日系ならではの安心感!ヤマトの海外引越サービスを編集部が体験
シンガポールに住んでいる日本人のなかでも、駐在員などいずれ日本に帰国する方は多いですよね。帰国する時に避けられないのが引越作業ですが、国内引越と比べて海外引越は少し不安という方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、実際に日本に本帰国することになった編集部がYAMATOの海外引越サービスを利用しましたので、その体験をレポートしたいと思います!
編集部の家族構成は夫婦・1歳の子供の3人家族。1ベッドルーム・1バスルームのコンドミニアムに住んでいます。
1. 打ち合わせ
まず最初のステップとして、YAMATOとオンラインで打ち合わせを行います。打ち合わせでは、主に以下の内容についてYAMATOに伝えました。
1. 現在の住所 2. 電話番号 3. 引越し予定日 4. 帰国予定日 5. 行き先都道府県または国名(都市名) 6. 赴任形態(単身 / 帯同) 7. 支払方法 (会社 or 個人) 8. 会社負担の場合の規定 9. 見積もり希望日(平日9-16時、土曜日9-11時半の間で、第1-第3希望日を提示)※注) 10. 日本でのトランクルーム並びに国内引っ越しの有無 |
※)土曜日は非常に込み合う為、お問い合わせの段階で埋まっていることもあるとのことです。
尚、引越のプランについて聞いてみたところ、基本的には今回私が利用した「海外引っ越しらくらくパック」のみですが、もう1つ、「単身パック」というプランがあり、ウェブサイトから申込が可能とのことでした。その場合は自分で梱包し、荷物量は段ボール10~20箱以内だそうです。
海外引越しらくらくパックの詳細はこちら
単身パックの詳細はこちら
2. 下見
次のステップは下見です。下見も打ち合わせと同様に、日本人の方が担当してくださいます。私は実際に下見に来てもらいましたが、今はコロナ禍ということもあり、LINEやWhatsAppを利用したバーチャル下見も可能とのことでした。その場合は、アプリのテレビ電話を使い、ルームツアーのような形で部屋を見せて、見積もりを出していただくことになります。
私が住んでいた部屋は家具なし物件で、シンガポールで購入した家具としてはダイニングテーブルとパソコンデスク、大きい食器棚、小さい棚、本棚、靴箱、テレビ台、ベビーベッドがありました。そのため、諸々の荷物に加えてこれらの家具も日本に送ってもらうという形で見積もりを出してもらいました。結果、約4000Sドルとなりましたが、3〜4月の繁忙期だと5000Sドルくらいになるかもということでしたので、やはり時期によって値段が変動するようです。
また、下見の際には、家にある調味料や食料品についても、日本に送れるものと送れないものをテキパキと仕分けしてくださいました。開封済のものが送れないのはなんとなく分かっていたのですが、未開封のものでも、魚の缶詰や小麦粉、種を含むハーブなど、意外と送れないものがありました。
友人からお土産でいただいたものもあったので、しまった!と思いましたね。でも、送れないものが事前に分かることで、これは引越前に使い切ろうとか、誰かに譲ろうという準備ができるので良かったです。このような感じで下見と見積もりをしていただき、書類やスケジュールの確認をして終了するまで大体1時間くらいでした。
下見を終えて良かったと感じた点は、まずは手際の良さです。担当者の方がチェックリストを持ちながら部屋を見て回り、その後大体15分程で的確な見積もりを出してくれたのですが、その早さに驚きました。
また、駐在員の方だと会社が引越費用を負担してくれるケースが多いと思いますが、私の家族は現地採用なので費用は自己負担しなければなりませんでした。そのため、正直なところ費用は気になる点ではあったのですが、YAMATOは私がその旨を伝える前に、「引越費用は会社から出るんですか?」と聞いてくださったんです。
自己負担であることを伝えると、引越費用は荷物の重さではなく大きさで決まることを教えてくださり、なるべく荷物がコンパクトに収まるように梱包していきましょうとアドバイスをくださいました。費用を自己負担する立場としては非常に助かりましたし、顧客の立場になって色々考えてくださるYAMATOの気配りは流石だと感じました。
3. 梱包
見積もりを出していただいてから実際に注文をし、後日、最後のステップとなる梱包の日がやってきました。梱包作業には下見をしてくださった日本人スタッフ1人とローカルスタッフ2人が来てくださいました。
第一印象として感じたのは、ローカルスタッフの方々の清潔感です。YAMATOのローカルスタッフの方々は綺麗な制服をキチンと着ていて靴下も清潔で、とても好印象でした。
実際の梱包の進め方ですが、私と日本人スタッフの方の2人で日本に送るものと送らないものをシールを使って仕分けしていきました。「送る(GO)」シールを貼ったものからすぐにローカルスタッフの方々が梱包を進めていくので、非常にスムーズです。
今はコロナの影響で帰国前にPCR検査をやらねばならなかったり、通常よりもやることが多く、この時期はとても忙しいのですが、こちらのスケジュールを伝えると、引越の作業が私の予定に支障をきたさないよう配慮してくださって。シンガポールに住んでいるとローカルの人の時間に対するルーズさを感じる時もありましたが、しっかり時間を守ってくれるところはさすが日系だなと思いました。
梱包にあたっての良かった点はまず丁寧なことです。洋服やスーツなどはシワにならないように梱包してくださいますし、それぞれの作業が丁寧なのは勿論なのですが、例えば着物や雛人形などの日本の伝統用品など、特に扱いに気をつけて欲しいものへの配慮も素晴らしかったです。
日本の文化を知らないがために、着物はただの服、雛人形はただのおもちゃの人形とローカルの人に思われてしまうこともありますが、日本人スタッフの方がローカルスタッフの方に「これは着物といって日本人にとって大事な伝統のものになるからしっかり梱包してね」と伝えてくださるので、ローカルスタッフの方もしっかりそれを理解し、丁寧に梱包してくださるんです。
また、ダンボールに記される丁寧に扱うための注意書きも、日本語と英語の両方で書いてあり、シンガポールから出荷の際も、日本に入荷して配送の際もどちらでも丁寧に扱ってもらえるので安心感が高まりました。
食器類の梱包は、とにかく速くてついつい見入ってしまいました。素人目に見ると一見ぐちゃぐちゃな梱包に見えたりもしたのですが、それが食器を守るクッションになる包み方と説明してくださいました。私がお願いして、試しに梱包済のワイングラスを投げてもらったのですが、全く割れていなくて驚きました。
また、テーブルなど解体が必要なものもしっかり解体してくださいますし、日本で受け取る時には、日本のスタッフが組み立てまでやってくださるので日本ですぐ生活を始められるのがいいですね。大きい家具は既存サイズのダンボールには入りませんが、ダンボールを切り貼りして変形し、どんな形のものでもちゃんと梱包してくれるので安心でした。
他にも、バッグなど、大事なものであることを伝えると丁寧に梱包してくださいました。荷物は送ってから日本での受け取りまで1ヶ月くらいかかるのですが、その間にカビが生えてしまわないように乾燥剤で対策してくれる気配りもありがたかったです。9時ごろから開始した梱包作業はスムーズに進み、14時ごろには積み込みまでが完了しました。
4. 今後引越をする方へのアドバイス
最後に、YAMATOから今後引越をする方へスケジュールのアドバイスをいただきました。引越が決まった際には是非参考にしてみてください。
下見について: 繁忙期である3〜4月のお引越を除き、1か月前にご連絡いただければ幸いです。ただし込み具合が流動的なため、確約ではなくあくまで目安にしてください。繁忙期のお引越は2-3か月前にはご連絡いただけると幸いです。 |
スケジュールについて: お見積りの後2-3日でお見積り書を提出します(日本以外の国向けだとプラス2-3日かかることもあります)。決定後スケジュール確保と、コンドミニアムへの空き状況確認を行います。お引っ越し日までにお荷物の仕分けや、自身で梱包されたいお荷物を梱包いただきつつ、ご不明な点などがございましたら、下見の担当者へご連絡ください。 |
本帰国が急に決まった場合について: タイトなスケジュールですと、スタッフを増員しないといけない為、金額に影響が出ます。またコンドミニアムによっては、1日当たりの引越し作業の件数制限があるケースもあるので、お客様へ必ずコンドミニアムの空き状況を事前に確認していただく必要があります。ご了承ください。 |
5. きめ細かいサービスに大満足!YAMATOの海外引越サービス
我が家は共働きで夫婦共に忙しく、バタバタしたなかでの本帰国となりましたが、YAMATOはそんな忙しい私たちの状況を理解してくださっていました。打ち合わせ、下見、梱包の3つのステップそれぞれに無駄がなく、きめ細やかなサービスを提供してくださり、とても満足しています。
また、日本人スタッフの方がローカルスタッフの方にもきちんとこちらの意志を伝えてくれるので、認識の相違もなく、総じて安心感がありました。本帰国を予定されている方は、是非YAMATOを利用してみてくださいね!
この記事を書いた人
SingaLife編集部
シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!