シンガポールでも気分はパリ♪伝統にこだわるフレンチビストロ「So France」
2021年に入り、シンガポールの新型コロナウイルスの状況はほぼ落ち着いてはいるものの、まだまだ世界全体の状況は厳しく、残念ながら海外旅行ができる目処はなかなか立ちそうにありません。
しかし、シンガポールのメリットは生活しているだけで世界各国の多国籍な文化を味わえること!アジアな雰囲気とは違う気分に浸りたいという方は、ぜひ本格フレンチを堪能できる「So France」でパリ気分を味わってみてはいかがでしょうか?
”本物”にこだわったフランス流のモーニングやランチ、ディナーをビストロで楽しめるほか、目利きバイヤーが厳選したフランス直輸入のチーズやワイン、調味料などのお買い物もできるSo Franceについて、ご紹介します。
ブギス駅E出口すぐの好立地でフレンチを堪能
まず、So Franceの魅力の一つはその立地の良さ。ブギス駅E出口に直結する「DUO」というコンドミニアムの1階にあります。
ディナーやランチのためにせっかくおしゃれをしても、店につくまでの道のりで汗で台無し…ということが多々あるシンガポールですが、So Franceならそんな心配はご無用!めいっぱいおしゃれをして、食事を楽しむことができます。
シンガポールにいながらまるでパリ!おしゃれな内装
So Franceのディレクター・Loicさんによると、シンガポールで本格的なフレンチビストロをオープンした背景としては「フランス流の “生き方 “をコアバリューとした、本物のフランスの美食のノウハウをシンガポールでも知ってもらいたい」という思いがあったそう。
その言葉通り、ネイビーと白を基調とし、赤がアクセントで映える内装はフランスの国旗を彷彿とし、席につくだけでフレンチ気分を味わえます。テーブルは大理石で、照明にも趣向が凝らされ、シックな印象です。
またテーブル席以外にもバーカウンターや外のテラス席もあり、お食事を堪能したい、お酒をソムリエといっしょに楽しみたい、外の開放的な空気を味わいたい…といったお客さんごとのニーズを叶えてくれます。
こうした内装へのこだわりには「洗練されつつも活気に満ちた空間で、お客さんに楽しい時間を過ごしてもらいたい」というお店の願いがあるようです。
今回筆者は店内のテーブル席でディナーをいただきましたが、19時頃には広い店内いっぱいにお客さんが入っていました。欧米の方からアジア人まで、女子会をしている人が目立ちましたが、ファミリーで利用されている方も見られました。
アペラシオン(※フランスにおける法律に基づいたワインの原産地を示す呼称のこと)認定のボルドーワインを中心に、小さな農家が生産したものまで取り揃えられた中から、ソムリエがおすすめしてくださったワインでまずは乾杯です!
前菜からキャビアに舌鼓
乾杯のあとは、いよいよお食事をいただきましょう。ディレクターのLoicさんいわくSo Franceのお料理は「フランス料理の伝統にこだわりつつも、現代的なセンスを加えた」というまさにハイブリッド!まずは、前菜に牛肉のタルタル(24SGD)とサーモンのタルタル(26SGD)をいただきます。
サーモンのタルタルは、キャビアが添えられており、プチプチッとした食感がなんともいえない美味しさ。栄養価の高いアボカドやキヌアといった材料もふんだんに使用され、ヘルシーな点も女性には特に嬉しいポイントです。
牛肉のタルタルは添えられたマスタードを合わせてよく混ぜると、ピリッとした風味が良いアクセントに。粗挽きのタルタルで、お肉の存在感がマスタードにマッチ!付け合わせのサラダのトマトもとっても甘く、一つ一つの素材へのこだわりが感じられます。
フレンチといえば!濃厚なフォアグラのソテー
続いて、フレンチといえば外せないフォアグラのソテー(28SGD)をいただきます。一口食べると、濃厚でクリーミーな美味しさが口いっぱいに。
付け合わせのチェリーの酸味も、濃厚なフォアグラとの相性バッチリです!
メインは魚も肉もおまかせあれ
前菜だけですでにフレンチ気分に浸れた筆者でしたが、ここからがSo Franceのメインです!一品目はタラのフィレ(38SGD)をいただきます。
写真だけでもおわかりになるであろう、この肉厚ぶり!コーンのソースが添えられたタラは非常にジューシー。付け合わせにソテーされたコーンの歯ごたえとスパイシーなチョリソーも良いアクセントです。
続いていただいたのは、So Franceの看板メニューの一つでもある鴨のコンフィ(34SGD)。
脂肪分を残すためにゆっくり時間をかけて調理された鴨は、とってもホロホロで柔らかい!バターをふんだんに塗り、オーブンで焼いたのちにサラマンダーで仕上げることで、皮はパリッと、中はふんわりとした食感に仕上がっているようです。
デザートは別腹!絶品クレームブリュレ
お食事を前菜からメインまでいただいた時点で、かなりお腹いっぱいになっていた筆者。「デザートをお持ちしますね」と言われた時、お断りしようかとも思ったのですが、サーブされたのは表面がパリッパリに炙られたクレームブリュレ(12SGD)。迷うことなくいただきました。
見た目の通り、表面がパリパリで中はクリーミー!バニラの風味がとっても濃厚ですが、重すぎるわけでもなく、メインまでのお食事をしっかり食べた後の胃袋でもペロリと完食です。
食事のあとはお買い物、家でもフレンチ気分
So Franceのもう一つの魅力は、レストランのみならずお買い物コーナーも充実していること。フランスからシンガポールに直輸入されたワインやチーズ、オリーブオイルや塩といった調味料のほか、ケーキやベーカリー、それに合わせるジャムやバターなども販売され、ありとあらゆる目利きの品々が店に並びます。
筆者の狙いは、シンガポール在住の日本人コミュニティでも話題になっていたプリン(6.9SGD)です。今回はキャラメル味(写真左)とバニラ味(写真右)の2種類を購入し、翌日自宅でいただきました。
バニラ味はシンプルながらもバニラの風味が際立つクリーミーなプリン。キャラメル味は濃厚なキャラメルがとろ〜りと混ざっており、ビターな風味が好きな人にオススメです!
一つ6.9ドルという高級プリンですが、大切な人への手土産や自分へのご褒美としてぜひいただきたいプリンです。
お得なハッピーアワーやランチ、週末限定ブランチも
さらに、So Franceではハッピーアワーを週末も含めて毎日開催!ビールをパイント1杯11ドル、グラスワインを1杯9ドルでお楽しみいただけます。
また今回筆者がいただいたのはディナーでしたが、平日ランチでは2コース28ドル、3コース32ドルと、よりお得な価格設定に。
他にも、週末限定のブランチ(午後5時まで)では、人気のクレープやガレットもいだたけるそう。朝・昼・夜および平日・週末で違う顔を見せるフレンチビストロ・So France、思わずリピートしたくなっちゃいますね。
*各メニューの詳細はこちら
シンガポール在住の日本人のみなさまへメッセージ
最後に、LoicさんよりSingalifeの読者のみなさまに向けてメッセージをいただきました!
お料理はもちろん、内装や食材の一つ一つにも匠の技が光るSo Franceのフレンチで、ぜひシンガポールにいながらにしてパリ気分に浸ってみてはいかがでしょうか?
<お店情報>
住所:7 Fraser Street Duo Galleria #01-51/56 Bugis MRT, Singapore 189356
最寄り駅:ブギス駅
電話番号:6909-6449
営業時間:月〜金:8:00-21:00、土日:9:00-21:00(※金・土曜日は22時まで営業)
定休日:なし
Web:http://www.so-france.sg
この記事を書いた人
SingaLife編集部
シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!