米次期大統領のバイデン氏ゆかりのライムジュースが話題に 2013年の訪シンガポール時に購入
米大統領選挙で民主党のバイデン前副大統領の勝利が確実になったことを受け、シンガポール中心部から車で10分ほどのアダム・ロードのホーカー・センター(屋台街)がにわかに注目を集めています。
バイデン氏は、オバマ政権で副大統領をしていた2013年、初めてシンガポールを公式訪問。リー・シェンロン首相や故リー・クアンユー元首相と会談したほか、滞在中、アダム・ロードのホーカー・センターに立ち寄りました。
バイデン氏は、同行した娘婿のハワード・クラインさんとともに、1杯3Sドルのライムジュースを注文。食事客と談笑している写真などが地元英字紙ストレーツ・タイムスに掲載され、シンガポール市民の間で話題になっています。
また、バイデン氏は、ジル夫人とともに、シンガポール植物園内の国立オーキッド・ガーデン(蘭園)も訪れました。訪問に際し、夫妻の来園を記念して深い紫色の交配種の蘭が、2人の名を冠した“Dendrobium Joe and Jill Biden”と命名されています。
バイデン氏の副大統領在職中、米国は東アジアサミットへの参加を開始するなど、アジア太平洋地域との関係を強化。リー首相は、米メディアでバイデン氏の当選確実が報じられた11月8日(シンガポール時間)、バイデン氏に祝意を示すメッセージを送り、シンガポール・米国間のパートナーシップの深化に向け、同氏と協力する意向を伝えています。
バイデン氏が足を運んだことで、一躍脚光を浴びているアダム・ロードのホーカー・センター。日本人会から徒歩で10分程度の距離ですから、皆さまも、バイデン氏が召し上がったというライムジュースを日本人会の行き帰りにでもぜひオーダーされてみてはいかがでしょうか?
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SingaLife編集部
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