絶滅危惧種のマレートラの赤ちゃん2頭、シンガポール動物園で22年ぶりに誕生
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シンガポール動物園を運営するワイルドライフ・リザーブ・シンガポール(WRS, Wildlife Reserve Singapore)は25日、昨年12月27日にオスのマレートラ2頭が誕生したことを発表しました。WRSでは昨年の10月に、人工授精により初めてオスのアフリカライオンが誕生したことに続いての嬉しいニュースとなっています。
WRSによりますと、シンガポールで絶滅の危機に瀕しているネコ科の出産に成功したのは1998年以来初です。マレートラは絶滅危惧種の1つに指定されており、世界では約150頭が生き残るのみと推定されています。
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母親の「Intan(インタン)」と父親の「Bongsu(ボンス)」の間に誕生し、両親は2015年にマレーシアのネガラ動物園からやってきました。
2頭のマレートラは現在、ナイトサファリの来場者が見ることができないエリアで、母親のインタンにより育てられています。飼育スタッフは飼育小屋に設置しているカメラで親子を監視しており、毛づくろいをしたり遊んだりする親子の姿を確認しているとのこと。
2頭の子トラにはまだ名前がないそうです。今後の成長が楽しみですね!
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この記事を書いた人
SingaLife編集部
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