セントーサ島で毒性の高いクラゲの目撃情報。刺されると死に到ることも。海水浴では注意を。
※写真はイメージです。
シンガポールのリゾート地、セントーサ島で毒性の強いクラゲの目撃情報があり、シンガポール政府が調べています。
毒性の高いクラゲが見つかった場所は、セントーサ島にあるマリーナです。目撃情報からは、長い触手と高い毒性が特徴のハコクラゲとみられています。
ハコクラゲは、オーストラリア北部やマレーシア、タイ周辺の海域でよく見つかっていました。シンガポールでもそれらしき目撃情報は度々あったようです。
刺されると激痛と患部のひどい腫れ
ストレートタイムズによれば、今年3月にシンガポール東部のイーストコーストパークの沖合で泳いでいた28歳のオーストラリア人女性がハコクラゲとみられるクラゲに腕や脚、背中を刺されて、重傷を負ったといいます。
刺された部分は腫れ上がり、筋肉を動かすことが難しくなったそうです。一緒にいた友人が、刺された女性を助けたため、最悪の事態を免れました。
沖縄県ではハブクラゲとして恐れられる
沖縄県周辺の海域で、危険生物として恐れられている「ハブクラゲ」もハコクラゲの一種です。沖縄県は、刺された時の応急処置の方法をウェブページで紹介しています。
リンク先のpdfをご覧ください。
「ハブクラゲに刺された時の応急処置」
獲物捕獲のために触手を伸ばす
クラゲのイメージは、水の流れに任せて水中をゆらゆらと漂っている姿ですが、ハコクラゲは攻撃するために触手を伸ばすそうです。
水面近くで泳いでいる人間は、ハコクラゲからは格好の標的に見えるのかもしれません。
クラゲに刺されないためにも海水浴をする際には、ラッシュガードの着用を徹底した方が良さそうです。日焼け防止にもなりますしね。
この記事を書いた人
SingaLife編集部
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