アフタヌーンティー・ジャーナル Vol.3 ラッフルズホテル・シンガポール 日本テーマ さくらと京都

ラッフルズホテルのアフタヌーンティーはテーマが月替わり。3月まで開催していたのが、ロシア・モスクワをテーマにしたアフタヌーンティーでした。

そのモスクワからバトンを受け継ぎ、4月のテーマは日本です。ちょうど桜が満開の時期の日本に思いを馳せるように「桜」がテーマとなっています。テーマが桜は、3月15日から4月11日まで。4月12日から5月30日までは京都がテーマとなります。

造花とは思えない、きれいな桜

桜のテーマに合わせて、グランドロビーにも桜が満開。ひとときのお花見気分を味わえます。桜が終われば、装飾も変わります。また新しいグランドロビーを見れるのが楽しみです。

お待ちかねのSakura Afternoon Teaは、シルバースタンドを桜色で埋め尽くし、思わず笑みがこぼれるかわいらしさ。

©️Raffles Hotel Singapore

1段目はビーフカツサンド・ベシャメルソース、日本風オムレツいくら添え、カニカマのカナッペ。2段目はストロベリーエクレア、ストロベリーロール、3段目はさくらパンナコッタ、さくらアイスクリームモナカ。

厚切りなのに、とっても柔らかいビーフカツサンド

マリアージュ・フレールのプレミアムティーセレクションから選んだのはカサブランカ。優雅なイングリット・バーグマンを彷彿とさせる、芳しい香りです。紅茶といえばスコーンですね。

スコーンとともにいただくローズペタルジャムは、多くの方から買いたいとの声が上がるそう。バラの芳香がすばらしい逸品です。

シーズナル・カクテルもソメイヨシノのような淡い色シャンパンベースの「ワカジュース」、山桜のような色の「ざくろミルクハイボール」、ジンベースの「花ふぶき」など3種(写真左から)。一切の装飾をはぶいたことでグラスの美しさが際立ちます。

チョイスしたのは、ざくろミルクハイボール。口に含むとモルトウイスキーの香りがひろがります。オレンジやアップル、煎茶にミルク、レモンとまろやかにとけあった、飲み心地のいいカクテルです。
ざくろミルクハイボール

この日もさくらを好むシンガポールの方のみならず、欧米系の女性たちもたくさん訪れていました。桜の色は知っていても、香りまでは知らない方も多く、改めてほのかでありながら心に染みる香りに魅せられているそうです。

そして桜の季節が過ぎる頃、次回のテーマである京都へと進みます。

4月12日から5月30日までのKyoto Afternoon Teaのスイーツのバラエティは、栗のタルトやゆずエクレア、ほうじ茶ティラミスと和のテイストを生かしたもの。また4月になったらラッフルズホテルを訪れることになりそうです。

©️Raffles Hotel Singapore

ニューヨークから始まり、ウィーン、モスクワと続き日本で4都市めのテーマティック・アフタヌーンティー。次はどこへ旅するのか。残念ながらまだ秘密とか。
ラッフルズホテル・ワールドトラベルはまだまだ世界へとつづきます。次の旅が待ちきれません。


【Sakura Afternoon Tea】 $88(税サ別)
開催期間: 2021年3月15日〜2021年4月11日
※(4月2日、4日両日はイースターアフタヌーンティーになりますので、さくらアフタヌーンティーはご利用できません)

【Kyoto Afternoon Tea】 $88(税サ別)
(テーマを楽しむアフタヌーンティーをご利用の際は、前日までにご予約ください)

【アフタヌーンティー・ティー】
月〜木曜日 午後1.00 〜午後5.00
金〜日曜日 午後12.00〜午後6.00

所在地:1 Beach Road, Singapore 189673
   Raffles Hotel Singapore Grand Lobby
電話:+(65)6337 1886
Raffles Hotel Singapore

この記事を書いた人

林じゅん子

長崎県出身。バブル期の東京で浮かれて過ごし、そのままシンガポールへ。気がつけば20数年!香港映画がきっかけでアジア芸能にはまり、シンガポール初日本人芸能記者(自称)に。ラジオ、雑誌ともに芸能一筋、出会った芸能人は数知れず。 現在はエンタメ以外の3大好物、イケメン、おいしいもの、アニマルネタ目を光らせる。期間限定&新製品にも目がない、ローカルどっぷりジャパニーズ

  • 帰国生のミカタ
  • SingalifeBiz