸ばす個別対応型の学習も行っており、これも同校の大きな強みです。
なぜ日本人に人気のインターナショナルスクールなの?

XWAは、授業時間中に日本語ホームランゲージクラスを提供しており、放課後にはKG2(5歳)から参加可能な課外活動(ECA)もあります。さらに、漢字サポートや8年生から12年生までの日本語A(言語と文学)の授業もあります。すべてのプログラムは無料で提供されています。
国語力や文化的背景を維持したい家庭にとって、とても大きなメリットですよね。また、日本人の先生がスクールに在籍しているので、英語がまだあまり話せない子どもたちにとって、日本語で相談したり話す場所がある、というのも大きなポイントです。
また、日本語ネイティブの教師が、保護者の学校に関するご相談をサポートし、コミュニケーションや支援を円滑にするお手伝いをいたします。
本格的な日本語授業
日本語授業専用のクラスが用意されていて、授業は子どものレベルに応じてクラス分けがされています。初心者から上級者まで、自分に合ったレベルで学ぶことができます。文法・会話・読解・聴解・漢字など、総合的な日本語力をバランスよく伸ばせるカリキュラムが整っています。
駐在期間中、インターに通っていると帰国後に日本の勉強に追いつけるか不安だと思いますが、日本語も同じスクール内で勉強できると安心です。
多彩な放課後プログラム
学校での授業が終了後、子どもたちの興味や関心に応じて選べる放課後プログラムの内容も充実していますので学業だけでなく、生徒の才能を伸ばし、個性を育むための活動をサポートしてくれます。
芸術、音楽、演劇、デザイン、テクノロジー、さまざまなスポーツなど、多岐にわたるクラブやアクティビティが用意されています。
学校が大切にしている教育理念
XCL World Academyの教育方針は、「未来に向けた準備を整える」ことを重視した国際的な教育を提供しています。生徒一人ひとりの個性や可能性を尊重し、「好奇心・創造力・思考力・協働性」を育むことを目標としています。
▪探究心を大切にし、答えを教えるのではなく「考える力」を育てる ▪グローバルな視野を持ち、多様性を理解し尊重する姿勢を養う ▪未来を切り拓くリーダーシップや自立心の育成 |
カリキュラム
子どもが学ぶ上で重要なカリキュラムですが、国際バカロレア(IB)認定校として、世界的に認められたIBカリキュラムです。
そもそもIBってなに?
1968年にスイスで始まった教育制度で、現在140か国以上、5,500以上の学校が採用しています。大学進学、特に欧米・アジアの難関大学への進学に非常に強く、世界中で高く評価されています。
XWAのIBカリキュラムの構成をご紹介します。
1.PYP(Primary Years Programme) 3〜12歳対象(Pre-K〜G5) 探究型学習を中心とし、言語・数学・科学・社会・アート・体育などを横断的に学びます。 2.MYP(Middle Years Programme) 11〜16歳対象(G6〜G10) 実生活に結びつけたプロジェクトやリサーチ活動を通じて、論理的思考や創造性を伸ばします。 3.DP(Diploma Programme) XWAの生徒は、IBディプロマに加えて、米国認定の高校卒業資格を取得する機会もあり、さらに希望する場合はAdvanced Placement(AP)コースを履修することもできます。これにより、生徒一人ひとりの強みや大学進学の目標に合わせた、より柔軟な学術的選択肢と進路が提供されます。APは、高校生に対して大学レベルのコースと試験を提供する厳格なプログラムです。APコースを成功裏に修了することで、大学の単位を取得できるほか、難易度の高い学術内容に対応できる能力を示すことで、大学入学の際の評価を高めることができます。 |
IB一貫校の特徴

IB一貫校とは、国際バカロレア(IB)の以下3つ(または4つ)のプログラムすべてを導入している学校のことです。
PYP(Primary Years Programme):3〜12歳 MYP(Middle Years Programme):11〜16歳 DP(Diploma Programme):16〜18歳 |
つまり、「幼少期〜高校卒業まで」IBの理念とスタイルで一貫して学べる環境が整っている学校のことを指し、XCL World AcademyはIB一貫校となりますね。
そこで、IB一貫校の5つの特徴をご紹介します。
① 探究型学習でつながるカリキュラム |
年齢や科目が違っても、問いを立てて、自分で調べて学ぶ。という学び方が一貫しているため、自然なステップアップが可能です。
例)PYP → MYP → DPと進む中で、表面的な知識より深い考察・論文・社会的視点へと発展。
② 評価は「点数」より「思考の深さ」 |
試験の点数だけでなく、プロセス・考え方・プレゼン・レポートなどが重視されます。
自己評価やフィードバック文化も強く、自己理解力や反省力が育ちます。
③ 国際的な視野を育てる教育方針 |
多文化・多言語環境、世界課題への関心、コミュニケーション力・批判的思考力・共感力これらが育つように設計されています。
④ 生徒中心の学び |
先生が教えるのではなく、生徒が自ら学ぶスタイル。子どもは早い段階から「自分の学びに責任を持つ」ことを学びます。
⑤ 大学進学に有利 |
IBディプロマは、世界の難関大学にも高く評価されています。IB一貫校出身の生徒は、幼い頃からIBの思考力やスキルを身につけているため、大学進学に向けて十分に準備ができています。
メリット | 内容 |
学びの一貫 | 幼少期から考える力を継続して育てられる |
国際感覚 | 世界基準で通じる価値観、多文化理解を習得できる |
学習スキル | プレゼンテーション、リサーチ、時間管理、批判的思考、問題解決能力などが自然と身につく |
大学進学力 | 世界の名門大学に認められ、尊重されている |
世界基準のカリキュラムで、グローバル進学への確かな力を育成
– 国際的に認められたカリキュラム:XWAのIBディプロマは世界のトップ大学から高く評価されており、グローバルに柔軟な進学ルートを提供します。 – 多文化環境:XWAは多様で包括的なコミュニティを育み、生徒が国際的な視野を身につける手助けをします。 – 強固な学力と全人教育:XWAは厳しい学問と批判的思考、創造力、自己成長をバランスよく重視しています。 – 英語による学習環境:英語で学ぶことで、グローバルなチャンスや将来の活動に不可欠な語学力を向上させます。 |
生徒の国籍や多様性
約60か国以上の生徒が在籍しており、特定の国の子どもが大多数を占めている、という現象になっていないのもポイント。多国籍環境で日々学んでおり、カリキュラム内でも国際課題・異文化理解・多言語の重要性に触れる機会があります。XWAは、生徒たちをグローバルな未来に備えさせる学校です。
探究型学習
探究型学習とグローバルマインドの育成に強く力を入れているIB校とご紹介しましたが、実際どのようなこだわりがあるのか?をご紹介いたします。
具体的な取り組みとして、生徒がなぜ?どうして?を出発点に学びを深めます。グループワークやプレゼン、プロジェクトベース学習を導入し、答えを教えるのではなく、思考プロセスから解決までの過程を重視しています。その結果、生徒たちは自ら課題を発見し、解決策を考え、協力しながら行動できる力を身につけていきます。
AI・起業家教育の導入例
さらに充実したプログラムや学びの機会をご紹介します。
ロボティクス、3Dプリンティング、デザインテクノロジーなどの設備が校内に完備されて、小学生からツールやテクノロジーを扱う実践的な授業があります。
また、ビジネスチャレンジプロジェクトという生徒が自分で製品、サービスを考案し、実際にビジネスモデルを作成し予算なども発表。審査員(保護者や業界人)によるフィードバックもあります。
持続可能な社会課題をテーマにした起業にも注目していて例として「使い捨てプラスチックを減らすためのアプリ開発」などもすでに実践しています。
MIT、スタンフォード、カーネギーメロン、NYU、NTUなどの一流機関に所属する大学院レベルのAI専門家によるメンターシップを提供し、学生に最先端のAI応用に触れる機会を与えます。
ここまで生徒の力で探究し、実践させるスクールは少ないのではないでしょうか。子どもたち自らで考える力がとても育ちそうですね。
最先端の設備を備えた、広々とした5ヘクタールのキャンパス

シンガポール北部に位置するキャンパスは、都市の喧騒から少し離れた静かなエリアにあり、自然に囲まれた安全で開放的な空間が広がっています。敷地内には幼児から高校生までが一体となって過ごせる施設が整っており、年齢や学びの段階に応じた学習環境が用意されています。
校舎に入るとまるで海外の大学のような雰囲気。オープンで柔軟な学習スペースがたくさんあります。教室は学年ごとにデザインが工夫されており、生徒同士が自然に交流したり、協力して学んだりできるようになっています。
そして、「Learning By Design」・「School of the Future」プログラムや起業家教育にも対応できるように、校内には最先端の設備が整っています。3Dプリンターやレーザーカッターを備えたメーカースペース、デザイン&テクノロジーラボ、プログラミングやAI学習に使えるIT環境など、子どもたちが「手を動かして学ぶ」ための施設が充実しています。
さらに、スポーツや芸術活動を支える施設も非常に充実しています。フルサイズのサッカー場、550mの陸上トラック、全天候型スポーツフィールド、オリンピックサイズの50m屋内スイミングプール、温水屋内プール、15mのクライミングウォールに加え、マルチユースのeスポーツアリーナ、音楽室やアートスタジオ、シアター設備など、身体的にも芸術的にも成長を支える空間が整っています。
特に注目すべきは、シンガポール初のeスポーツアリーナを備えた学校である点です。ここでは、生徒たちが戦略的思考、チームワーク、計画力といった21世紀型スキルを実践的に身につけることができます。
また、今年後半には新しい幼児・初等教育専用の校舎が開校予定です。この新校舎には、年齢に応じた専用図書館やデザインセンター、理科実験室、美術室、個別の音楽室、ダンススタジオが設けられており、さらに最新の体育館や専用の食堂、屋外学習スペースも完備。子どもたちの好奇心や学びの喜びを最大限に引き出すために設計された、まさに“学びのワンダーランド”が誕生します。
卒業生の主な進学先
卒業生は、世界各国の名門大学へと進学しています。国際バカロレア(IB)ディプロマ プログラムで、2024年の卒業生は平均スコア35点、満点の45点を取得した学生も2名輩出しました!また、卒業生全体で300以上の大学(アイビーリーグ含む)からの合格通知と総額US$1,117万以上の奨学金オファーを受け取っています。
入学について
インターナショナルの入学時期やプロセスって初めてだと分かりづらいですよね。XCL World Academyの入学方法について説明いたします。
入学時期や募集スケジュールは?
年齢により募集スケジュールが違うのでご紹介いたします。
▪ナーサリー(18か月)~Grade10 対象資格と空き状況に応じて、年間を通じて随時入学可能です。 ▪Grade 11~Grade 12 こちらも随時受け付けておりますが、高学年のカリキュラムの構造上、入学資格や選択科目の空き状況については、アドミッションチームまでご相談いただくことをおすすめいたします。 |
入学試験や選考の条件、プロセスは?
XCL World Academyの入学試験や選考プロセスは柔軟性が高く、学年、英語力、学習歴に応じて評価されます。ただし、一定の基準と審査プロセスがありますので、以下に詳しく説明いたします。
選考の基本方針 |
学力、英語力、個人の適応性をバランスよく評価。成績だけでなく本人がXCLの教育環境に合うかも重視していて、IBカリキュラムへの適応力も判断材料となります。
選考プロセスのステップ |
1. オンライン出願
オンライン申請フォームに必要事項を記入。
申請料 S$975(返金不可) の支払い。
2. 必要書類の提出
3.面談、英語力評価
英語を母語としないGrade 1〜Grade 12の生徒には、オンラインまたは対面での英語スクリーニング(リーディング、ライティング、リスニング、スピーキング)が必要となる場合があります。必要に応じて、EAL(英語を追加言語とする学習者)サポートはGrade 1からGrade 9まで利用可能ですが、定員により対応できない場合があります。
さらに、Grade 6〜Grade 9の生徒を対象とした集中英語プログラム「Foundational English Programme」もご用意しております。
また、XWAではGrade 2以上の生徒を対象に、登校初日前に認知能力テスト(CAT4)を実施しています。この評価は、生徒の強みや学習ニーズを把握し、個別に対応した指導や学習支援を行うための指針となります。
4.審査
5.合格通知が届いたら入学確定の手続き
学費や費用
子どもをスクールに通わせる上で大切な学費についてもご紹介します。学費以外にも制服代、ランチ代、バス(必要者のみ)、EALサポート費(必要のみ)が必要です。

XWAオフキャンパスイベントに参加してきました!
5月31日にMarina Squareで行われた日本人向けのオフキャンパスイベントに子どもと一緒に行ってきました!

会場内は素敵なケータリングフードが用意されていたり、飾り付けがされていました。
オフキャンパスイベントは日本人向けなこともあり、日本人の先生が日本語で学校についての紹介をしてくれたのでとても分かりやすかったです。
イベントの内容も盛りだくさんで、日本人保護者と生徒によるリアルな体験談を聞かせていただいたり、卒業生である川邊出雲さんの短編映画も上映されました。撮影は地元のホーカーセンターで行われました。
プロが作ったかのような映像で、学生作品と聞かなければ学生が作ったと気づかなかったと思います。それくらい素晴らしいものでした。

その他にもUAE年間最優秀司書による絵本の読み聞かせは、小学4年生と1年生の息子も見入るように聞いていました。1番楽しんでいたのは、子ども向けの楽しいプログラミング体験です。


青いロボットにiPadを使って、動く道や距離、スピードを設定し動かすものです。初めてのプログラミング体験でしたがとても楽しかったようで、翌日にも昨日のロボット楽しかった!と言っていました。先生方も明るくポジティブな雰囲気の方ばかりで、子どもに対して優しく話しかけてくれるのがとても印象に残りました。
学校について詳しく知ることができ、分からないことは日本語で気軽に聞くことができるとても良い機会でした。
学校情報
XCL World Academy(エックス シー エル ワールド アカデミー) 住所:2 Yishun Street 42, S768039 最寄り駅:Yishun駅 電話番号:6230 4230 WEBサイト |
学校選びにお悩みの方はXCL World Academyへ見学にいってみませんか?

学校の雰囲気や教育方針は、実際に足を運んでみないと分からないことも多いもの。XCL World Academyでは個別の学校見学ツアーやオープンデイを随時開催しています。
お子さまの将来を見据えた学校選びに悩んでいるなら、ぜひ一度、実際のキャンパスを訪れてみてください。きっと、言葉だけでは伝わらない学びの環境を体感できるはずです。
●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。
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この記事を書いた人
SingaLife編集部
シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!