警察、労働省職員になりすまし 銀行口座を狙った新手のフィッシング詐欺に注意を

シンガポール警察は1月5日、昨年12月より発生している銀行口座に関連した新手のフィッシング詐欺について警告を発しました。

警察が明らかにした詐欺の手口によると、被害者は警察や労働省などの政府機関職員になりすました人物から、「銀行口座に問題が生じた」という旨の電話、またはメッセージを受信。インターネットのログイン認証情報や国民登録番号(NRIC)などの銀行取引に関する詳細や個人情報用を確認するよう求められ、その後、その銀行口座から不正取引が行われたそうです。

警察は、銀行口座のログイン情報や個人情報を聞き出そうとする通話相手は無視するよう国民に注意を促しています。また、個人、またはインターネットバンキングの詳細とワンタイムパスワードも、誰にも開示することがあってはなりません。

詐欺師は、IDスプーフィング技術を使い実際の番号を隠して別の番号を表示する可能性もあります。いずれにしても、政府機関が電話で、当該情報の提供を要請することはないとしており、警戒を怠らないよう忠告しています。


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SingaLife編集部

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