シンガポールの中心地!マリーナベイエリアの必見スポット7選

マーライオンやマリーナベイ・サンズ、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ…「シンガポールといえば!」のランドマークが集中するマリーナベイエリア。シンガポール在住者にとっても出張者や観光客にとっても絶対に外せない場所なのではないでしょうか。

この記事では、そんなシンガポールの中心地・マリーナベイエリアで絶対に行っておきたい7つのスポットをご紹介します。




マリーナベイエリアの概要

シンガポールのビジネスおよび観光の中心地であるマリーナベイエリアは、1970年代に始まった土地再開発事業により、変貌を遂げてきました。

このエリアの再開発が始まった背景には、シンガポールの水源事情が関連しているとのこと。水資源を輸入に頼ってきたシンガポールが、海水を淡水化しマリーナベイ一帯を貯水湾とする一大プロジェクトが始まったのをきっかけに、2010年代のマリーナ・ベイ・サンズやガーデンズ・バイ・ザ・ベイの創業につながっていきました。

近代的なオフィスビルやホテル、商業施設が立ち並び、景色も美しいマリーナベイエリアはシンガポールの中心地として象徴的な場所となっています。


マリーナベイエリアへのアクセス

シンガポールの中心地ということもあり、マリーナベエリアにアクセスする方法はたくさんあります。

まず電車(MRT)ではNorth South線のRaffles Place駅から徒歩10分のところにマーライオン・パークがあります。

またDowntown線のBayfront駅からはマリーナベイ・サンズが直結しており、アートサイエンスミュージアムもすぐ近く、さらに5分ほど歩くとガーデンズ・バイ・ザ・ベイに到着します。また観覧車・シンガポールフライヤーもBayfront駅から徒歩10分ほどで着きますが、バス停「Aft S’pore Flyer」は観覧車のほど近くに到着するので便利です。


マリーナベイエリアの観光スポット7選

ここからは、シンガポールのマリーナベイエリアで絶対に訪れたい7つのスポットを順にご紹介します。

マーライオン

シンガポールの象徴でもあるマーライオン。マー(Mer)はフランス語で「海」を意味し、上半身がライオン、下半身は魚の像です。ライオンの町という意味のSingapuraと名付けられたシンガポールの伝承をもとに、1972年に今のエスプラネード近くのシンガポール川の河口にはじめてのマーライオンが設置されました。

現在のマーライオンは2002年に新設され、口から水を吐き出す今の姿になりました。観光客のみならずシンガポール住民にも人気のマーライオンは、コロナ禍においても週末は人でにぎわいを見せています。

青い空と白亜のマーライオンのコントラストが美しい昼の姿はもちろん、夜にライトアップされたマーライオンもマリーナベイの夜景が相まって息を飲むほどうつくしいもの。年末年始はプロジェクションマッピングが映し出されたりなど、たくさんの魅力を持つマーライオンは繰り返し訪れたくなるマストスポットです。

Merlion Park(マーライオン・パーク)
住所:1 Fullerton Rd, Singapore S049213
最寄り駅:Raffles Place駅(徒歩10分)
電話番号:6736 6622



マリーナベイ・サンズ

マーライオンと並ぶシンガポールのランドマークであるマリーナベイ・サンズ。近未来的なデザインが印象的なこの建築は、イスラエル出身の建築家モシェ・サフディ氏による設計で、55階の高さまで積み重ねたトランプのカードがモチーフになっているそう。

3つのタワーはホテルとなっており、屋上には後述するインフィニティプールやスカイパーク、レストラン・バーがあります

ホテルタワーのすぐ側にはショッピングモールのザ・ショップスがあり、世界的に有名なラグジュアリーブランドからストリートファッション、レストランやカフェ、さらにはシンガポールのローカル料理が集まるフードコートなど幅広いショッピングや食事を楽しむことができます。

コロナ禍で長らく休止していたスペクトラがついに再開!ショーは毎日午後8時、9時に開催しており、金・土は追加で午後10時の回も開催されます。事前予約などは必要なく、もちろん鑑賞は無料です。

※コロナ禍以前の様子


Marina Bay Sands(マリーナベイ・サンズ)
住所:10 Bayfront Avenue, S018956
最寄り駅:Bayfront駅
営業時間:施設・店舗により異なる
電話番号:6688 8888
WEBサイト



インフィニティプールとスカイパーク

マリーナベイ・サンズの代名詞とも言えるのが、地上57階の屋上からシンガポールの輝く街並みを一望できる世界最大のインフィニティプールです。さわやかな青空の元で入るデイタイムのプールももちろん気持ちがいいですが、夜にプールから眺めるシンガポールの夜景もこの上ないほど美しく、シンガポールにいる間にぜひ訪れたい場所です。

インフィニティプールは、マリーナベイ・サンズのホテル宿泊の際に限り入ることが可能です。

マリーナベイ・サンズでの宿泊の予定はないけど屋上に登りたい!という方にはスカイパークがおすすめです。チケットの購入は必要ですが、ホテルに宿泊せずとも地上57階で、マリーナベイやシンガポールの美しい街並みを一望できます。

チケット料金は下記の通りです。

一般シンガポール居住者
(3月31日まで)
サンズリワード・ライフスタイル会員
大人S$26S$18S$16
65歳以上のシニアS$22S$14S$12
子ども(2〜12歳)S$20S$14S$12

営業時間:毎日11:00〜21:00(祝日を除く水・木 18:00〜19:30はクローズ)
※最終チケット販売は20:30まで
※料金は変動するため、最新のチケット価格はこちらを確認



マリーナベイ・サンズ カジノ

マリーナベイ・サンズのカジノは総フロア4階、15,000平方メートルを超える広いゲームスペースを誇るカジノです。

世界最大のスワロフスキークリスタルのシャンデリアが光り輝くカジノは豪華絢爛な内装で、600を超えるテーブルゲームと1,500以上のスロットがセッティングされています。

マリーナベイ・サンズ カジノは4階構成になっており、下層階は少額でも楽しめるゲームがあります。一例を挙げると、テーブルゲーム(ブラックジャック、ポーカーなど)は最低賭け金がS$25〜始めることができます。

初心者にも優しいと言われるマリーナベイ・サンズのカジノは、駅直結のショッピングモールの下というアクセスの良さも相まって、カジノデビューの場所としても楽しめるかもしれません。

Marina Bay Sands Casino(マリーナベイ・サンズ カジノ)
住所:10 Bayfront Avenue, S018956
最寄り駅:Bayfront駅
営業時間:毎日24時間
WEBサイト



アートサイエンス・ミュージアム

アートサイエンス・ミュージアムは、マリーナベイ・サンズのすぐ側にある蓮の花をイメージして作られた建築物が印象的な博物館です。日本のクリエイティブグループであるチームラボがデザインした常設展「FUTURE WORLD」をはじめ、さまざまな期間限定の企画展が展示されています。

FUTURE WORLDにはキラキラとした光とデジタルでフォトジェニックな写真を撮影できるたくさんのゾーンや、子どもが喜ぶようなデジタルの仕掛けを駆使した体験型のコーナーなど、大人から子どもまでみんなが楽しめる企画が満載です。

※子どもたちが書いた海の生き物の絵。その場で描いて備えつけの機械に入れるとこのようにデジタルの海の世界に自分の絵が登場します!


Art Science Museum(アートサイエンスミュージアム)
住所:6 Bayfront Ave, S018974
最寄り駅:Bayfront駅
営業時間:10:00-19:00(最終入場は18:00)
定休日:無
電話番号:6688 8888
WEBサイト



シンガポール・フライヤー

シンガポール・フライヤーは世界最大級の観覧車で、その大きさは直径150m、最高到達地点は165m(42階建てのビルに相当する)、ロンドンのシンボルであるロンドン・アイより約30m高いです。時速は0.76kmで、 1周の所要時間は約30分です。

ゴンドラは全面ガラス張りになっており、シンガポールの街を360度見渡すことができるだけでなく、天気がよければマレーシアやインドネシアまで一望できます。時間帯によって全く違った表情を見せてくれるので、一度シンガポール・フライヤーに乗ったことがある場合でも、別の時間帯で再び景色を楽しむことができます。

チケット料金は下記の通りです。

 料金
大人S$33
子ども(3〜12歳、3歳以下は無料)S$21
シニア(60歳以上)S$24



Singapore Flyer(シンガポール・フライヤー)
住所:30 Raffles Avenue, S039803
最寄り駅:Promenade駅(出口Aから出て徒歩10分)
営業日:木〜日、祝日 15:00から22:00(最終入場は21:30)
定休日:月〜水曜日
*現在シンガポール・フライヤーは、無期限(再開日未定)で運休しております
電話番号:6333 3311
WEBサイト



ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイは、2012年にマリーナエリアにて誕生した超巨大植物園です。マリーナベイサンズの東側に位置する広大な敷地には、巨大なスーパーツリーと2つの近代的なガラスドームがあります。

2つのドーム施設はそれぞれ、人工の滝が荘厳さを感じさせるクラウドフォレスト、もうひとつは世界の美しい花々が咲き乱れ、クリスマスや桜など季節ごとのイベントもよく開催されるフラワードームです。どちらも空調がよく効いていて、外との気温差もあいまって寒く感じるので上着を持っていくことをおすすめします。

そしてガーデンズ・バイ・ザ・ベイのアイコンとも言えるのが、巨大なスーパーツリー。最も高いツリーは高さ50mにもなります!

スーパーツリーは下から見上げるのも美しいですが、ツリーをつないだ歩道をまるで空中散歩かのように歩けるOCBCスカイウェイに登ってみるのもおすすめです。またガーデンズ・バイ・ザ・ベイに訪れたならば、夜19:45と20:45に2回行われる光と音のショー「ガーデン・ラプソディー」も必見です。

園内を散策するだけなら無料ですが、2つのドーム施設であるクラウド・フォレストよびフラワードームへの入場やスーパーツリーの空中散歩(OCBCスカイウェイ)は、別途料金がかかります。

シンガポール居住者のチケット料金は下記の通りです。

 クラウド・フォレストフラワードームOCBCスカイウェイ
大人S$12S$12S$8
子ども(3〜12歳)S$8S$8S$5

※セットのバンドルチケットもあり

またシンガポール非居住者のチケット料金は下記の通りです。

 クラウド・フォレストフラワードームOCBCスカイウェイ
大人S$20S$20S$8
子ども(3〜12歳)S$12S$12S$5

※セットのバンドルチケットもあり



※2020年のクリスマスのイルミネーションの様子


クリスマスや旧正月、中秋月など季節によってさまざまなイルミネーションやイベントが行われるのもガーデンズバイザベイの魅力。シンガポール在住者では年パスを買うほどのリピーターも多くいる人気スポットです。


Gardens By The Bay(ガーデンズバイザベイ)
住所:18 Marina Gardens Drive, S018953
最寄り駅:Bayfront駅
営業時間:施設により異なる
電話番号:6420 6848
WEBサイト



魅力あふれるシンガポールのマリーナベイエリア

以上、シンガポールの魅力がつまったマリーナベイエリアの必見スポットについて紹介しました。何度訪れても美しく、訪れるたびに思わず写真に収めたくなってしまうマリーナベイエリア。

週末の家族のお出かけや、ふらっとお散歩などの際はぜひマリーナエリアでシンガポールの魅力を再発見してみてください!

●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。





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この記事を書いた人

SingaLife編集部

シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!

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