自然の水辺を再現 シンガポールのガーデンズ・バイ・ザ・ベイに新エリアオープン

※写真はイメージです

シンガポールのマリーナ・ベイの巨大植物園、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ内に11月12日、自然の水辺を再現した新エリア“キングフィッシャー・ウェットランズ”がオープンしました。

同エリアは、園内のフードコート“サテー・バイ・ザ・ベイ”の隣りに位置。建設期間は6カ月にわたり、広さはサッカー場約2面分に相当する1万5,000m 2超に及びます。

建設に際しては、しょうゆメーカー、キッコーマンから50万Sドルの寄付が寄せられたとのことです。

エリア内にある湖“キングフィッシャー・レイク”と池“ロータス・ポンド”は、これまで分かれていましたが、2本の小川が作られたことにより、結ばれました。

水が小川と滝を通じて、これらの湖と池の間を循環する仕組みが採用されており、水中の酸素が増え、水質が向上するよう設計されています。

さらに、遊歩道や野生生物の観賞エリアも設けられ、絶滅の危機に瀕しているマングローブの植物など園内の動植物を来園者が観察することが可能です。

また、エリア内の湿地は、持続可能性の実現に向けた国の取り組みを支援するうえで、水中・海中の生態系が二酸化炭素を回収・貯留するブルーカーボン・ソリューションの生きた実験場としての活用も期待されています。

“キングフィッシャー・ウェットランズ”のオープンにあたり、キッコーマン関係者は、水が自社のしょうゆ生産事業にとって大切であるとともに、園内の湖がシンガポール国内の野生生物の生息地に清浄な水を供給する給水源となっていることに言及。

今回の寄付の理由について、「シンガポールの貴重な水資源の保護を支援するためだ」と説明しています。

人工公園ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの一角に設けられた“キングフィッシャー・ウェットランズ”。都市化が進んだシンガポールで、来園者が自然の豊かさを感じられるコーナーになりそうです。



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SingaLife編集部