名物・地鍋料理は注文必須 中華好きが通う店、彰城小厨(ペン・チェン・シャオ・チュウ)

チャイナタウンのテンプルストリートにあるプラナカンタイルギャラリーの目の前にある中華レストラン、彰城小厨(ペンチェンシャオチュウ)。店内に入ると中華提灯、中国壁画が迎えてくれます。煌びやかな装飾は無く小さな店ですが、チャイナタウンが誇る自慢の名店です。

シンガポールで初の中国「徐州市」の郷土料理

彭城小厨はシンガポールで初めての中国の北西部・徐州市(じょしゅうし)の郷土料理と王道の中華料理両方を楽しめるレストランです。彰城(ペンチェン)とは中国北西部の街、徐州の古称で2600年の悠久の歴史を持ちます。

徐州市出身のオーナーによって、オープン。徐州市の郷土料理は中国南部と北部の特徴をミックスした料理で、香草やスパイスを使い、香り高いメニューが多いことが特徴です。

中国出身の方のみならず、地元の方や外国人が店内には溢れています。シェフはもちろん中国出身で、出来合いのものや化学調味料は一切使わずに全て手作りで提供しています。

Seabass in garlic sauce

シグニチャーの地鍋料理

グラウンドポットと呼ばれる地鍋料理は徐州市の郷土料理で、彭城小厨のシグニチャーディッシュです。メインの具材を牛肉、羊肉、魚、野菜、鶏羊牛のミックスから選べ、メインの具材以外には木くらげ、ジャガイモ、香草、その上に沢山の薄餅が並べられています。

餅は周りはカリッと中はモチッと揚げてあり、味の濃い具材と合わせて食べるのにぴったりです。鍋と呼ばれていますが、スープは少なめで具材の旨味をこの薄餅がしっかり吸って、箸が止まりません。この薄餅がまた美味しくて、ついつい一気に食べてしまいそうになりますが、具材を巻いて一緒に食べるのが通の食べ方だそうなのでご注意を。こちらの土鍋料理は小さいサイズと大きいサイズから選ぶことができ、大勢でのシェアに向いています。

Ground Pot Chicken $18/$26

豚ばら煮

中華風豚の角煮のようで日本人に人気なのが土鍋で煮込んだ豚ばら煮。こちらも徐州市の郷土料理です。脂身がゴロゴロ入っているのに脂っぽくないのは脂身を長い間煮て、脂分を拭い去っているからです。中華醤油の甘辛ソースが豚に絡み、うずらの卵にもソースがたっぷり染みて、美味です。日本人が好む味なので訪問の際は是非ご注文下さい。ビールのおつまみにもぴったりです。

Claypot Braised Pork in Brown Sauce $18

白身魚のマーラースープ

店内で何組か食べているお客様が見られたのがスパイシーボイルドスライスドフィッシュ。わかりやすくご説明致しますと中華火鍋のスープに白身魚がふんだんに入った一品です。中華山椒を存分に使っており、マーラー特有の舌が痺れる味が白身魚に絡み合い、病みつきになります。すぐお隣のチャイナタウン市場で仕入れた白身魚がぷりぷりとしていて新鮮です。

Spicy Boiled Sliced Fish $18

会社仲間との集まりや、友人の送別会にはぜひシンガポールで初めての中国北西部料理レストラン、彭城小厨で!!

個室もあるため、プライベートな集まりにもご利用下さい。もちろん小籠包や餃子などの王道中華メニューも揃っています。


彭城小厨 (Peng Cheng Xiao Chu)
住所: 45 Temple Street, Singapore 058590
電話: 3100-0773
営業時間: 11:00-22:30
定休日: なし
Facebook: https://www.facebook.com/pengchengkitchen/

この記事を書いた人

SingaLife編集部

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