シンガポールのRoyal Hostは日本超え!?定番メニューから新メニューまで実食レポ! PR

Royal Hostとは?どんなお店?
日本では知らない人はいない、ファミリーレストランチェーン、Royal Host。Royal Hostというより、ロイホの方が通りがいいかもしれませんね。
Royal Hostの歴史は古く、1951年に、創業者の江頭匡一氏が福岡空港に機内食を扱う喫茶店をオープンしたのがロイヤルグループの始まり。そこからフレンチレストラン「ロイヤル中洲本店」をオープン。「ロイヤル中洲本店」の味をより身近に楽しんでもらうべく1971年に「ロイヤルホスト」が誕生し、順調に業績を上げ、現在では国内222店舗まで拡大しています。
そして海外にも2店舗展開中。そう、その海外2店舗はここシンガポールにあるんです!
初の海外直営店出店はシンガポール

Jewel Changi AirportにRoyal Hostがオープンしたのは、昨年7月。続いて12月には高島屋S.C.店がオープンしました。
シンガポールを直営店の海外初出店に選んだ訳は、味がわかるシンガポール人の方々に、おいしい日本のレストランの味を試して欲しかったから。そしてアジアへのハブとして新しい試みを試してみたかったから、とのこと。満を持しての海外出店となりました。

平日の賑わいを見てもシンガポールでの人気は明らかで、シンガポール人にも受け入れられているようです!
Royal Host シンガポール店のこだわりポイント
Royal Hostがシンガポール出店に際してこだわった点、柔軟に対処した点、メニューについてなど、シンガポールで支える3人の方にお話を伺いました。CFOの高谷さん、営業責任者の渋谷さん、そしてエグゼクティブシェフの牧嶋さんです。
日本のRoyal Hostの味をそのまま再現!
例えばオニオングラタンスープ、通称「オニグラ」。

Royal Hostのメニューの中でも常に一番人気と言ってもいいメニューです。。じっくりと飴色に炒めた玉ねぎの甘さ、旨み、濃厚さ、全てが完璧。
そして日本ではRoyal Host Deliでも販売されている、こちらも人気のコスモドリアとシーフードドリア。この2品はシンガポールへ輸入されたものを使用しています。ですからまさに日本で食べた、そのままの味を楽しめます。
日本の味を守りつつ、シンガポールに敬意!新しい味に挑戦
例えば大人気のハンバーグ。売上の30%を占めるという人気メニューですが、中でもシグネチャーソースがブラウンバターソース。

デミグラスソースに生クリーム、バター、白ワイン、黒コショウを加えたソースはコクがあり、ハンバーグにぴったり。もちろんその味はシンガポールでも健在。
ですが、チャレンジ精神こそRoyal Host魂、新しい味を開発しなければ、とシンガポールにインスパイアされたソースを開発。それがブラックペッパーソース。
チリクラブと並び、ブラックペッパークラブなどでもお馴染みですが、それをハンバーグソースにしました。ピリリと辛いソースは肉の旨味あふれるハンバーグにとても合い、こちらも人気メニューとなりました。
そしてオムライスにもシンガポールスタイルのメニューが!

それがシンガポールスタイルオムライス“チリクラブ仕立て”です。ズワイガニも載った豪華なオムライスには、チリクラブソースがたっぷり。なんとアクセントはのりの佃煮!
もう一品はエビとズワイガニのチリソース。カニだけでなく、エビまで入っており、シーフードのうま味爆発。これはぜひ試したいメニューです。 そしてチリソースといえば揚げマントウがベストマッチ。

なんとシンガポールのRoyal Hostではセットメニューのチョイスに、ライス、バゲット以外に揚げマントウも入っています。元々チリソースメニューに合わせて考案されましたが、それ以外のメニューでもこちらを選ぶ方がいるそうです。
サービスや調理法は日本のまま!
調理器具などは日本で使用しているスペックと同等のものを使用。それによって熱伝導や作り出される味わいが、日本の味と同じになるそうです。
またサービスもRoyal Hostスタイルと呼ばれる、温かく、かつ心地よくちょうどいいサービスをスタッフに教育しています。そういうところにシンガポールの他店では感じられない、居心地の良さがあるのでしょうか。
メニュー開発に2年!
シンガポールへの出店に当たって、日本のメニュー開発責任者がシンガポールと日本を何回も往復しメニュー開発をおこないました。
日本からの輸入規制品などを鑑み、それらを使用せずに日本の味に近いものを、とさまざまな素材や海外からの輸入品を使って苦心したそうです。その1番の成果が、前述の超人気メニューのハンバーグです。
シンガポール店では、アメリカ産の肩ともも肉を使い、クオリティの高いお肉を使っています。この肉に決めるまではさまざまな部位、国のものを試してみたとか。その上で決めたアメリカ産の肉は、さすがのクオリティ。
そして味わいはイメージしているハンバーグより歯応えがあって、肉の旨味が伝わるハンバーグ。ナイフを入れた瞬間に弾力を感じます。日本のロイヤルホストのハンバーグに比べ、お肉を粗目に挽く事で絶妙な弾力のハンバーグになります。
日本のRoyal Hostを超えた?素材はより上質で味も良し!
そしてもう一つ、特筆すべきはオムライスに使用している卵です。実は日本産、しかも放し飼い、俗に言う平飼いのニワトリから生まれた新鮮卵を使っています。
食べたら味の違いが分かります。フレッシュで黄身が持ち上げられるような鮮度と濃厚な旨みは平飼いゆえ。もちろん卵の生臭さとは無縁。今度、TKG(卵かけご飯)も検討してほしいくらいです。このオムライス、あなどるなかれです。
店内の雰囲気は?

シンガポールのRoyal Hostのインテリアコンセプトはアーバンリラックス。モダンな都市のスタイリッシュさと柔らかいグリーンなどナチュラルカラーを使用したリラックスした雰囲気が共存。家族連れでもビジネス時でもグループでも、どんな方でもくつろげる空間です。

エントランスの丸いアーチが優しい雰囲気。
テーブル席も通常の角テーブルから、ソファー席、コーナー席など多種多様。目的に応じて選べます。

もちろん空き状況にもよりますが、例えば食事&ビジネスミーティングなら静かなコーナーが良かったりしますよね。希望がある場合はぜひ事前予約をご利用ください。電話、またはWEBページから予約が可能です。その際にメモ欄にお席のリクエストを書くことができます。

もちろん電話でも可能です。その他にもお誕生日のお祝いです、伝えれば、お誕生日の方にティラミスを1個プレゼント。うれしい心遣いですね。
お子さんにはサプライズギフトあり!
ファミレスといえば、子どもに優しいイメージがありますよね。もちろんRoyal Hostはその筆頭です。お子様連れでご来店の方にはかわいいおもちゃをプレゼント。席に着いた後、スタッフが席に持ってきてくれます。

ハンバーグやステーキなど、ロイヤルホストらしい味をそのまま 実食レポ
そろそろお腹も空いてきたので、自慢のメニューを実食レポートします!

ソースをかけると、鉄板から蒸気が!
ハンバーグは切ると肉汁があふれるのですが、実はこの肉汁には2種類あるとか。

他店では牛脂を練り込むところもあるそうです。そうすると端肉を使っていても見た目には肉汁たっぷりのハンバーグに見えるというわけです。でもRoyal Hostのハンバーグから出る肉汁は、肉自体から出た本物の肉汁。

写真のようにカットするとじわりと肉汁が出てきます。ハンバーグは口の中で肉の抵抗を感じるほど弾力十分です。そして鉄板から盛大に上がる蒸気。見るだけで楽しく、期待大です。
次は2025年11月5日から始まったばかりの新メニュー、ステーキ!

リブロースステーキはオーストラリア産和牛で、100g〜600gまで選べるのがうれしい。オーストラリアで日本式の和牛育成法を使用して、日本人スタッフの管理下で大切に飼育した3〜4歳程度のオーストラリア和牛を使用しています。
一般の穀物以外にコーンや麦のホップや卵などのタンパク質もたっぷり与えた和牛は、チルドで入荷されるので切っても焼いてもドリップが溢れ出にくくなっています。しかも手切りなので非常にいい状態で調理されるとのこと。

脂身は柔らかく、身は締まっているのに固くなく、ステーキを食べているという充足感に包まれます。ナイフを入れ、切り口を見るだけで柔らかさがわかります。まずは何もつけずに食べるか、ほんの少しの粗塩で。次はだし醤油とわさび。ラストはデミグラスバターにピクルスを添えて。どれも最高です!
こちらは300gですが、グループ用に想定した600gを一人で完食する猛者もいるとか。やはりステーキは人気メニューのようです。
打ち合わせ、一人ランチやママ友とも
Royal Host シンガポールのランチタイムをご存知ですか?なんとオープンすぐの10:00-17:00までなんです。これにはびっくり。ランチタイム以外の時間にもより多くの方が利用しやすいようにと設定したそうです。
そして2025年10月から、14:30から17:00限定で利用できるティータイムメニューが提供されています。昼食後の打ち合わせにもぴったりのケーキやデザート、日本のRoyal Host より和を意識したものもあります。これを待ち構えているローカルの方も多いとか。S$2追加でドリンクとセットにもできます。
そしてスイーツのシーズナルメニューは、約3か月単位で代わり、常に新鮮、そしてその季節を逃したら食べられない、一期一会メニュー。現在開催中なのはイチゴを使ったデザート。少し酸味があるイチゴにぴったりの甘いパフェやアイスが食べられます。酸味と甘味がベストバランス。
Royal Hostならカフェタイムにもゆったりと過ごせますね。
フェスティブメニューがスタート!12月31日まで限定メニュー!
すでにクリスマスメニューが始まっています。前菜、スープ、メイン、デザートまで揃ったコースメニューです。
色味も美しく仕上がり、一品料理として提供しても十分なクオリティの前菜は3種。シーフードマリネとトマトサラダ、スモークサーモン、カポナータ。スープはロブスタービスク。アメリケーヌソースを丁寧に自社工場で作りました。
メイン3種のうち、オーストラリア産和牛テンダーロイン(S$68)に選ばれたお肉は、マーブリングスコア(霜降り度)が4〜5 レベルの肉質を持つ牛から取ったヒレ肉。そのためまろやか。こちらもチルドで輸入しているのでおいしくいただけます。ソースはRoyal Hostのソースに赤ワインを煮詰めてプラス。ソースのコクと風味はヒレとの相性抜群だとか。
その他のメインは、人気のロイヤルハンバーグ ブラウンバターソース(S$56)。そして魚はグルノーブル風スズキのソテー。シーバス(スズキ)のグリル(S$62)です。
シーバスはフライパンで色良く焼き上げ、オーブンで仕上げたので皮はカリッ、身はしっとりの焼き上がりです。アンチョビの塩味を生かし、ケッパーやガーリック、白ワイン、バターで作ったソース。アクセントにはケールのジェノベーゼが乗っています。バジルより軽く、ほんのりとした苦味で最後まで楽しんで食べることができます。ハンバーグについては言うまでもないですね。
デザートは、アップルシブーストに見立てたパフェ。カスタードとアップルのコンポートとムースにキャラメルをプラス。カスタードを焦がして香ばしく仕上げ、ブリュレ風になっています。シナモンを効かせているのもクリスマスらしい。メインの後にすっきりと食べられるデザートです。
コースメニューをオーダーした方のみが味わえる至高のデザートです。フィレやシーバスもコースのみ。フェスティブ気分を盛り上げる、ちょっとぜいたくなメニューをぜひ!ディナーにぴったりですが、もちろん開店すぐからオーダーできますので、家族とのクリスマスディナーの前に同僚とランチで前祝いなんてことも可能です。
事前予約の特典あり!
こちらのクリスマスセットメニューを事前予約された方のみうれしい特典があります!
🌟オンライン予約または電話での予約時に「クリスマスセットメニューをオーダーします」とお伝えください。オンライン予約の場合はメモ欄に書き込みしてください。
それでクリスマスメニュー事前予約とみなされコースご注文の方への無料ドリンク(アルコール含む)とテーブルセッティングもクリスマス仕様でお客様をお迎えしてくれます。
追記! 後日、空腹を覚え16:00に来店しました。
ランチメニューからシーフードドリアをチョイス。+S$2.50でオーダー可能なドリンクには、なんとお代わり可能な、トロピカルアイスティーとドリップコーヒーが選べました。

美しい焼き色!エビやホタテなどがたっぷり入っており、久々に食べたドリアでしたが大満足!
コーヒーは酸味がなく、とても飲みやすいコーヒーでした。ドリップコーヒーでこのおいしさなら、ロングブラックはもっとおいしいはず。次回ティータイムメニュー利用時に注文しようと思います!
店舗情報
| ■Royal Host Takashimaya S.C |
| 🏡住所:391 Orchard Rd, #B2-25/26, Takashimaya S.C., Ngee Ann City, S238872 🚉最寄り駅:Orchad駅 🕚営業時間:10:00-22:00 📅定休日:無 📞電話番号:6908 1339 🏢他店舗:Jewel Changi Airport店 ※詳しくはこちら 🌐WEBサイト 💺予約サイト |
シンガポールで日本クオリティの味を気軽に楽しむならここ!
日本のRoyal Hostのあの味、そして底上げされたクオリティ。その上、温かいサービスとゆったりスペースの、新しく居心地の良い店内。MRTから直結の便利さ、そしてここでしか楽しめない、シンガポール限定メニュー。どこを取っても、Royal Hostを選ばない理由がありません!
オープンから閉店までいつ行っても違う楽しみ方、使い方があるシンガポールのRoyal Host。これからもヘビロテ決定、お気に入りレストランです。
※本文中の商品価格はすべてサービスチャージ(10%)とGST(9%)を付加する前の価格です。
●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。
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この記事を書いた人
SingaLife編集部
シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!



















