シンガポールでコロナ追跡データを犯罪捜査に利用へ。重大犯罪に限定
個人データはすべての犯罪捜査で収集できるわけではなく、7種類の重大犯罪が対象。
7種類は
- 爆発物の所持
- テロに関わる行為
- 殺人や傷害
- 麻薬の密売
- 保護観察中の逃亡
- 誘拐
- レイプなどの性的暴行
となっています。
これまで収集したデータは新型コロナウイルスの感染者が出た場合に、濃厚接触者を特定・隔離するために使われていました。
私たちがショッピングモールなどに入る際にQRコードをスキャンする「セーフ・エントリー」で集めたデータも、今後は犯罪捜査のために警察が利用できるようになります。
一方で、データを不正利用するなどした場合には、罰金や禁固刑が科せられる可能性があります。
シンガポール政府は「この措置は、コロナウイルスが流行している現在の特例であり、これが前例となるわけではない」と強調。「データの利用は重大犯罪の捜査だけを対象としていて、公共の安全が脅かされる可能性がある場合に、警察が操作にデータを利用できないのは公益に反する」と国会で述べています。
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この記事を書いた人
SingaLife編集部
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