東南アジア各地で乾いた天候が続き、ヘイズも観測

旧正月が明け、雨が降る頻度もかなり少なくなったように感じられるシンガポール。シンガポール国家環境庁(NEA)によると、今後もシンガポール、マレーシア、インドネシア各地では乾燥した天気が続く見込みです。
一方、乾燥した天候が続くことによる森林火災が起こりやすいエリア「ホットスポット」発生の可能性が高まっています。実際に、2月27日にはシンガポール北部で最高気温35.3℃を記録。これは2021年に北部地域で観測されたなかで最も高い気温となりました。
ホットスポットの発生は、インドネシアなどでの森林火災のリスクにつながります。2月22日、インドネシアのジョコ大統領は、スマトラ島でホットスポットが検出されたことから、地元当局に森林火災封じ込め準備を指示しました。
インドネシアでの森林火災は、シンガポールで毎年4月〜10月頃に観測されるヘイズの原因にもなります。2月27日には薄~中程度のヘイズが東南アジア各地で観測され、特にミャンマー、タイ、カンボジアでは濃いヘイズが観測されました。
今後も数日間にわたり、乾燥した天候が続くことが予想されています。そのため、ホットスポットやヘイズ発生の可能性は高いままになりそうだということです。
ヘイズの程度は大気汚染指数(PSI)として、下記NEAのウェブサイトで毎日更新されています。
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この記事を書いた人
SingaLife編集部
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