【5社、53人に罰金】距離確保義務違反や屋外で参集。6月2日のCB明け1週間で
新型コロナウイルスの感染拡大を防止するための外出制限措置「サーキットブレーカー(CB)」が明けた6月2日からの1週間で、ソーシャルディスタンス確保違反や屋外で必要のない集まりをしていたなどとして、5社と53人にそれぞれ罰金が科されました。
出社指示や職場での距離確保せず
$1,000の罰金を科せられた5社は小売業や製造業、食品業などで、在宅でできる仕事にも関わらず社員に出社を命じていたり、職場で社員同士の距離を確保する対策を講じていなかったりしていました。
現在、企業は出社時にスマートフォンでQRコードを読み込んでチェックインを行う「セーフエントリー」や、職場内では社員間のデスクの間隔を空けるといった対策を行うように政府から指導されています。
在宅でできる仕事は在宅で
シンガポール政府は、CBが明けてからも出社しなければできない業務をのぞき、労働者は在宅で仕事をするように強く指示しています。
出社した場合でも、同僚とランチに行くことはできずに、一人で食べなければなりません。
53人はマスク未着用や必要な理由なく自宅を離れる
$300の罰金を科された53人は、外出時にマスクを未着用だったり、理由なく自宅を離れているなどとして、検挙されました。
マスクの着用は現在も義務で、友人宅を訪れること、公園で集まることも許されていません。エクササイズや買い物以外で自宅を離れることは検挙の対象となりますので、注意が必要です。
この記事を書いた人
SingaLife編集部
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