違法薬物初体験の平均年齢15.9歳 精神衛生研究所の国内調査で明らかに

シンガポールの精神衛生研究所が2021年4月~2022年7月に実施した違法薬物使用の蔓延度に関する初の調査にて、シンガポール国民と永住者がドラッグを使い始めた年齢の中央値は15.9歳だったことが分かった。

15~65歳のシンガポール市民・永住者6509人が参加した本調査の結果が3日に開催された中央麻薬捜査局(CNB)のワークプランセミナーで公表された。セミナーの主賓を務めたテオ・チーヒン副首相兼国防調整相は薬物乱用者の41.8%が18歳未満でドラッグに手を染めたと述べた他、本調査を通して、シンガポール住民の0.7%が過去1年以内に違法薬物を使ったとする推測値が示されたと話した。

また、回答者の74.4%がドラッグに手を出さない第一の理由に「法的影響」を挙げたことや、最も多く乱用されるドラッグが大麻、エクスタシーとメタンフェタミン(覚せい剤の一種)であることも明らかになった。


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この記事を書いた人

SingaLife編集部

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