開幕から9戦8勝!リーグ単独首位を走るアルビレックス新潟シンガポール -Vol.3-

直近の7年で5度のリーグ優勝を誇るアルビレックス新潟シンガポール(アルビS)。リーグから課せられている年齢制限によって毎年編成を変えながらもしっかりと結果を残し、リーグの強豪としての地位を確立しています。

今回はリーグの紹介とともに吉永一明監督にお話を伺いました。


シンガポールプレミアリーグとは

シンガポールのローカルチーム7チームに加え、海外チームとしてアルビレックス新潟シンガポール(日本)とブルネイDPMM(ブルネイ)の合計9チームで優勝を争います。アルビSは昨年のチャンピオンとして今年のリーグ戦に挑みます

2023シーズンは2月に開幕し、8月に終了予定。9月からはカップ戦が行われます。


リーグから課せられた年齢制限

2017年、18年と圧倒的な強さを誇ったアルビSは、現在チームを率いる吉永監督のもとで2年連続、国内タイトルを総ナメしローカルチームを圧倒しました。そこでチーム間の戦力の均衡を図りよりリーグを活性化させるために、アルビSにのみ年齢制限が設けられることになりました。

その結果、日本人はオーバーエイジ枠の1人を除いて全員が23歳以下でなければならなくなり、大卒の選手は当クラブに1年しか所属することができないことから、文字通り「キャリアをかけた勝負の1年」としてシンガポールでの挑戦を行うことになります。


トップチームの吉永監督へインタビュー

 

今シーズンの素晴らしい結果について

今シーズン、リーグ開幕から9試合を終えて8勝1敗(*5月20日現在)と素晴らしいスタートを切れていると思いますがその要因は何だと思いますか?

1敗をしてしまっているのでうまくいっているとは個人的には言えませんが、アルビレックスの目指すスタイルに適応する可能性の高い選手たちをクラブがピックアップして獲得してくれた事、そしてプレシーズンに全員が揃ってトレーニングする環境を作ってくれました。その環境があって、若い選手たちの野心と素晴らしい努力による結果だと思います。


ローカル選手と日本人選手について

ローカル選手と日本人選手はうまくコミュニケーションが取れていると思いますか?また、オーバーエイジの元日本代表・李忠成選手に期待することはなんですか?

今年はチーム全体としてピッチ内で要求し合う姿が見られています。簡単な英語を使って、また通訳を通して必要な事は伝え合おうとしています。李忠成選手には、彼の経験のすべてを若い選手たちに伝えてもらいたいです。実際ピッチ内外で彼が伝えようとする姿を見て若い選手たちは大きな学びを得ていると感じています。


今後続くシーズンでの抱負

今後続くシーズンでの抱負と、選手たちに期待することはどんなことでしょうか?

満足する事なく毎試合ベストゲームができるようにチームとしても選手個人としても準備して成長をし続ける事を期待します。数名の選手たちには2018シーズンに達成した、17連勝の話をしました。当時以上のインパクトを残してくれる事を期待しています。

皆さんのご声援が選手たちの力になります。
ぜひ一度スタジアムに足を運んでいただき、私たちのサッカーを見ていただきたいです。
ご声援よろしくお願いいたします。

 

監督情報

吉永一明監督

2017・18シーズン、2年連続で国内全冠優勝を果たしたのち、4シーズンぶりに指揮を取った2022シーズンでクラブを2年ぶり5度目のリーグチャンピオンに導く。
今シーズンリーグ開幕から9試合を終えて8勝1敗(*5月20日現在)と好調なスタートを見せる。

●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。


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この記事を書いた人

SingaLife編集部

シンガポール在住の日本人をはじめ、シンガポールに興味がある日本在住の方々に向けて、シンガポールのニュースやビジネス情報をはじめとする現地の最新情報をお届けします!

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